アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ソーダライト

2009年12月04日 | 誕生石
「ソーダ」という言葉で、私が一番に思い浮かべるのは、
やっぱり、飲み物のソーダ。

気泡がプチプチはじける、清涼飲料水ですね~。

でも、たしか、ソーダの元素名は「ナトリウム」のハズ。
そうすると、なぜ、この飲料が「ソーダ」と呼ばれるの?

昔の炭酸水は、レモン水など酸性の水に、
重曹を溶かしていたのだそうです。

「炭酸ソーダ」とも呼ばれる重曹を溶かすことから、
飲料も「ソーダ」と呼ばれるようになったみたいですね。

現在の炭酸水は、
二酸化炭素を水に溶かしています。

それでも、飲料としての名前はソーダのまま。

そーだったんですね!(^^)


では、「ソーダ石」って・・・


■12月4日の誕生石

   ソーダライト (sodalite)
     潜在意識と顕在意識

 ・英 名sodalite
 ・和 名方ソーダ石(ほうそーだせき)
 ・モース硬度5.5 - 6
 ・産 地ブラジル、カナダなど

ソーダライト。
ソーダをたくさん含んでいる石。

アルカリ火成岩の初成鉱物として産出します。

色は、濃青色が多く、そのほかに、
無色、灰色、黄色、帯緑色、帯赤色などがあります。

半透明から不透明で、
ガラス光沢から樹脂光沢があります。


カナダのオンタリオ州バンクロフトでも、
深い青色をしたソーダライトが発見されました。

ちょうど、そのとき。
英国王室のマーガレット王女がカナダを訪問中だったことから、
この石は「プリンセス・ブルー」と呼ばれるようになりました。

英国王室は、ブルーにご縁がありますね。

近代だけでなく、古くは、古代エジプトで、
「悪霊から身を守る石」として崇拝されていたようです。


落ち着いた色のなかから、
静かにエネルギーがわき上がってくるような。
ソーダライトには、そんな力があるのかもしれません。


★パワーストーン効果★
恐怖や悲しみといったマイナスな感情を和らげて、
悪いものから身を守ってくれる効果があります。
自分を信じて、強い意志を持って行動できるようになれそう。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■12月4日の誕生色 : タウニーオリーブ
■12月4日の誕生花 : ハボタン、他
■12月4日の誕生果 : サプカイア

時間とともに

2009年12月04日 | 季節の風景
2009年12月4日 午前9時32分 撮影


昨日の冷たい雨から一転。
早朝は、雲ひとつない空。

お日さまの光が、すべてを照らし始めると、
ふんわりと、白い雲がやってきて……。


早朝の、真っ青な空は、
とっても気持ちがいいですね!

「抜けるような青空」を実感できますし、
何といっても、美しい。

それでも、写真に撮るならば、
雲のある空のほうが、好きな私。


刻々と表情を変えていく、雲。
時間とともに変化していく、空。

生の音楽と、ちょっと似ている。