ひきこもりの当事者・家族・支援者による会(かめとうさぎの会)の、月一回の定例会。
今回は市の担当職員も出席して、
今年度から新たに設けられた補助制度について説明をしてもらいました。
どのような補助金かというと、
ひきこもりや不登校など、様々な生きづらさを抱えた当事者や家族のための学習・交流活動や、
普及啓発活動、相談支援などの取り組みに対するもので、
初年度は5万円まで、その後は年間3万円までとなります。
5万・3万で何ができるのか。。少々悩むところではありますが、
ひとまずこうした補助制度が新たに設けられたのは大きな前進です。
まずはこの制度を広く知ってもらって、様々な団体にどんどん使ってもらいたいものです。
こうした福祉的取り組みでいつも問題になるのが、
自分からアンテナを張って情報をキャッチし行動に移せる人は良いが、
それができずに表に見えない人々と、どうしたら繋がることができるのか、
ということ。
それができないから困っている訳で・・・。
それから一口に福祉と言っても、
高齢者・子ども・生活困窮・障がい者などどうしても縦割りになってしまっているので、
その仕組みや個々の意識を変えていくことも必要ですね。
直ぐ解決に繋がらなくても、
こんな風に当事者と職員が膝を交えて話し合う場を重ねることは、とっても大事。
こうした機会はその他の分野でもまだまだ少ないように思います。