アンダンテ ~私の歩幅で~

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勿忘草色

2008年02月15日 | 誕生色
 
金色と銀色。
どちらも輝く色ですね。

金色は、太陽にたとえられ、パワフルなイメージ。
銀色は、月にたとえられ、やさしいイメージ。

他の色との調和にもよりますが、
それぞれの効果を意識して、
上手に取り入れることができると、素敵ですね☆


■2月15日の誕生色 

   勿忘草色 (わすれなぐさいろ)
     友情、平和、調和、慎重

 調和のとれた、とてもバランスの良い人なのでしょうね。
 友情を大切にして、平和を望む、穏やかさを感じます。
 かなり慎重なところもありそうですね。

 勿忘草色。
 植物の勿忘草の青い色。

 勿忘草のお話。
 ドイツの伝説が有名です。

 恋人ベルタに贈るため、水辺に咲く愛らしい花を
 採ろうとした騎士ルドルフ。
 しかし、彼は、誤って急流に巻き込まれてしまいました。

 流されながらルドルフは
 「私を忘れないで!」と叫びました。

 そして、ルドルフは、川の中へと沈んでいきました…。

 ベルタは、ルドルフの言葉を忘れることなく、
 その愛らしい小さな花を、生涯、髪に飾り続けました。

 ルドルフが最後に叫んだ言葉が、そのまま花の名前になり、
 19世紀後半には、英語の色名にもなりました。

 日本でも、この花の名前が、そのまま直訳されて、
 「わすれなぐさ」と呼ばれるようになったのですね。

 ドイツの伝説の力もあるのでしょうけれど、
 小さな小さなこの花から発せられたメッセージは、
 何て大きいのでしょう!

 控えめな感じと、自己主張できる強さ。
 両方を併せ持つ、とても豊かな花なのかもしれません。

■2月15日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ミツマタ 壮健
ジャスティシア 熱意
ヒマラヤスギ あなたのために生きる
セッカヤナギ たくましさ
デージー 無邪気
ムラサキハナナ 知恵の泉
スイトピー (白) デリケートな喜び
ニオイスミレ 無邪気な愛
ジャノメエリカ 博愛
チューリップ 永遠の愛情


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2 コメント

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この字なんて読むんだろう?と引きこまれるようにページをめくると「わすれなぐさ」、素敵な響き… (鈴蘭)
2008-02-17 15:43:41
そしてドイツの素晴らしい伝説まで教えて頂いて。ありがとうございます。中学2年の今頃、卒業生を送る会の時、全校生徒の前で忘れな草をあなたにという歌、独唱しました。今思えば冷や汗ものですが。よく歌ったもんだわあ、若気のいたり!当時中三の彼のために歌いました。麻由子さんのブログを初めて訪問するきっかけになった8月24日生まれの彼のために。彼とは2年ほど付き合いました。今となっては胸キュンの素敵な思い出です。
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麻由子から (→鈴蘭さんへ)
2008-02-18 09:44:00
鈴蘭さん へ

とっても素敵なお話を、ありがとうございます♪
全校生徒の前で独唱。。素晴らしい!!
鈴蘭さんのお声は、鈴を転がすようなのでしょうね。

彼は、とても素敵な男性だったのでしょうね。
(きっと、今も素敵なのでしょうね~♪)
鈴蘭さんの心の宝石箱を開けると、そこには
素敵な彼&想い出が、キラキラ輝いているみたい。。☆
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