「みんな首相のポチになっている」
古賀元幹事長、自民党に苦言
2014.3.7 23:40 [自民党]
古賀誠元自民党幹事長は7日夜のBSフジの報道番組で、安倍晋三首相の政権運営に関し「党の機能が果たされていない。
『これが首相の思いだ』という錦の旗だけで、みんなが首相のポチさんになっている」と述べ、与党による内閣チェック機能が失われていると苦言を呈した。
《遂に、身内からも、首相のポチ発言!
極右政権に対抗するには、保守リベラル派から、共産党まで共同するのは、世界の常識!》
古賀氏は、首相が集団的自衛権の行使容認に意欲を示していることについて「いま一番大事なのは経済だ。
経済政策が仮にうまく転がらなかったとき、集団的自衛権や憲法など、国家の安全と安心に関わるところにすりかえていくとしたら心配だ」とも指摘。
首相が政権浮揚のために集団的自衛権を利用する可能性があるとの見方を示した。
さらに「安倍政権で右傾化が進んでいるが、どう抑止していくかだ。
自民党の保守本流の先生方に頑張ってもらいたい」と述べ、党内のリベラル派議員の“奮起”を促した。