言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

日本人は民主主義というものを知りません

2012-03-07 23:13:07 | 言いたいことは何だ

                    武田邦彦 「御用学者の生き証人」 2012.03.03



                    武田邦彦 「御用学者の生き証人」 2012.03.03
 
 
御用学者の生き証人
 
日本は体裁上は「民主主義」ということになっているし、すべての手続きは「民主的」に行われていると考えられています。そもそも、自由民主党という自由と民主を掲げた党が長い間、政権を担い、さらに2年余前にはついに「民主主義」だけを標榜した民主党という政権ができました。
 

もっとも、北朝鮮と一般的に言われる国は「朝鮮民主主義人民共和国」というのがたかし正式名称ですが、国会議員の選挙も主席を決めるのも「人民」がそれほど関与せず、3代にわたって世襲が行われています。
 

北朝鮮は情報が制限されていて、民主的国家ではないと批判する人もいますが、日本も似たような国家になったのではないかとも思います。特に原発関係の情報の操作はかなり露骨でしたし、今でも「1年1ミリなんて、法律にあるの?」などと環境省が言っている始末です。
 

民主党は、「消費税の増税はやらない、沖縄基地は県外に移転する、高速道路料金や高校無料化などの公約」をかざして選挙に圧勝しましたが、公約のほとんどすべてを実施せずに政権の座に着いているのですから、「2009年の総選挙はなかった」と考えた方がよい状態です。
 

主たる公約の他にも尖閣諸島事件では情報を公開しなかったし、原発事故に至っては恐怖政治とでも言える状態が続いています。岩手県の児童の尿の検査では、給食をとっていた児童の方が給食を食べなかった児童よりかなり尿中のセシウムが多かったようです。
 

さらに、アメリカから原発前後の会話記録が大量に公表されても、日本では「事故直後の議事録はとっていなかった」ということになるなど、民主的手続きとはまったく言えない状態が続いています。
 

でも、どうも日本国民は「それでよい。民主主義でなくてもよい」と思っているような感じもするのが残念です。いわゆる有識者やマスコミの論調は「1年1ミリという被曝限度はもともと低すぎた。もっと被曝しても良いのだから、規則を破っても良いし、騒ぐ方が問題だ」ということに終始していますし、政府の言う「助け合う」、「風評被害」などの言葉をそのまま使っています。
 

有識者の方の本当の心の中は推し量れません。これまでレントゲン一つとるのにも警戒させていた医学関係者は福島の児童が1年20ミリ(胸のレントゲン400回分)になっても「適切」という判断をしていますし、従業員の被曝を平均1年1ミリに自主規制していた電力会社関係者も声を上げません。
 

私は実に奇妙な日本になったものだと思いますが、現実にそれを多くの知識人が支持しているというのはどういう理由でしょうか? 選挙公約を破っても問題ない、情報秘匿があっても民主主義だ、国の基本施策(被曝を避ける)は状況によって変えることができる・・・本当に多くの人がそう思っているのでしょうか?
 

・・・・・・・・・
 

日本は「民主主義」ではなく「官僚主義」ではないだろうかと疑います? かつて王様が支配しているように見えて、実は去勢された特殊な人たち「宦官」が宮廷の実験を握り、国を支配していた時代と似ているように感じます。
 

実は私は森首相の時代から原子力関係の専門委員の辞令をずっともらってきました。そして2012年9月14日まで菅首相直々の辞令をいただいています。これまで毎年、少なくとも6回ぐらいは委員会にでて意見を述べていました。
 

でも、2011年3月12日に福島第一原発の事故が起こり、私が政府の対応に批判を始めるから、すでに1年を経とうとしていますが、原子力委員会からはお呼びは来ません。原発があのような状態になったのだから、これまで批判的な発言があった私のような委員を呼んでその意見を聞くのが適当と思いますがお呼びはないのです。
 

実は私が菅首相からいただいた辞令について官僚は、「ああ、あれ。武田さんの辞令は形式的に首相の任命になっているだけで、地位は低いのだからいちいち首相にお伺いを立てることなどしませんよ.事務方で処理するだけです。」と言うでしょう。
 

実は昨年は委員会にまったく呼ばれませんでした。私は「政府を批判したのだから委員会からは呼ばれないのは当然だ」と思っていましたが、これこそは「武田が御用学者ではない証拠」でもあり、「政府を批判すると委員会から呼ばれない」という実例であり、「政府の委員会に出ている人は御用学者だけ」ということの証明でもあるのでしょう。
 

{政府の委員会は官僚の都合の良い人だけが選ばれる}ということになると、これは民主主義とは言えません。民主党の議員も当選したら国民との公約を破り、官僚側についているのですから、「日本人総官僚の下僕」となっているのは明らかです。
 

(平成24年3月3日) 武田邦彦
 
<武田邦彦氏のHPより抜粋・転載> http://takedanet.com/2012/03/post_30dc.html




 
>日本は体裁上は「民主主義」ということになっているし…
 
私は形式民主主義と呼んでいます。因みに形式法治国家でもあります^_^;
社会のあらゆるシーンが形骸化されて本質を失い、形式と幻想が蔓延しています(>_<)
 
 
でも、どうも日本国民は「それでよい。民主主義でなくてもよい」と思っているような感じもするのが
残念です…
 
源泉徴収により納税意識も削がれていますし、元々外圧により与えられた“民主主義”ですから当事
者意識はありません。それに本当の民主主義というものを体験したことが無い訳ですから何ら違和感
はないのです^_^;
 
 
>私は実に奇妙な日本になったものだと思いますが、現実にそれを多くの知識人が支持していると
いうのはどういう理由でしょうか?
 
その知識人とやらがカネと権力で飼い慣らされて骨抜きになり、恐るべき背信と背任の限りを尽くし
ているのです(>_<)
 
 
>これこそは「武田が御用学者ではない証拠」でもあり…
 
御用学者にも色んなレベルがあるのだと思います。小出氏や武田氏はこの国にあっては非常に
秀逸な学者さんかもしれませんが、それでも汚染された食品は大人が食べるべき(小出氏)だとか
プルトニウムは比重が重いから特に気にする必要はない(武田氏)などと主張しています
やはり、庶民感覚からすればエリート学者さんの言うことはどうも理解しきれません(>_<)
 
>実は去勢された特殊な人たち「宦官」が宮廷の実験を握り、国を支配していた時代と似ている…
>「日本人総官僚の下僕」となっているのは明らかです。
 
まさにおっしゃる通りですね(。◕‿◕。)ノ

<連合の罪>  労働者を裏切りった~・

2012-03-07 20:44:14 | 言いたいことは何だ

  「ジャーナリスト同盟」通信




   本澤二郎の「日本の風景」(1004)
 
 <労働貴族の死>

 昨夕、40代のジャーナリストの取材を受けた。最近、東京の1等地の高級マンション自宅で孤独死した、連合のW元会長について聞かれた。彼には現役を退いたというのに秘書が付いていた。世に言う典型的な労働貴族といっていい。労働者の味方と見せかけて、その実、豊富な資金と票で政界の奥深く入り込み、国民からは決して誉められない活躍をしていた、と周囲から見られていとようだ。



<連合の罪>
 小泉―竹中ラインによる労働者の勤務条件改悪にも連合は、事実上加担した。その結果、世の中にはいつでも首を切られる派遣社員がゴマンといる。首切りをして存続している企業ばかりの日本だ。しかし、そのお陰で労働貴族は、比例して贅沢三昧の生活を補償されているらしい。
 腐臭が漂う労働貴族なのである。従って、この手合いを評価したい材料が筆者の手元に無い。それでも「話を聞きたい」と押しかけてきた理由は、以前筆者が「連合の罪と罰」(データハウス)を執筆したからだ。
 若いジャーナリストと1時間30分喫茶店でおしゃべりした。真面目な青年だったので、余計な話もして時間を潰した。彼には正義感があった。嬉しくなって、つい手助けしたくなってしまったのだ。
 幼い子供がいるのだろう。3・11後は放射能を敬遠してマスクをしたが、今はあきらめて止めたといった。空気中のチリに付着した放射性物質を排除などできないと悟ったのだ。そんな無念と怒りを労働貴族取材にぶつけてきたのだから。
<労働者を裏切り>
 戦後の労働運動には革新的な総評が存在、社会党を支持した。他方、経営者と癒着する保守的で反共主義の同盟が民社党を支持した。連合は、主にこの2大労組連合が合体して誕生した。それは総評の同盟化だった。
 革新的な労働者の組合を、自ら進んで解体したのである。それまで労働組合は、社会の底辺での生活を強いられてきた弱者の味方として行動した。日本社会で一定の政治力を、彼らにも与えてきた。社会の安定要素だった。
 総評の同盟化の背後で財閥や官閥、保守的な与党政治家が暗躍したことも重要である。
 労働貴族が公然と跋扈する日本社会では、結果的にさまざまな負の連鎖を持ち込んでしまった。慣れ合いと癒着が健全な労使関係を破壊した。とどのつまり、憲法が保障する労働者の権利に制約を加えることになった。言い換えると、労働者の人権を連合が奪うという、信じがたい環境つくりに手を染めてしまったのだ。
 中曽根バブルがはじけると、多くの労働者は突然解雇され、路頭に迷った。過労死が襲いかかる労働環境が、当たり前のように起きてきた。国際社会では、市民は生きるために街頭に出るのだが、日本の労働者はそれさえも放棄してしまった。
 ギリシャ以上に深刻な日本財政というのに官閥・財閥・政府は、自ら骨を削ろうとしないで、庶民向け大増税に狂奔している。それを、じっと黙認どころか支援する労働組合・連合である。労働貴族に支配される労働者を印象付けている。労働者を裏切っているのである。
<平和運動を止め>
 「連合の罪と罰」を執筆した最大の理由は、人間の幸せの唯一の条件である平和運動を放棄したことである。世界に冠たる平和憲法を死守するという、それまでの労働者・市民の大義を放棄してしまったことだ。
 戦前の政治体制である天皇制国家主義への回帰を求める極右に対して、塩を送ることにつながるものだから、それに強く怒ったのである。9条改悪に手を貸す行為に我慢ならなかった。たとえ連合が右傾化、極右に手を貸しても9条は燦然と光輝を失っていない。「日本人の平和主義はいい加減なものではない」(宇都宮徳馬)のだから。
 だが、影響は大きい。日本最大の組織である労働者の団体が平和運動を止めた政治的な損失は計り知れない。

 アジアの人々の信頼喪失が大きい。多くの日本人は気付いていない。9条憲法は、国際社会とりわけアジア諸国民に対する日本人・日本国の約束である。2度と戦争はしないという公約である。
 日本の労働組合は、日本人を代表してそのことを世界に発信してきた。それを労働貴族が支配する連合が放棄してしまった。日本から革新の火を消してしまったのである。その損失はいかばかりであろうか。
<進歩政党を解体し>
 日本の労働界が連合に集約されるや、当然のことながら政党にも波及することになる。労働者の政党である社会党の解体を約束してしまった。
 戦後の日本政治のタブーをご存知か。核武装論者は国民の代表になれない。9条改悪論を公約すると、選挙で敗北する。もう一つは増税である。この2つである。
 社会党が消滅した日本政治のもとでは、何でもアリという異常な事態が起きている。「日本国憲法を破棄してやる」とうそぶく石原都知事、「南京大虐殺はなかった」とする河村名古屋市長、「君が代・日の丸教育を自治体でやる」とする橋下大阪市長など極右が台頭する日本である。
 社会党解体の罪は大きい。
 読売新聞が憲法改悪案を提起、自民党が改憲草案をまとめた。小泉内閣だ。今また谷垣自民党のもとで、さらなる改憲草案が浮上している。既に国民投票法が実現、衆参両院に憲法審査会が。労働貴族の連合のもとで極右の花が開いている。
<日本を右傾化させ>
 アジアの人々が心配する日本の右傾化は、止まるところを知らない。これが周辺に懸念を与えて、東アジアの軍拡競争を表面化させることになる。それはワシントンの戦争屋(産軍複合体)を喜ばせている。
 21世紀を戦争の世紀に追い込もうと言うのか。

 W元連合会長の出身母体は新日鉄だ。昔から労使癒着の会社で知られる。さらにいうと、そこに降ってわいた3・11東日本大震災の悪しき主役の東京電力もまた、新日鉄レベルの御用組合が存在している。
 原発事件の背景には労使癒着が関係している。安全神話の垂れ流しに労使双方が悪しき貢献をしてきたものだ。健全な労働組合であれば、地震・津波対策の不備を経営陣に迫っていたであろう。
 不健全な労使関係が大事件の元凶でもある。健全でない労使関係は、全てを破壊する。東日本だけが被曝の対象ではない。日本全国の市民が恐ろしい内部被曝の対象者なのだ。東電労組の貴族たちは、いまどうしているのか。史上空前の大惨事の張本人だというのに、彼らはボーナスまで懐に入れている。不足分を近く電力料金の値上げでやり過ごすという。
 近くにマスクをする都民をよく見かけるが、放射能・放射性物質から逃げる術はない。
<家庭を壊し>
 銀座で豪遊する?これは財閥・財界人の、そして一部保守派政治家の世界だった。そこに割って入ったのが労働貴族である。それまで酒池肉林の世界の主役は、富豪・富裕層ら官閥・財閥・政閥ら特権階級の面々が占拠してきた。
 労働貴族は、銀座はいうまでもない。赤坂の高級料亭にまでも押しかける。政界の中枢奥深く潜入して密会と談合にも慣れてゆく。金と票を握る連合の暴走は止まるところを知らない。
 2009年の時点で自民党から政権を奪取するや、国の政策に関与する。民主党の公約に公務員の給与2割カットがある。最近やったことは7・9%、それも2年限りだ。連合の悪徳ぶりを露骨に印象付けている。
 財政破たんの一翼を担ってきた役人に手が出せない民主党だ。「消費増税をしない」という公約を反故にした野田政経塾政権は、連合にもコントロールされている。財閥・官閥に加えて連合にも操られている。労働貴族に手玉にとられて、不足分を市民に押し付けようというのだ。
 労働貴族は都内の1等地にマンションをいくつも所有、愛人を囲っているというのも、腐敗による豊富な金によっている。私生活は乱れる。家庭は破壊される。平穏な幸せは消し飛んでゆく。
<健康を害し>
 W元会長は自宅での孤独死である。秘書が見つけた。秘書はどんな人物なのか。マスコミは興味をもって情報収集に当たっているらしい。
 不健全な生活は体を壊す。長生きはできない。腐敗した金で身を滅ぼすことになる。分かりきっている。労働貴族の晩年は哀れである。
 その豊富な金で立派な主治医を抱えている。しかし、不摂生な生活をしている患者を治療できる名医など、この日本にいない。マイケル・ジャクソンでも失敗している。
 人間の命を薬や治療で、元の健康体にすることなど出来ない。この世にやぶ医者は沢山いる。労働貴族はこうした現実さえわかっていない。

 W元会長の早すぎる孤独死は、酷なようだが、自業自得と言わざるを得ない。
2012年3月7日10時30分記


暴かれる検察と裁判所の悪 小沢強制起訴の背後に民主党有力閣僚?

2012-03-07 19:46:10 | 言いたいことは何だ
小沢裁判については、前田元検事の爆弾発言のときもビックリしましたが、
今回も、それに匹敵、もしくはそれ以上の衝撃で、ぶっ飛んでいます。
 
http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/519.html
阿修羅掲示板 「小沢氏の「強制起訴」裁判を監視すべし」より
 
<< ゼネコンが小沢さんへの資金提供を否定した70通の取調べメモ >>
 
*** 引用開始
「元検事の前田恒彦受刑者(44)=証拠改ざん事件で懲戒免職=が小沢氏の公判で
『存在する』と証言した取り調べ時のメモについても開示を求めた。メモには『ゼネコンが小沢氏側
への資金提供を否定した』との記載があったとされ、指定弁護士が『70通存在する』と弁護側に
回答していた」
 この、『ゼネコンが小沢氏側への資金提供を否定した』という捜査メモが、何故公判に提出
されないのか。疑問をもった私は、その日に検察問題に詳しいジャーナリストの友人に意見を
聞いた。友人は「ごく最近、東京地検特捜部関係者から重大な情報を聞いた。この人物の
氏名は明かせないが、きわめて重大な問題なので伝えたい」とのこと。
 特捜部関係者の情報の要点は次のとおり。
(1)東京地検特捜部の小沢関係の捜査には「業務班」と「身柄班」があった。前田元検事は

身柄班なので詳しく知る立場ではない。自分の担当した範囲で知りうることを証言したと思う。
(2)業務班は約五〇社のゼネコンについて、小沢氏に裏金を渡したかどうか、徹底的に捜査した、

一〇〇人を超えるゼネコン社員を絞り上げたようだ。水谷建設を除く全社が小沢氏への裏金を
否定した。問題の、水谷建設の川村社長については、政治家の名前を使って会社の金を

「女」に使っていたことを業界ではよく知られていたので、特捜部では水谷建設の小沢氏への
裏金を真に受ける人はいなかった
(3)ゼネコン約五〇社の捜査メモは、捜査資料としてきちんとナンバーを付して整理されている。

捜査資料には他の政治家への裏金提供が結構記載されていた
(4) この捜査資料を小沢氏の公判に提出することについて、検察側では最高検を巻き込んで

大議論となっていた。現場で苦労した人は「検察を正常にして国民の信頼を得るべきだ」と主張し、
赤レンガ組(東大卒等のエリートなど)の中には、絶対提出するべきではないと対立した。結局、

資料は指定弁護人に渡してあるとして任せればよい、と検察側は判断しないことになった。
検事総長は腹を決めていたようだが・・。
(5)現在、検察内部では大きな議論が出ている。米国の大学に留学して在米大使館などに勤務し、

米国式の秩序維持に拘り、出世だけしか考えない人たち、現場で苦労して検察を健全にしたい
という人たち、そして赤レンガ組でもそれを理解する人がいる。小沢氏をめぐる捜査が検察内部に

反省と論争をよんでいるのだ。 これは、検察良心派の内部告発といえる。
 
小沢氏への捜査が、政権交代阻止のための「政治捜査」であったことを、私は平成21年3月の
西松事件以来、機会あるごとに論じてきたし、「メルマガ・日本」でも再三書いてきた。その私に、
検察側の内部告発とも思える情報がもたらされたことは、「天の配剤」といえる。しかし、この情報を
証明する術を私は持ち合わせていない。
 2月15日(水)には、小沢弁護団が要求していた「
検察審査会に東京地検が提出していた
捜査資料」の開示を指定弁護人は拒否した。こうなると、小沢氏の裁判について公正な公判が
行われる保証はない。
憲法上、国民の信託にもとづく裁判がこのような状態で、公正に行われるはずはない。
わが国は、民主主義の仮面をつけた暗黒国家である
*** 引用終了
 
<< 強制起訴の裏に 弁護士資格を持つ民主党閣僚  今度は裁判所の「けものみち」 >>
 
*** 引用開始
(小沢氏の「強制起訴」に民主党政権が関与した疑惑を究明すべきだ)
 
 小沢氏の検察審査会による「強制起訴」は、民主党政権の有力閣僚が関与していたとの情報が
ある。この問題は、統治権力の腐敗として究明されなければならない。情報の要点を説明しておく。

(1)平成22年4月13日、民主党による「事業仕分け」で、法務省所管の「事前調査」が行われた。
その時社団法人「民事法情報センター」の香川保一理事長の金銭スキャンダルが判明した。
(2)香川氏は最高裁判所判事、法務省官房長や民事局長などを歴任し、
最高裁と法務省のパイプ役
として戦後活躍した大物法曹人であった。
(3)同月16日、衆議院法務委員会で事業仕分けの事前調査を行った民主党委員が、この問題を

採りあげ、千葉景子法務大臣に質疑を行った。それが読売新聞に小さな記事として報道された。
(4)この問題は、香川元最高裁判事が刑事責任を問われる可能性があること。また、
法務省の
監督責任を問われることになるので千葉法相は対応に悩み、政権幹部に相談することになる。
(5)連休明けの5月8日、社団法人「民事法情報センター」は突然解散し、多数の有料会員や

利用者を困惑させた。

 この問題は、単なる社団法人の不詳事件として処理されるべきことではない。元最高裁判事・
元法務省官房長や民事局長などを歴任した香川保一理事長という法曹界の重鎮の刑事責任や
社会責任をもみ消し、不問にした千葉法相の責任は重大である。千葉法相ひとりの判断で
決めたことではなく、民主党政権の弁護士資格を持つ有力閣僚の動きがあったとの情報があり、
真相の究明が必要である。
 法曹界に詳しい専門家の情報によれば、香川理事長を不問として問題をもみ消した有力閣僚は、
最高裁と法務省に絶大な「貸し」をつくったことになる。その貸しを政治的に利用したのか、しな
かったのか。きわめて重大な問題であるとのこと。政局は、同年6月に鳩山政権から菅政権に交代し、

小沢元代表は排除される。
7月には参議院選挙が行われ、9月始めには民主党代表選挙となる。そして、検察から不起訴と

されていた小沢民主党元代表は検察審査会によって強制起訴となり、東京地裁で裁判を
受けることになる。同時に、民主党党員資格停止処分をうける。
検察審査会の構成、審査、議決の有無や手続きなどについて、さまざまな疑惑が報じられて
いる。その中に菅政権の有力閣僚の関与という情報もある。
 
それらは、強制力を持つ国家権力の腐敗、否、犯罪の疑惑でもあり、国会において徹底的に真実を
究明すべきである。 国民の、国家に対する信頼の回復が、消費税増税よりも優先することは自明の理である。
*** 引用終了
 
(感想)
 
菅・野田政権の中枢にいる腐りきった民主党幹部達に、天誅下ってほしい、に尽きます。
原発事故の対応でも万死に値する菅政権でしたが、このようなところでも犯罪に加担して
いたのなら、なおさら、原発事故と併せて徹底的にこの問題も暴かなければ、日本は何時まで
経っても暗黒国家から抜け出せません。
 
 

メキシコ 農民72%が経営破綻・・・“北米自由貿易協定の影響”

2012-03-07 19:36:36 | 言いたいことは何だ
2012年3月7日(水)「しんぶん赤旗」より転載

メキシコ 農民72%が経営破綻



“北米自由貿易協定の影響”



 
 
【メキシコ市=菅原啓】発効から18年を経た北米自由貿易協定(NAFTA)によって、メキシコの農民の72%が経営破綻に陥っている―メキシコ国立自治大学の学際分析研究所は、このほど発表したNAFTAによる国内農業への影響に関する調査報告書でこう指摘しました。
 報告書は、米国からの農産物輸入が増加し、国内農業に対するメキシコ政府の支援策が不十分であるために、2900万人以上の農民が、懸命に働いても、生活維持に最低限必要な物資を購入できない状況にあると分析しています。
 報告書はまた、右派政党の国民行動党(PAN)が政権につき、新自由主義的な政策がいっそう推進された2000年12月以降の約11年間に注目。この期間だけで、農民の実質収入は購買力で換算して42%も低下しています。
 1994年1月のNAFTA発効当時、サリナス大統領ら推進派は、同条約によってメキシコが後進性を脱して進歩に向かい、先進国の仲間入りを果たすと宣伝していました。
 今回の報告書について、経済コラムニストのフェルナンド・ベガ氏は3日付の日刊紙ホルナダの論評で、先進国に近づく「魔法のチケット」や「(約束された)天国はどこへ行った」と問い掛け、「NAFTAの18年間、それは無に等しい」と厳しく批判しています。

もしもんじゅが重大事故を起こしたら?

2012-03-07 06:51:35 | 言いたいことは何だ
イメージ 1
 
 
   福井県敦賀にある高速増殖炉もんじゅの風景です。美しい場所ですが恐ろしい場所でもあります。 
 
イメージ 2

 
 上の図と下のでに別々に活断層が有りますが実際にはどちらも立派な現実の活断層です。
とういう事はもんじゅは断層帯のど真ん中で野坂断層の「断」の字の場所に立地しています。 
 
 注意して見ていただくとわかることですが下の図の右上のピンクの線も大活断層でその直上
にあるのは日本原電敦賀の2基の原発です。
そして危険リスクはこうなります。
 
イメージ 3
 
 
    あたりはおそろしい大活断層だらけですね。 福井県の原発銀座はそのまま断層銀座でも有ります。
 
多くの地質学者や地震学者が危険性を主張しても例の頭狂大学のものすごく偉い大学者様が
 
「安全です」とお墨付きを与えれば、同じく頭狂大学の同窓生のものすごく偉い官僚さんとその
 
同僚が安全審査にお墨付きを与えて「安全な原子力発電所」として建設がなされるのです。
 
 いずれその時が来ると誰の目にも真実は判断する事が可能になるという次第です。
 
さて、プラントの状態はこちらで四六時中モニターが出来ます。 
 
状態 http://www.jaea.go.jp/04/monju/category04/mj_plant/mj_plant.html
 
   
イメージ 4
 
 万が一の事故事の放射能の拡散状況もこちらに有ります。 
イメージ 5

 
  万が一放射能が洩れたらこの図の様に300㎞離れた地域まで危険です。 その方向は風向き次第です。
先ず心配されるのが直近の琵琶湖の放射能汚染です。滋賀県、京都市や大阪市などの琵琶湖と淀川水系が放射能汚染され大都市は人間が暮らせなくなります。
 
イメージ 7

  風向きが逆だと広島あたりまで放射能に汚染されます。 
 
こちらは投稿時のもんじゅのライブカメラの状況です。 
イメージ 6

   最新の状況はこちらでご覧ください。
 
現在のパノラマ画像 http://www.jaea.go.jp/04/monju/category04/mj_panorama/vcmonju.html
 

もんじゅ関連記事は以下です!! 



 
6月16日 http://blogs.yahoo.co.jp/semidalion/45189796.html
 
6月10日  http://blogs.yahoo.co.jp/semidalion/45166346.html
 
6月3日   http://blogs.yahoo.co.jp/semidalion/45140214.html
 
5月23日  http://blogs.yahoo.co.jp/semidalion/45095076.html