今日も、『「広報いちはら」を見て思う』 の第2弾です(笑)
今回は、4面・5面の、「平成25年度予算」について。
市民の皆さんから預かった大事な税金がどのくらいで、それを今年度どのように使うか、というとても大事な情報です。
紙面はカラーで構成もすっきり見やすいですね。特に『家計に例えるとどのくらい?』のコーナーなんか、年収500万円の家庭の家計に置き換えていて、ぐっと身近に感じることができます。
へ~、医療費(生活保護費や各種手当)が毎月10万円近くもかかっているんだ・・・とか、
え、貯金は月々203円ぽっち??・・・なんて。
でも、やっぱり全体的にわかりにくい。独特の用語が難しいんですよね。
「第3セクター等改革推進債の活用」とか、「ネーミングライツの導入」「受益者負担の適正化」「プライマリーバランスの均衡」「経常的財源」「財政調整基金」・・・・・
近頃は、中学生でもわかるように予算概要の表現を工夫したり、市民団体が市民目線の財政白書を作ったりするなど、わがまちの財政状況をいかに住民に知らせるか、という取り組みに力を入れている自治体がどんどん増えてきました。
「税金は少しでも安く」と住民が願うのはいつの時代も同じですが、それでも経済が右肩上がりの時代は、いったん払ってしまえば後の使い道はお上にお任せ、という感覚が、多くの人にあったのではないでしょうか。
ところが、現在のように経済状況が悪化している時代では、行政のお金の使い道に対する住民の眼は、格段に厳しくなりました。また、行政側も、苦しい台所事情を住民に知らせてどうにか理解してもらう必要性が高まってきました。
昨今の、各自治体が財政状況の公開に工夫を凝らす傾向は、そんな社会事情が背景にあるのですね。
市原市は、以前から財政白書を発行するなど前向きに取り組んでいる方なのですが、限られた紙面で誰もがわかるように伝えるって、本当に難しいと思います。
それだけ、自治体財政は複雑ってことなんですね。
ちょうど昨日の話なのですが、
つけっ放しにしていたTVから、
「これからの科学者は、コミュニケーション能力が必要だ」というフレーズが耳に入ってきました。
複雑で専門用語が多い科学の世界でも、専門家に対してだけではなく、一般の人にもわかりやすく伝えることができる能力が求められる時代である、というのです。
あのアインシュタインも、こんなことを述べていたそうですよ(^^)
「物理学の理論を説明するときは、子どもでさえも理解できるように極限まで簡単に。ただし、省略してはいけない」
今回は、4面・5面の、「平成25年度予算」について。
市民の皆さんから預かった大事な税金がどのくらいで、それを今年度どのように使うか、というとても大事な情報です。
紙面はカラーで構成もすっきり見やすいですね。特に『家計に例えるとどのくらい?』のコーナーなんか、年収500万円の家庭の家計に置き換えていて、ぐっと身近に感じることができます。
へ~、医療費(生活保護費や各種手当)が毎月10万円近くもかかっているんだ・・・とか、
え、貯金は月々203円ぽっち??・・・なんて。
でも、やっぱり全体的にわかりにくい。独特の用語が難しいんですよね。
「第3セクター等改革推進債の活用」とか、「ネーミングライツの導入」「受益者負担の適正化」「プライマリーバランスの均衡」「経常的財源」「財政調整基金」・・・・・
近頃は、中学生でもわかるように予算概要の表現を工夫したり、市民団体が市民目線の財政白書を作ったりするなど、わがまちの財政状況をいかに住民に知らせるか、という取り組みに力を入れている自治体がどんどん増えてきました。
「税金は少しでも安く」と住民が願うのはいつの時代も同じですが、それでも経済が右肩上がりの時代は、いったん払ってしまえば後の使い道はお上にお任せ、という感覚が、多くの人にあったのではないでしょうか。
ところが、現在のように経済状況が悪化している時代では、行政のお金の使い道に対する住民の眼は、格段に厳しくなりました。また、行政側も、苦しい台所事情を住民に知らせてどうにか理解してもらう必要性が高まってきました。
昨今の、各自治体が財政状況の公開に工夫を凝らす傾向は、そんな社会事情が背景にあるのですね。
市原市は、以前から財政白書を発行するなど前向きに取り組んでいる方なのですが、限られた紙面で誰もがわかるように伝えるって、本当に難しいと思います。
それだけ、自治体財政は複雑ってことなんですね。
ちょうど昨日の話なのですが、
つけっ放しにしていたTVから、
「これからの科学者は、コミュニケーション能力が必要だ」というフレーズが耳に入ってきました。
複雑で専門用語が多い科学の世界でも、専門家に対してだけではなく、一般の人にもわかりやすく伝えることができる能力が求められる時代である、というのです。
あのアインシュタインも、こんなことを述べていたそうですよ(^^)
「物理学の理論を説明するときは、子どもでさえも理解できるように極限まで簡単に。ただし、省略してはいけない」