アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

バウムクーヘン

2010年09月23日 | 
いよいよ食欲の秋ですね!

バウムクーヘンはお好きですか?

私は大好きです♪
バウムクーヘンとコーヒーがあれば、至福のひとときです☆

Baumkuchen(バウムクーヘン)は、ドイツの伝統的なお菓子。

ドイツでは "Der Konig der Kuchen"
つまり「お菓子の王様」といわれているのだとか。

ドイツで菓子職人のマイスターになるためには、、
バウムクーヘンを生地から作り始めて、おいしく美しく仕上げることが、
必須条件なのですね。

バウムクーヘンは、中心部がドーナツのように空洞で、
木の年輪のように生地が何層にも重なっているケーキ。

日本に初めてバウムクーヘンを紹介したのは、
カール・ユッフハイム氏、ユーハイムの創始者です。
(日本人がなじみやすいよう「ユーハイム」にしたのだとか。)

その年輪のような模様から長寿や繁栄を連想できるため、
日本では、おめでたいお菓子として、慶事にも多く登場しています。

ここで、ちょっと疑問が・・・。

バウムクーヘンって、年輪のようだから
Baum(バウム)」=「木」の「kuchen(クーヘン)」=「ケーキ」なの?

もしかしたら、できあがりの形よりも、その独特な製法から?
なんて思ってみたり。

木製の芯棒に少しずつケーキ生地を巻き付け、
下からバーナーで焼き上げるので、
「木の(棒で作る)ケーキ」かも?

そうしたら、
ユーハイムのホームページにも、そのような記述があるのを発見!

ただ、多くの人は、できあがったバウムクーヘンを楽しむので、
“年輪ケーキ”の方が、しっくりきそうですね。

念のため、ドイツ語で「年輪」を調べてみたところ、
Jahresringe」(複数形)でした。


日本でも、すっかりおなじみになり、とっても身近になった
ドイツ伝統の焼き菓子バウムクーヘン。

改めて、じっくり味わいたくなりました。

この秋は、ユーハイムのバウムクーヘンが食べられますように☆