地元の八幡中学校で「地域と連携した防災訓練」が行われました。
3.11の東日本大震災以来、毎年6.11に市内の小中学校で防災訓練が行われているのですが、八幡中は、今年初めて地域住民の参加のもと、様々な訓練プログラムを展開しました。
第一部は、校庭に避難してきた生徒たちが地域の皆さんと救助訓練を見学。
消防団市原支団・自衛隊・八幡消防署の連携プレーで、倒壊家屋から被災者が救助される場面です。
第二部は、千葉県立市原八幡高校の川上悟先生による講演。
「君たちは、もう助けられる側ではない。避難所では、君たちが率先して運営を手助けしなければならないんだよ」と生徒たちに語かける川上先生。
そして第三部は学年ごとに分かれ、一年生は応急処置や心肺蘇生法、二年生は「クロスロード」、三年生は「HUG」を、それぞれ体験しました。
「クロスロード」とは、防災ゲームの一種です。
まさに「人生の分かれ道」に遭遇したとき、自分がとっさにどう判断し行動するかを考え話し合うことで、災害時の対応を学ぶものです。
例えば、
「部活中に大地震が起こった。20分後に大津波が到達する。ところが、友人の一人が見当たらない。さて、あなたは友達を探しに行くか?急いで避難するか?」
こんな究極のシチュエーションのお題が出され、生徒たちがそれぞれYES・NOとその理由を考える、という具合です。
それから「HUG」は、静岡県が開発した避難所運営の防災ゲームです。
避難者それぞれの年齢や性別、事情などが書かれたカードを、避難所の平面図に配置し、部屋割り、仮設トイレの位置などの対応を考えていきます。
HUGとは、H(hinanzyo避難所)、U(unei運営)、G(gameゲーム)の頭文字と英語の「抱きしめる」を掛け合わせた意味だそうです(^.^)。
こちらの写真は、武道場で行われた一年生の>応急処置や心肺蘇生法の体験の様子。
実に盛りだくさんの防災訓練でした。生徒たちも先生方も、初めての体験ばかりだったのではないでしょうか。自衛隊はじめ消防局や消防団の皆さんが学校に集合し、半日もの間協力してくださったのも、画期的なことだそうです。
大震災を教訓に、市内の防災訓練の在り方も徐々にですが変化してきているようです。
大災害発生直後は、公的機関はほぼ無力になります。
だからこそ、身近な避難所となる学校を中心に、子どもも大人も一緒に体験し考える今日のような機会は、とても大事だと思いました。
3.11の東日本大震災以来、毎年6.11に市内の小中学校で防災訓練が行われているのですが、八幡中は、今年初めて地域住民の参加のもと、様々な訓練プログラムを展開しました。
第一部は、校庭に避難してきた生徒たちが地域の皆さんと救助訓練を見学。
消防団市原支団・自衛隊・八幡消防署の連携プレーで、倒壊家屋から被災者が救助される場面です。
第二部は、千葉県立市原八幡高校の川上悟先生による講演。
「君たちは、もう助けられる側ではない。避難所では、君たちが率先して運営を手助けしなければならないんだよ」と生徒たちに語かける川上先生。
そして第三部は学年ごとに分かれ、一年生は応急処置や心肺蘇生法、二年生は「クロスロード」、三年生は「HUG」を、それぞれ体験しました。
「クロスロード」とは、防災ゲームの一種です。
まさに「人生の分かれ道」に遭遇したとき、自分がとっさにどう判断し行動するかを考え話し合うことで、災害時の対応を学ぶものです。
例えば、
「部活中に大地震が起こった。20分後に大津波が到達する。ところが、友人の一人が見当たらない。さて、あなたは友達を探しに行くか?急いで避難するか?」
こんな究極のシチュエーションのお題が出され、生徒たちがそれぞれYES・NOとその理由を考える、という具合です。
それから「HUG」は、静岡県が開発した避難所運営の防災ゲームです。
避難者それぞれの年齢や性別、事情などが書かれたカードを、避難所の平面図に配置し、部屋割り、仮設トイレの位置などの対応を考えていきます。
HUGとは、H(hinanzyo避難所)、U(unei運営)、G(gameゲーム)の頭文字と英語の「抱きしめる」を掛け合わせた意味だそうです(^.^)。
こちらの写真は、武道場で行われた一年生の>応急処置や心肺蘇生法の体験の様子。
実に盛りだくさんの防災訓練でした。生徒たちも先生方も、初めての体験ばかりだったのではないでしょうか。自衛隊はじめ消防局や消防団の皆さんが学校に集合し、半日もの間協力してくださったのも、画期的なことだそうです。
大震災を教訓に、市内の防災訓練の在り方も徐々にですが変化してきているようです。
大災害発生直後は、公的機関はほぼ無力になります。
だからこそ、身近な避難所となる学校を中心に、子どもも大人も一緒に体験し考える今日のような機会は、とても大事だと思いました。