アジアリーグアイスホッケーは土曜日苫小牧と高陽で2試合行われています。
▼高陽
HIGH1 1-0 日光アイスバックス
決勝点・・・イ・ヨンジュン 完封・・・井上 光明
MVPP 1.イ・ヨンジュン 2.井上 3.福藤
バックスの韓国遠征6連戦の初戦。
立ち上がりからHigh1のペース。第1ピリオド2分、最初のパワープレーのチャンを生かしてHigh1はFWイ・ヨンジュンのゴールで先制した。その後も圧倒的にHigh1が攻めるが、バックスもGK福藤の好守で追加点を許さない。
第2ピリオド以降はバックスも立て直すが、1点が遠くこの試合も課題の得点力不足に泣く。結局、バックスは序盤の1失点に抑えたものの、今季2度目の完封負けを喫し、連勝も4でストップした。
High1のGK井上は19セーブで嬉しいアジアリーグ初完封。
▼苫小牧
王子イーグルス 3-2 アニャンハルラ
(GWS)
1.ハリントン 2.キム・キソン 3.ラドゥンスキ
双方フィジカルなプレーの応酬で始まった試合は思わぬ形で動き出す。
ハルラのペナルティで、この日2度目のパワープレーのチャンスを得たイーグルスだったが、ハルラは第1ピリオド9分、ブルーラインを割ったパックに対して素早くプレッシャーをかけて奪うと、FWチョ・ミンホからパスを受けたFWキム・ギソンが決めて、ショートハンドゴールで先制する。イーグルスも14分、FW今とFW百目木が中央を突破して残したパックを、最後はFW久慈が叩き込んで同点とする。
第2ピリオドに入ると今度はイーグルスにペナルティが連続して迎えたキルプレー。パックを奪ったFW斎藤哲がそのままハルラ陣内で粘っているうちに、DFハリントンがアタッキングゾーンに進入。ゴールほぼ正面のブルーライン付近からロングシュートを叩き込んでお返しのショートハンドゴールで逆転した。
しかしハルラも第3ピリオドを迎えて、この試合5回目のパワープレーのチャンスに6分、リバウンドをFWラドゥンスキが押し込んで同点に追いつく。
その後もフィジカルな攻防が応酬したが、延長戦まで戦っても決着がつかず、勝負はゲームウイニングショット戦へ。
ここでイーグルスGK春名が、3人をシャットアウトして、イーグルスに勝利をもたらした。