アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

菜の花色

2008年02月23日 | 誕生色
 
きょう、関東地方に 春一番 が吹きました!

午後、雲行きが怪しくなってきたと思ったら、
雨がポツリポツリと落ちてきました。

外出中の私は、幸い乗り物の車中で、雨が通り過ぎた感じです。
到着する頃には、明るい太陽光がキラキラ輝いていました。

もうしばらくは、三寒四温でしょう。
お風邪など召しませぬよう、ご自愛くださいね。


■2月23日の誕生色 

   菜の花色 (なのはないろ)
     リラックス、社交的、前向き、希望

 リラックスした雰囲気の持ち主なのでしょうね。
 余裕があり、いつも希望を抱いてポジティブで、
 いろいろな人と気軽にお話できる、社交家タイプのようです。

 菜の花色。
 春に花を咲かせる、菜の花の色。

 日本の風景には、菜の花が一面に咲く畑があると思います。
 いわゆる菜の花畑です。
 18世紀頃には、すでに、日本の春の田園風景でした。

 風景には馴染みがあったものの、
 菜の花が色名になったのは、それからもっと後のこと。

 菜の花に関係する色名が、もうひとつ、あります。
 それは、菜種油色 、12月8日の誕生色です。

 油の方が、人々に馴染み深かったためか、
 油の元になる植物の花が、菜の花だということには、
 なかなか結びつかなかったようです。

 こんなにも人目を引く色なのに……。

 黄色い花からとられた、日本の伝統色名というのは、
 とても少ないのです。

 蒲公英色 など、訳語の色名が仲間入りした頃、
 この菜の花色も、色名に加えられました。

 菜の花色は、菜の花の花の色?

 もしかしたら、葉の間から見える葉の色をも含めた、
 菜の花畑の色なのかもしれません。

■2月23日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
アンズ 乙女のはにかみ
ジンチョウゲ 人工美
ヒロスムポピー 七色の愛
アイスランドポピー 慰め
コブシ 友情
オウバイ 恩恵
ミルトニア 淑女のもの思い
スノーフレーク 純潔

鬱金色

2008年02月22日 | 誕生色
きょう2月22日は、食器洗い乾燥機の日 と、
日本電機工業会 が制定しています。

キャッチフレーズは・・・
夫婦にっこり食器洗い乾燥機の日

この「夫婦にっこり」の語呂合わせで、
2月22日が記念日に制定されたのですね。

食器洗い乾燥機を使用することによって、
食後のゆとりができ、夫婦だんらんの時間ができる、
というコンセプトからだそうです。


■2月22日の誕生色 

   鬱金色 (うこんいろ)
     人道主義、不言実行、ロマンティスト、行動派

 人道主義の精神の持ち主なのでしょうね。
 不言実行タイプで、行動力はかなりありそうです。
 人の心に届くような言動や行動ができそうですね。

 鬱金色。
 ショウガ科の植物である鬱金の根茎から採れる色素。
 ターメリック とも呼ばれています。

 17世紀はじめの頃、英語のターメリックは、
 すでに色名として使われていたようです。

 日本で染料として用いられるようになったのも、
 ほぼ同時期(江戸時代前期)だったようです。

 「鬱金」という文字から、財布の色として、
 使われていたこともあったのだとか。

 ターメリックの方がわかりやすいと思いますが、
 カレールーのメインの色にもなっていますね。
 その他、たくあん等食品の着色にも、使われています。

 また、薬効もありますが、分類が難しいようです。

 実は、鬱金には、きれいな花が咲きます。
 興味のある方は、コチラ をご覧くださいね。

 鬱金。。。色と名前が、非常に合っていて、
 とてもリッチな気分になりそうな。。?

 ちなみに、鬱金桜(ウコンザクラ)は、バラ科の植物です。
 (よく知られている桜も、バラ科です。)
 
■2月22日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ムクゲ デリケートな愛
アフェランドラ 雄々しい
ビロードアオイ 情け深い
フリージア (赤) 慈愛
クリサンセマム・ムルチコーレ 誠実なあなたでいて
クリサンセマム・パルドサム 清純
ローダンセ 温厚
ボケ 熱情
ハナニラ 悲しい別れ

ライムライト

2008年02月21日 | 誕生色
 
きょう2月21日は、日刊新聞創刊の日 です。

1872(明治5)年。
日本初の日刊新聞 『 東京日日新聞 』 (現在の毎日新聞)
が、浅草で創刊されたのだそうです。
(旧暦の、この日らしい。)

東京日日新聞は、世界初の新聞戸別配達も実施したのだとか。
そして、1911(明治44)年には、大阪毎日新聞と合併し、
全国紙へと歩を進めたのですね。

新聞社見学へは、行ったことがありますか?

私は、小学生の頃、行きました。
息子も、やはり小学生の頃、校外学習で行きました。

しかし、紙面作成の技術面は、
かなり大きく変化したように思います。

電算写植ですら。。。今はもう昔…。


■2月21日の誕生色 

   ライムライト (limelight)
     感性、楽しい雰囲気、芸術的才能、楽天的

 鋭い感性の持ち主なのでしょうね。
 芸術的才能もふんだんに持ち合わせているので、
 その才能が随所でキラキラしそうです。
 とても楽しい雰囲気なので、周囲まで和むかもしれません。

 ライムライト。
 石灰光の色。

 石灰石・大理石・貝殻などの炭酸カルシウムを熱するときに、
 分解して生じる白色無定形の物質が、酸化カルシウム、
 つまり、生石灰(きせっかい)なのだそうです。
 (「せいせっかい」と書いてある辞書もあります。)

 これに水を注ぐと、発熱して、水酸化カルシウムになります。
 このときのエネルギーが、かなり凄い。

 英語の "lime" には、3つの意味があります。

  1つめは、「石灰」の意味。
  2つめは、柑橘類の果実の意味。
  3つめは、菩提樹の意味。
 
 今日の誕生色のライムライトは、1つめの意味ですね。

 ライムそのものの意味だけでなく、色名にも、
 2つめと3つめの意味を含むものが、あります。

 ライムの意味そのままに、つまり、柑橘類の果実も菩提樹も、
 両方とも、ライムイエローライムグリーン
 と呼ばれています。

 同じ名がつく色が、たくさんで、
 それぞれの色のトーンも似ているので、
 とっても、ややこしい。

 それだけ、それぞれの色が、
 魅力的だということでしょうね。

 なお、ペールライムライト は、12月7日の誕生色です。

■2月21日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ネモフィラ 可憐
スミレ (紫) ささやかな幸せ
スミレ 真実の愛
ヒガンザクラ 精神美
ミツマタ 壮健
ディモルフォセカ (黄) すこやかな人
ギョリュウバイ 蜜月

鳥の子色

2008年02月20日 | 誕生色
わが家のリビング天井に、設置してある照明器具。

5灯あるうちの1灯が、切れてしまいました。
どうやら、基盤そのものがダメになったみたい。

メーカーさんに、修理のお願いの電話をかけました。

すると・・・
この照明器具は、製造を打ち切ってから、
すでに10年以上経過していること。

そして・・・
部品の在庫も、もう切れているため、修理は不可能、
とのことでした。

ガックリ~!!

すご~~く気に入っていた照明だったのに…。
今では、類似品もなくて……。

1灯つかなくても、支障はないそうですが、
何といっても暗いし、気分的にもアンバランス!

すぐにではないにしろ、新しい照明を購入する方向で、
あれこれ見てみることにしました。

そんな矢先。
同じ照明器具でも、全然用途の違うものに出会い、
思わず一目惚れ♪

キャンドル風のライトなんです~☆

本物のキャンドルも素敵なのですが、
ケムリが出たり、ちょっとした不具合もあったりします。

それが、このライトだと、もうバッチリみたいで!!

楽天ショップ アンジェ さんの商品なのですが、
とってもステキなので、こちらでもご紹介しちゃいますね。

見るだけでも、楽しめると思います。
(私も見るだけかも♪)

ゆらゆら揺れるロマンチック照明へは、
コチラ から、どうぞ。
クリックしてね♪)


■2月20日の誕生色 

   鳥の子色 (とりのこいろ)
     魅惑、個性、節度、自己主張

 とても魅惑的なのでしょうね。
 しっかりとした個性を持ち、それを素敵に表現できそうです。
 自己主張はしますが、節度もあるため、
 ほどよい加減にできそうですね。

 鳥の子色。
 鳥の卵の殻のような、ごく薄い黄みの色。

 鳥の子という色名は、平安時代から使われています。

 この「鳥」というのは、鶏(にわとり)のこと。
 「鳥の子」なので、「ひよこ」かと思いきや、
 鶏の卵、それも卵の殻の色を指しているのです。

 「鳥の子」がつく言葉には、「鳥の子色」の他、
 「鳥の子紙」や「鳥の子餅」、「鳥の子襲(とりのこがさね)」
 があります。

 鳥の子紙は、上質な和紙の一種。

 鳥の子餅は、祝儀用の卵形をした、紅白のお餅。
 (こちらは、「卵の色」ではありませんネ。)

 鳥の子襲は、襲の色目。
 表が白榮(はくえい)で、裏が蘇芳(すおう)。

 いろいろなところに使われている、鳥の子色。
 それだけ、鶏の卵が、身近な存在だったのでしょうね。

 その身近な鶏卵を「卵色」とせずに、
 「鳥の子色」とした昔の人のセンス。

 平安の頃の雅な表現。
 現代でも、十分おしゃれに感じられますね。

■2月20日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
カルミア 優美な女性
オウバイ 恩恵
ストック (紫) おおらかな愛情
ハナナ 初々しい
シャクナゲ 威厳
ウグイスカグラ 未来を見つめる
チューリップ (黄) 愛の表示
マーガレット (白) 恋占い

紺 色

2008年02月19日 | 誕生色
きょう2月19日は 
二十四節気のひとつ 雨水 (うすい)です。

気候が温かくなってきて、雪や氷が解けて
雨水として降り注ぐようになる日です。

また、この日に、雛人形を飾附けると、
良縁に恵まれるのだとか。

こちらは、やや雲の多いお天気。
ピアノの鍵盤に触れてみると、ひんやりとした感触。

突然ですが、ピアノのグランバザール 情報です。

デジタルから、グランドまで。
国産から、輸入ものまで。
新品から、中古まで。

品数豊富に取り揃えられているようです。

ひとつ前のモデルではありますが、
新品のデジタルが、ジャスト1万円!

スタインウェイのルイ15世モデルが、
破格の700万円そこそこ!!

ユーズドのアップライトが、1万円ジャスト!

宝石の展示会や、きものの展示会には、反応シマセンが…。
ファッション・ブランドのバーゲンにも、反応シマセンが…。

いろいろなピアノが、ズラ~リと並ぶ展示会情報には、
超敏感に反応してしまうワタシでした。。♪


■2月19日の誕生色 

   紺色 (こんいろ)
     大器、指導者、感性、見識者

 とても器の大きな人なのでしょうね。
 もしかしたら、ご本人は、その大きさに気付いていないかも?
 素敵な感性の持ち主で、他の人の感性をも認めるようです。
 見識者でもあるので、指導者としての要素がはバッチリですね。

 紺色。
 藍染の暗い色。

 大化3(647)年。
 七色十三階の冠制 が定められたとき、
 紺色は、4番目の服色として指定されたそうです。

 当時は「こん」ではなく、
 「ふかきはなだ」と、呼ばれていたのだとか。

 しかし、紺色が高価な色とされることはなく、
 いつの時代も、庶民の色として、
 多くの人に親しまれてきました。

 江戸時代末期までは、実質、
 「染める」イコール「紺色に染める」ことでした。

 「紺屋」という呼び名も、
 このことを裏付けていると思われます。

 汚れが目立ちにくく、糸が丈夫。
 多くの学生服に、紺色が使われるのも、
 このような理由かもしれません。

 また、紺色ののれんをかけているお店も、
 たくさんあります。

 お店が末永く愛されるように、という願いを込めて、
 丈夫な紺色ののれんを出しているのでしょうね。

■2月19日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
プリムラ・ポリアンサ 美の秘密
オーク 愛国心
カシワ 愛は永遠に
カラー (白) 清浄
スミレ 真実の愛
アネモネ はかない恋
モクレン 自然への愛
キンギョソウ (白) 清純な心
タンポポ 真心の愛
リュウキンカ 必ず来る幸福
ユーフォルビア・フルゲンス 協力を得る

チョコレート

2008年02月18日 | 誕生色
みんなが大好きなチョコレート。

甘いものが苦手な人でも、
2月だけは、チョコレートが大好きになるのでは?

あなただけのチョコレート物語。

あま~いスイートでも、ほろ苦いビターでも、
ゆっくり溶けていきそうです。


■2月18日の誕生色 

   チョコレート (chocolate)
     不屈の魂、ひらめき、自己正当化、自己主張

 不屈の精神の持ち主なのでしょうね。
 とても発展的なようです。
 自分のひらめきを信じて、進むことができるようですね。

 チョコレート。
 チョコレートの色のような、暗めのブラウン。

 今の時期。
 チョコレートに馴染みのある方は、多そうですね♪

 チョコレートの原料は、カカオ。
 カカオに、甘味は、ありません。

 カカオの原産地は、メキシコです。
 メキシコの原住民は、疲労回復剤として、
 3千年も前から、チョコレートを飲んでいたのだそうです。

 上質のチョコレートは、ほとんどがカカオなので、
 夏でも溶けません。

 カカオがヨーロッパに渡ったのは、16世紀はじめ。
 コロンブスが、カカオ豆をスペインに持ち帰ったことから。

 カカオに、砂糖や香料等を加え、
 嗜好品として楽しめるようになったのは、
 それから、かなり後のことなのだそうです。

 現在お馴染みの板チョコは、19世紀後半に、
 スイスで初めて作られたのだとか。
 (スイスのチョコレートが有名なのも、納得♪)

 ところが、英語では、18世紀前半に、
 チョコレートという色名が使われ始めています。

 板チョコができる、ずっと以前から、
 この色と色名は、親しまれてきているのですね。

■2月18日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
キンギョソウ (白) 清純な心
アルストロメリア (黄) 持続
キンポウゲ 楽しみ到来
タンポポ 真心の愛
リュウキンカ 必ず来る幸福
スノーフレーク 純潔
ジンチョウゲ 人工美
シュンラン 素直な心
ムラサキハナナ 知恵の泉

スマルト

2008年02月17日 | 誕生色
 
わが家のDVDレコーダーは、「HD DVD」なんです~。

東芝が、次世代DVD規格「HD DVD」の事業から
撤退する方針であることが明らかになりましたね。

今までは、特に不自由を感じたことはなかったのですが、
これから先は?


■2月17日の誕生色 

   スマルト (smalt)
     根気、完全主義、品格、熱中

 とても根気がよいのでしょうね。
 完全を目指して、ものごとに熱中してしまうことも
 多いのかもしれません。
 しっかりとした品格の持ち主でもあるようです。

 スマルト。
 コバルトガラスを粉末にした色。

 はるか古代の昔から、
 コバルト系の顔料は存在していました。

 コバルト鉱を焼き、石英やアルカリを一緒に溶解させると、
 コバルトガラスになるのだそうです。

 このコバルトガラスを粉末にしたものが、スマルトです。
 スマルトは、人類最古のコバルト顔料とされています。

 16世紀には、この顔料が、
 絵の具に用いられるようになったのだとか。

 その後、日本にも伝えられ、
 花紺青 という名前で呼ばれていたようです。

 あのツタンカーメンの黄金のマスクに
 施されている青い色。

 あの青は、スマルトなのかしら?

■2月17日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
マーガレット 恋占い
スノーフレーク 純潔
ソラマメ 憧れ
ノノクサ(野の草) 自然のなつかしさ
レースフラワー 可憐な心
リューココリネ (青) あたたかい心
ボケ 熱情
シュロチク 思慮深い
アキタブキ 包容力
ヒヤシンス (紫) 私は悲しい
ミモザアカシア 秘密の愛

スモークブルー

2008年02月16日 | 誕生色
 
買い物をしにスーパーへ
夕方、行ったのが、いけなかった…。

ちょっと小腹が空き加減の頃。
店内で食料品を見て回っているうちに、
小腹を通り越して、中腹が空いてきた。

場所は、パン&焼き菓子のコーナー。
よりどりみどりの誘惑の山!

イケナイ、イケナイ!
とりあえず、その場を立ち去ることに。

しかし、このような状況では、思考回路も定かではなく、
買わなきゃいけないものも忘れて、違う売り場へ。。。

結局、パン&焼き菓子コーナーへ舞い戻り。
もう、何もかもが、「おいしそ~♪」に見えてくる。

これ以上は、精神衛生上よろしくない。

うふふ♪
カゴに入れたのは、「○ごとバナナ」。

夕食まで、もう少しエネルギーが必要デス。
そのためのガソリンね。

それでも、コレ、家計簿では・・・
「光熱費」ではなく、「食費」扱いになるのよねぇ。


■2月16日の誕生色 

   スモークブルー (smoke blue)
     謙虚、堅実、克己心、努力家

 とても謙虚なのでしょうね。
 じっくりと構えているようなイメージがあります。
 人一倍、自制心がありそうなので、
 感情的になることが少ないように感じます。
 常に自分を高めようとする堅実な努力家のようです。

 スモークブルー。
 灰色みのスカイブルー。

 空の色。
 地域によっても、季節によっても、
 変わってきますね。

 同じ場所から見る空でも、日々違って見えるでしょう。

 そのような中で、ある特定の色に名前をつけること。
 本当ならば、非常に困難だと思います。

 それでも、あえて、色が特定され、
 色名も付けられているのですね。

 お天気が、そこそこ良い日。
 午前中の空は、雲も少なくスッキリとしています。

 それが午後になると、どこからか雲がやってきたり、
 空の色も少しずつ変化しているように、見えます。

 そんな午後の空に、スモークブルーの色を見つけることが、
 あるかもしれません。

■2月16日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ゲッケイジュ 栄光
フキノトウ 待望
ラッパスイセン 心づかい
レンテンローズ 丈夫
セントポーリア 小さな愛
カンヒザクラ あでやか
カーネーション (赤) 清らかな慕情

勿忘草色

2008年02月15日 | 誕生色
 
金色と銀色。
どちらも輝く色ですね。

金色は、太陽にたとえられ、パワフルなイメージ。
銀色は、月にたとえられ、やさしいイメージ。

他の色との調和にもよりますが、
それぞれの効果を意識して、
上手に取り入れることができると、素敵ですね☆


■2月15日の誕生色 

   勿忘草色 (わすれなぐさいろ)
     友情、平和、調和、慎重

 調和のとれた、とてもバランスの良い人なのでしょうね。
 友情を大切にして、平和を望む、穏やかさを感じます。
 かなり慎重なところもありそうですね。

 勿忘草色。
 植物の勿忘草の青い色。

 勿忘草のお話。
 ドイツの伝説が有名です。

 恋人ベルタに贈るため、水辺に咲く愛らしい花を
 採ろうとした騎士ルドルフ。
 しかし、彼は、誤って急流に巻き込まれてしまいました。

 流されながらルドルフは
 「私を忘れないで!」と叫びました。

 そして、ルドルフは、川の中へと沈んでいきました…。

 ベルタは、ルドルフの言葉を忘れることなく、
 その愛らしい小さな花を、生涯、髪に飾り続けました。

 ルドルフが最後に叫んだ言葉が、そのまま花の名前になり、
 19世紀後半には、英語の色名にもなりました。

 日本でも、この花の名前が、そのまま直訳されて、
 「わすれなぐさ」と呼ばれるようになったのですね。

 ドイツの伝説の力もあるのでしょうけれど、
 小さな小さなこの花から発せられたメッセージは、
 何て大きいのでしょう!

 控えめな感じと、自己主張できる強さ。
 両方を併せ持つ、とても豊かな花なのかもしれません。

■2月15日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ミツマタ 壮健
ジャスティシア 熱意
ヒマラヤスギ あなたのために生きる
セッカヤナギ たくましさ
デージー 無邪気
ムラサキハナナ 知恵の泉
スイトピー (白) デリケートな喜び
ニオイスミレ 無邪気な愛
ジャノメエリカ 博愛
チューリップ 永遠の愛情

海松色

2008年02月14日 | 誕生色
 
きょう2月14日は、チョコレートの日 です。

日本チョコレート・ココア協会が、
バレンタインデーのギフトアイテムとして使われる
チョコレートをさらにPRするために制定したのだとか。

バレンタインデーにチョコレート。
今では、すっかり浸透していますよね。


■2月14日の誕生色 

   海松色 (みるいろ)
     二律背反、誠実、気品と威厳、都会的

 基本的には誠実なのでしょうね。
 気品と威厳があり、都会的センスの持ち主。
 時には二律背反の態度をとるかもしれませんが、
 根は真面目なのでしょう。

 海松色。
 浅海の岩石に着生する緑藻の色。

 緑藻の中でも、主に食用に採取されるものが
 「海松」と呼ばれているようです。
 「水松」とも書くようです。

 万葉集にも、海松の名前を詠み込んだ歌があるようなので、
 この時代には、すでに、海辺の人々の生活に海松が
 浸透していたのでしょうね。

 わりと身近な食品だったため、波や貝などと組み合わせて、
 海松は、衣服の文様にも用いられていたようです。

 衣服に取り入れられた上、色名にまでなっている、
 海藻の色は、この海松だけのようです。

 この色めの衣服に、季節の別はなく、
 主に年配者に用いられていたのだとか。

 江戸時代には、さらに愛好されるようになり、
 この海松色から、少しずつ違った色めも誕生したようです。

 優雅な平安時代から、粋な江戸時代を経て、現代まで、
 海松色は、ずっと愛され続けてきている色なのですね。

■2月14日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
カモミール 苦難に耐える
シネラリア / サイネリア 常に快活
フリージア (黄) 親愛の情
フリージア 無邪気
ミモザアカシア 秘密の愛
サンシュユ 気丈な愛
ヒマラヤユキノシタ 秘めた感情
シュンラン 素直な心