アジアリーグアイスホッケーは、3試合が行われました。
▼苫小牧
王子イーグルス 4-3 日光アイスバックス
決勝点・・・河本 彰人
MVPP 1.河本 2.齋藤 毅 3.内山
バックスのハードなチェックもあって、イーグルスにチャンスを与えないまま迎えた16分過ぎ、バックスはこの日2度目のパワープレーのチャンスを得る。アタッキングゾーンでパスを回すバックスだったが、ブルーラインを割ったパックにいち早く追いついたのは、イーグルスの快足FW百目木。一気に左サイドを駆け上がると、その右を走ってきたFW佐藤にラストパスを送り、見事なショートハンドゴールを挙げて、イーグルスが今日も先制する。
第2ピリオドは一転して点の奪い合い。まず7分、イーグルスDF陣の裏を取ったFW内山が、GKの左肩を抜く鮮やかなシュートでバックスが同点に追いつくと、続けざまにパワープレーのチャンスが到来。10分、味方のシュートが弾かれたところを、再び内山が叩き込んで、バックスが逆転。この後、イーグルスFW佐藤がフェンスに激突して退場するアクシデントがあったものの、13分にイーグルスが、アタッキングゾーン右でのフェイスオフを後ろに引き、DFが中央に流したところをFW斎藤毅がワンタイムでぶち込み、あっという間に同点。ところが14分、再びイーグルスDF陣の裏を取ったバックスが、3人対1人の局面を作り出すと、最後はFW鈴木が押し込んで、再度バックスがリードを奪う。しかし16分、ケガで退場の佐藤に代わって、急きょ第2セットのウイングに起用されたFW河本が、ゴール正面でフリーに。GKとの1対1を落ち着いて決め、試合は再び同点に戻った。
第3ピリオドに入っても激しいチェックの両チーム。バックスが3度のパワープレーを得るが、いずれも得点には至らず。そのバックス3度目のパワープレーが明けた13分、同点ゴールを挙げた河本が、再びGKと1対1。GKと交錯しながらも勝ち越しゴールを挙げた。バックスはノーゴールであると猛抗議したが、判定は覆らず。バックスは終了1分前から6人攻撃を敢行したが不発に終わり、イーグルスが逃げ切った。
▼郡山
東北フリーブレイズ 4-3 アニャンハルラ
(OVT)
決勝点・・・奥山 章文
MVPP 1.奥山 2.キム・サンウク 3.田中
ハルラは新人のFWキム・サンウクを第1セットに上げて兄のFWキム・ギソンと組ませるなど、セットを代えて臨んだ。
しかし連勝を狙うブレイズは、立ち上がりからいきなりパワープレーのチャンスをつかむと、開始49秒でFW田中豪が決めて先制。7分にも、DFジャレットのシュートをFWマルヘレンがゴール前で角度を変えて追加点を挙げた。ハルラは15分にカウンターからFWキム・ウォンジュンが素晴らしいスピードで抜け出して1点を返し、ピリオドを終えた。
第2ピリオドは完全にハルラのペースとなったが、11分にFWキム・グンホのゴールで同点にしただけで、逆転はできなかった。
第3ピリオドは序盤にブレイズに2人多いパワープレーのチャンスが訪れる。ここでブレイズはDFファリヌックのスラップショットで勝ち越し。その後もGK橋本を中心にハルラの攻めを凌いだ。しかし17分、ハルラは相手ミスに乗じて、前日から登場のキム・サンウクがアジアリーグゴールを記録し、土壇場で同点に追いついた。
試合は延長にもつれ込んだが、1分にブレイズはゴール前の混戦からFW奥山が押し込んで勝負を決めた。
ブレイズは5連勝。今季4試合の郡山シリーズを全勝で終えた。
ブレイズGK橋本は34セーブ3失点、田中豪は20試合連続ポイント。ハルラGKオム・ヒョンスンは25セーブ4失点だった。
▼ハルビン
チャイナドラゴン 1-5 日本製紙クレインズ
決勝点・・・伊藤 賢吾
MVPP 1.梁取 2.伊藤 3.ゴールディー
前日に続き、FW西脇、佐藤、小窪で第1FWを組んだクレインズは、第1ピリオドから攻勢をかけ、9分にDF伊藤のパワープレーゴールで先制。
第2ピリオド2分にもFWゴールディーが決めて追加点を挙げて、クレインズが2点差とするが、ドラゴンは5分にFWジャン・ウェイヤンのパワープレーゴールで1点差に迫る。
第2ピリオドは圧倒的に攻めながらも思うように得点できなかったクレインズだが、第3ピリオドに入ると、立ち上がり5分間でFWユール、飯塚、DF梁取のゴールで3点を追加。最後の10分にGKを石川から大嶋に代えて経験を積ませ、そのまま逃げ切った。
クレインズ石川は20セーブ1失点、大嶋は5セーブ無失点。ドラゴンは開幕21連敗。GKアブラモフは47セーブ5失点だった。
MVPポイント争い
1.齋藤 毅 イ F 25
2.久慈 修平 イ F 25
3.バディ・スミス バ F 24
4.飯村 善則 ク F 24
5.ジャレット ブ D 22
6.チョ・ミンホ ハ F 22
7.小原 大輔 ク F 22
8.春名 真仁 イ G 21
9.シャンペイン ブ F 21
10.井上 光明 H G 20
11.福藤 豊 バ G 20
当ブログ独自の試合ごとの活躍度に応じたMVPポイント争いも混戦になっている。齋藤毅と新人・久慈の王子勢が1位と2位も試合数は多く、僅差でバックスのBスミズ、飯村といったチームの得点源が追う。5位のブレイズ、ジャレットは、DFでの初受賞を目指す。GK春名、井上、福藤もビッグゲームでの完封があれば上位をまだまだ狙える。
▼苫小牧
王子イーグルス 4-3 日光アイスバックス
決勝点・・・河本 彰人
MVPP 1.河本 2.齋藤 毅 3.内山
バックスのハードなチェックもあって、イーグルスにチャンスを与えないまま迎えた16分過ぎ、バックスはこの日2度目のパワープレーのチャンスを得る。アタッキングゾーンでパスを回すバックスだったが、ブルーラインを割ったパックにいち早く追いついたのは、イーグルスの快足FW百目木。一気に左サイドを駆け上がると、その右を走ってきたFW佐藤にラストパスを送り、見事なショートハンドゴールを挙げて、イーグルスが今日も先制する。
第2ピリオドは一転して点の奪い合い。まず7分、イーグルスDF陣の裏を取ったFW内山が、GKの左肩を抜く鮮やかなシュートでバックスが同点に追いつくと、続けざまにパワープレーのチャンスが到来。10分、味方のシュートが弾かれたところを、再び内山が叩き込んで、バックスが逆転。この後、イーグルスFW佐藤がフェンスに激突して退場するアクシデントがあったものの、13分にイーグルスが、アタッキングゾーン右でのフェイスオフを後ろに引き、DFが中央に流したところをFW斎藤毅がワンタイムでぶち込み、あっという間に同点。ところが14分、再びイーグルスDF陣の裏を取ったバックスが、3人対1人の局面を作り出すと、最後はFW鈴木が押し込んで、再度バックスがリードを奪う。しかし16分、ケガで退場の佐藤に代わって、急きょ第2セットのウイングに起用されたFW河本が、ゴール正面でフリーに。GKとの1対1を落ち着いて決め、試合は再び同点に戻った。
第3ピリオドに入っても激しいチェックの両チーム。バックスが3度のパワープレーを得るが、いずれも得点には至らず。そのバックス3度目のパワープレーが明けた13分、同点ゴールを挙げた河本が、再びGKと1対1。GKと交錯しながらも勝ち越しゴールを挙げた。バックスはノーゴールであると猛抗議したが、判定は覆らず。バックスは終了1分前から6人攻撃を敢行したが不発に終わり、イーグルスが逃げ切った。
▼郡山
東北フリーブレイズ 4-3 アニャンハルラ
(OVT)
決勝点・・・奥山 章文
MVPP 1.奥山 2.キム・サンウク 3.田中
ハルラは新人のFWキム・サンウクを第1セットに上げて兄のFWキム・ギソンと組ませるなど、セットを代えて臨んだ。
しかし連勝を狙うブレイズは、立ち上がりからいきなりパワープレーのチャンスをつかむと、開始49秒でFW田中豪が決めて先制。7分にも、DFジャレットのシュートをFWマルヘレンがゴール前で角度を変えて追加点を挙げた。ハルラは15分にカウンターからFWキム・ウォンジュンが素晴らしいスピードで抜け出して1点を返し、ピリオドを終えた。
第2ピリオドは完全にハルラのペースとなったが、11分にFWキム・グンホのゴールで同点にしただけで、逆転はできなかった。
第3ピリオドは序盤にブレイズに2人多いパワープレーのチャンスが訪れる。ここでブレイズはDFファリヌックのスラップショットで勝ち越し。その後もGK橋本を中心にハルラの攻めを凌いだ。しかし17分、ハルラは相手ミスに乗じて、前日から登場のキム・サンウクがアジアリーグゴールを記録し、土壇場で同点に追いついた。
試合は延長にもつれ込んだが、1分にブレイズはゴール前の混戦からFW奥山が押し込んで勝負を決めた。
ブレイズは5連勝。今季4試合の郡山シリーズを全勝で終えた。
ブレイズGK橋本は34セーブ3失点、田中豪は20試合連続ポイント。ハルラGKオム・ヒョンスンは25セーブ4失点だった。
▼ハルビン
チャイナドラゴン 1-5 日本製紙クレインズ
決勝点・・・伊藤 賢吾
MVPP 1.梁取 2.伊藤 3.ゴールディー
前日に続き、FW西脇、佐藤、小窪で第1FWを組んだクレインズは、第1ピリオドから攻勢をかけ、9分にDF伊藤のパワープレーゴールで先制。
第2ピリオド2分にもFWゴールディーが決めて追加点を挙げて、クレインズが2点差とするが、ドラゴンは5分にFWジャン・ウェイヤンのパワープレーゴールで1点差に迫る。
第2ピリオドは圧倒的に攻めながらも思うように得点できなかったクレインズだが、第3ピリオドに入ると、立ち上がり5分間でFWユール、飯塚、DF梁取のゴールで3点を追加。最後の10分にGKを石川から大嶋に代えて経験を積ませ、そのまま逃げ切った。
クレインズ石川は20セーブ1失点、大嶋は5セーブ無失点。ドラゴンは開幕21連敗。GKアブラモフは47セーブ5失点だった。

1.齋藤 毅 イ F 25
2.久慈 修平 イ F 25
3.バディ・スミス バ F 24
4.飯村 善則 ク F 24
5.ジャレット ブ D 22
6.チョ・ミンホ ハ F 22
7.小原 大輔 ク F 22
8.春名 真仁 イ G 21
9.シャンペイン ブ F 21
10.井上 光明 H G 20
11.福藤 豊 バ G 20
当ブログ独自の試合ごとの活躍度に応じたMVPポイント争いも混戦になっている。齋藤毅と新人・久慈の王子勢が1位と2位も試合数は多く、僅差でバックスのBスミズ、飯村といったチームの得点源が追う。5位のブレイズ、ジャレットは、DFでの初受賞を目指す。GK春名、井上、福藤もビッグゲームでの完封があれば上位をまだまだ狙える。