安倍首相、賃金格差是正に本腰=1億活躍、パート女性らと対話集会
時事通信2月28日(日)17時23分
政府は28日、安倍政権が掲げる「1億総活躍社会」の浸透を図るための2回目の国民対話を東京都内で開催した。集会には安倍晋三首相も出席。あいさつで首相は「働き方改革の第1の柱は、労働者の4割を占める非正規雇用の待遇改善だ」と指摘し、「(正規・非正規労働の賃金格差をなくす)『同一労働同一賃金』の導入に本腰を入れて取り組む」と強調した。
国民対話には、若者や高齢者、非正規労働者らも参加。パートタイムで働く女性は「子どもの教育費などを考えると収入を上げる必要があるが、一度辞めると年齢と長いブランクで正社員としては採用されない」などと実情を訴えた。会合では、出産や子育て後に職場復帰する女性の再就職支援を求める意見などが出た。
これに対し首相は、「皆さまからいただいた体験をしっかり生かしていきたい。全ての人にとって可能性とチャンスのある社会をつくっていきたい」などと語った。
[時事通信社]
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経団連はこれをどう考えるか。圧力かけて骨抜きにするか。しまいには労働者側との意識のずれがたものになるのではないのか。労働団体はこれをどう考えてるのだろうか。