アジアリーグアイスホッケーは、土曜・日曜と同じカードで4試合行われました。
▼釧路
日本製紙クレインズ 2-1 王子イーグルス
決勝点・・・西脇 雅仁
MVPP 1.坂上 2.石川 3.百目木
先月の苫小牧シリーズに続いて、今季2回目の北海道ダービー。
両チームともケガ人が出るなどして、万全のセットを組めない状況ながら、互いに早めのチェックを仕掛け合い、攻防が応酬する出だし。しかし第1ピリオド4分、イーグルスのブレイクアウトをカットしたクレインズFW西脇が、即座に叩き込んで、クレインズが先制点を挙げる。その後もお互いに強い当たりを繰り返しながらも、1つのペナルティも無いままに第1ピリオドを終える。
第2ピリオドに入っても、お互いが早めにダンプインする展開が続いたが、11分、イーグルスDFがペナルティを犯すと、そのアドバンテージ中にGKを上げて6人攻撃を仕掛けたクレインズはFW坂上が、ほぼ正面に出たこぼれ弾を叩き込んで2点差とした。直後に今度はクレインズDFがペナルティを犯し、初のキルプレーを迎える。なんとかその2分間は守りきったが、ペナルティが解けてDFが戻ったところでDFが3人の状態となったクレインズ。13分、そのマークがずれたところをイーグルスFW百目木がミドルから叩き込んで、1点差に追いすがる。
第3ピリオドに入っても、ここまでと同様、双方ともに我慢の展開。17分すぎに両チームに1人ずつペナルティを取られて4人対4人の状況。19分からイーグルスはGKを上げて、5人対4人で攻め込もうとしたが、クレインズはこれを阻止して、1点差で逃げ切った。
クレインズGK石川は22セーブ1失点、イーグルスGK春名は20セーブ2失点だった。
日本製紙クレインズ 6-9 王子イーグルス
決勝点・・・齋藤 哲也
MVPP 1.百目木 2.齋藤 毅 3.ユール
前日のロースコアの展開とは裏腹に、点の取り合いとなった。
第1ピリオド3分、クレインズがゴール前で混戦を作ると、最後はFWユールがゴールを挙げて先制点。直後の4分、今度はイーグルスFW久慈がGKの股を抜くゴールで同点に追いつく。一旦試合が落ち着くかと思われたが、13分、クレインズはDF伊藤が正面から豪快なミドルシュートを叩き込んで勝ち越しに成功すると、14分にもDF鬼頭が同じような位置から叩き込んで2点差とした。しかしイーグルスも18分、再び久慈がゴール右から叩き込んで、1点差で第1ピリオドを終える。
第2ピリオドに入ると、イーグルスのゴールラッシュ。5分にFW百目木がポストをかすめるゴールで同点に追いつくと、6分にはゴール裏から回り込んだFW斎藤哲が押し込んで勝ち越し。さらに9分、再び百目木がゴールを挙げて逆にイーグルスが2点リードする。立て続けの失点に、ここでクレインズはタイムアウトを取って気合を入れ直す。17分、キルプレーが明けたクレインズはFW小原が相手DFをかわしてGKと1対1となると、冷静に押し込んで1点差に詰め寄る。
勝敗が懸かる第3ピリオド。ここでもいきなりイーグルスがラッシュをかけ、46秒で百目木がハットトリックとなるゴール。クレインズも1分、FW飯村が決めて再び1点差に戻したが、4分にDF山下、10分にFW齊藤毅と立て続けにイーグルスのゴールを許し、逆に3点差をつけられる。13分にクレインズはFW小窪が返して2点差に戻したが、その後のパワープレーのチャンスを生かせずに時間が過ぎていく。2点差のまま、18分過ぎに6人攻撃を敢行したクレインズだったが、逆にイーグルスFW斎藤毅にエンプティゴールを許して決着。予想外の点の取り合いとなった試合は、9-6でイーグルスが勝利した。
イーグルスGK春名は22セーブ6失点、クレインズGK石川は21セーブ8失点。前回の苫小牧での対戦に引き続き、2回目の北海道ダービーも1勝1敗に終わった。
▼ハルビン
HIGH1 6-0 チャイナドラゴン
決勝点・・・アン・ヒョンミン
MVPP 1.山田 2.ジャクソン 3.キム・ブンジン
10連敗中のHigh1が、21連敗中のドラゴンを迎えての今季初対決。
立ち上がりから流れをつかんだHigh1は第1ピリオド6分にFWアン・ヒョンミンのパワープレーゴールで先制すると、10分にDF山田、第2ピリオド17分にはFW上野の日本人選手が揃ってゴールを挙げるなど、6得点を奪って圧勝した。
High1のGK井上は11セーブ、GKキム・ソンギは5セーブでそれぞれ無失点。山田は1ゴール1アシスト、上野は1ゴール、FW三谷は1アシスト。
この敗戦でプレーオフ進出がなくなったドラゴン。GKアブラモフは8セーブ2失点、GKリウ・ジーウェイは25セーブ4失点だった。
HIGH1 8-3 チャイナドラゴン
決勝点・・・チョイ・ジェシク
MVPP 1.イ・ヨンジュン 2.上野 3.ヤング
High1はDFヤングのゴールで先制したが、ドラゴンも終了間際にFWドゥディクが決めて第1ピリオドを同点で終える。
しかし第2ピリオドに4連続ゴールで突き放したHigh1は、第3ピリオドにもFW上野の追加点などで加点し、連勝した。
High1のGK井上は23セーブ2失点、GKキム・ソンギは3セーブ1失点。FW上野は1ゴール1アシスト、FW三谷1アシスト、DF山田は2アシストを記録。
ドラゴンGKリウ・ジーウェイは44セーブ8失点。
High1は10連敗の後、2連勝。ドラゴンは開幕23連敗となった。
▼釧路
日本製紙クレインズ 2-1 王子イーグルス
決勝点・・・西脇 雅仁
MVPP 1.坂上 2.石川 3.百目木
先月の苫小牧シリーズに続いて、今季2回目の北海道ダービー。
両チームともケガ人が出るなどして、万全のセットを組めない状況ながら、互いに早めのチェックを仕掛け合い、攻防が応酬する出だし。しかし第1ピリオド4分、イーグルスのブレイクアウトをカットしたクレインズFW西脇が、即座に叩き込んで、クレインズが先制点を挙げる。その後もお互いに強い当たりを繰り返しながらも、1つのペナルティも無いままに第1ピリオドを終える。
第2ピリオドに入っても、お互いが早めにダンプインする展開が続いたが、11分、イーグルスDFがペナルティを犯すと、そのアドバンテージ中にGKを上げて6人攻撃を仕掛けたクレインズはFW坂上が、ほぼ正面に出たこぼれ弾を叩き込んで2点差とした。直後に今度はクレインズDFがペナルティを犯し、初のキルプレーを迎える。なんとかその2分間は守りきったが、ペナルティが解けてDFが戻ったところでDFが3人の状態となったクレインズ。13分、そのマークがずれたところをイーグルスFW百目木がミドルから叩き込んで、1点差に追いすがる。
第3ピリオドに入っても、ここまでと同様、双方ともに我慢の展開。17分すぎに両チームに1人ずつペナルティを取られて4人対4人の状況。19分からイーグルスはGKを上げて、5人対4人で攻め込もうとしたが、クレインズはこれを阻止して、1点差で逃げ切った。
クレインズGK石川は22セーブ1失点、イーグルスGK春名は20セーブ2失点だった。
日本製紙クレインズ 6-9 王子イーグルス
決勝点・・・齋藤 哲也
MVPP 1.百目木 2.齋藤 毅 3.ユール
前日のロースコアの展開とは裏腹に、点の取り合いとなった。
第1ピリオド3分、クレインズがゴール前で混戦を作ると、最後はFWユールがゴールを挙げて先制点。直後の4分、今度はイーグルスFW久慈がGKの股を抜くゴールで同点に追いつく。一旦試合が落ち着くかと思われたが、13分、クレインズはDF伊藤が正面から豪快なミドルシュートを叩き込んで勝ち越しに成功すると、14分にもDF鬼頭が同じような位置から叩き込んで2点差とした。しかしイーグルスも18分、再び久慈がゴール右から叩き込んで、1点差で第1ピリオドを終える。
第2ピリオドに入ると、イーグルスのゴールラッシュ。5分にFW百目木がポストをかすめるゴールで同点に追いつくと、6分にはゴール裏から回り込んだFW斎藤哲が押し込んで勝ち越し。さらに9分、再び百目木がゴールを挙げて逆にイーグルスが2点リードする。立て続けの失点に、ここでクレインズはタイムアウトを取って気合を入れ直す。17分、キルプレーが明けたクレインズはFW小原が相手DFをかわしてGKと1対1となると、冷静に押し込んで1点差に詰め寄る。
勝敗が懸かる第3ピリオド。ここでもいきなりイーグルスがラッシュをかけ、46秒で百目木がハットトリックとなるゴール。クレインズも1分、FW飯村が決めて再び1点差に戻したが、4分にDF山下、10分にFW齊藤毅と立て続けにイーグルスのゴールを許し、逆に3点差をつけられる。13分にクレインズはFW小窪が返して2点差に戻したが、その後のパワープレーのチャンスを生かせずに時間が過ぎていく。2点差のまま、18分過ぎに6人攻撃を敢行したクレインズだったが、逆にイーグルスFW斎藤毅にエンプティゴールを許して決着。予想外の点の取り合いとなった試合は、9-6でイーグルスが勝利した。
イーグルスGK春名は22セーブ6失点、クレインズGK石川は21セーブ8失点。前回の苫小牧での対戦に引き続き、2回目の北海道ダービーも1勝1敗に終わった。
▼ハルビン
HIGH1 6-0 チャイナドラゴン
決勝点・・・アン・ヒョンミン
MVPP 1.山田 2.ジャクソン 3.キム・ブンジン
10連敗中のHigh1が、21連敗中のドラゴンを迎えての今季初対決。
立ち上がりから流れをつかんだHigh1は第1ピリオド6分にFWアン・ヒョンミンのパワープレーゴールで先制すると、10分にDF山田、第2ピリオド17分にはFW上野の日本人選手が揃ってゴールを挙げるなど、6得点を奪って圧勝した。
High1のGK井上は11セーブ、GKキム・ソンギは5セーブでそれぞれ無失点。山田は1ゴール1アシスト、上野は1ゴール、FW三谷は1アシスト。
この敗戦でプレーオフ進出がなくなったドラゴン。GKアブラモフは8セーブ2失点、GKリウ・ジーウェイは25セーブ4失点だった。
HIGH1 8-3 チャイナドラゴン
決勝点・・・チョイ・ジェシク
MVPP 1.イ・ヨンジュン 2.上野 3.ヤング
High1はDFヤングのゴールで先制したが、ドラゴンも終了間際にFWドゥディクが決めて第1ピリオドを同点で終える。
しかし第2ピリオドに4連続ゴールで突き放したHigh1は、第3ピリオドにもFW上野の追加点などで加点し、連勝した。
High1のGK井上は23セーブ2失点、GKキム・ソンギは3セーブ1失点。FW上野は1ゴール1アシスト、FW三谷1アシスト、DF山田は2アシストを記録。
ドラゴンGKリウ・ジーウェイは44セーブ8失点。
High1は10連敗の後、2連勝。ドラゴンは開幕23連敗となった。