東京の桜が散った頃、佐渡の桜は満開でした。真野公園の桜も美しかったですが、佐渡一周
45号線の前浜海岸沿いは、海と桜のコントラストに驚きました。そんな春の佐渡では、4月15
日はどこも、春祭りで賑わいます。新保八幡宮の新保祭りもそのひとつです。鬼太鼓が舞い踊
る賑やかなお祭りですが、その隣にある大慶寺では、門前市が開かれ、郷土芸能鑑賞会が催
されます。今回は、猿八座が、山椒太夫鳴子引き親子対面の段を演じました。
4月20日には、新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあにおいて開催されたAMJ(アートミックスジャパン)に出演しました。演目は同じ、山椒太夫でしたが、能舞台という特殊な舞台でしたので、
書き割りを使わない等、演出を工夫しました。また、腰幕の前にできてしまう空白を水色の布で
覆い、佐渡の海を感じてもらおうと考えました。如何だったでしょうか。
猿八座の公演予定は、今のところ、9月までありません。また、近づきましたらお知らせいたします。
なお、真明座の「文弥人形」は、新潟県長岡市の「新潟県立歴史博物館」で、7月7日(日)に上
演が予定されています。
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