昨日、久しぶりに、
お蕎麦屋さんで日本蕎麦を食べました。
おいしかったです♪
ふいに、ある記憶がよみがえってきました。
ある味の記憶が。
それは、私が慣れ親しんだお蕎麦の味。
かつて、実家の近所に、お蕎麦屋さんが1軒ありました。
お蕎麦は、ご主人の手打ちで、とてもおいしかったです。
私が生まれてから結婚するまで、ずっと、
年越しは、このお蕎麦屋さんのお蕎麦でした。
年越し以外のときも、
私はいつも「もりそば」でした。
このような環境があったためか、
小さい頃から、お蕎麦大好き!
いろいろなところで、おいしいお蕎麦に出合うたび、
記憶に積み重ねられていきます。
残念なことに、実家の近所のお蕎麦屋さんは、
ご主人が亡くなった後、お店が閉じました。
その後、店舗は土地ごと売却され、新しい家が建てられて、
新しい住人が新たな生活を営んでいます。
かつて「生蕎麦」というのぼりが掲げられていた、その場所に、
当時の面影は、まったくありません。
それでも、私の舌には、くっきりと、
あのお蕎麦の味が刻み込まれています。
これからも、いろいろなお店でお蕎麦を味わっていきたいと、
ことさらに思いました。