アンダンテ ~私の歩幅で~

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難しい音楽用語 (9)

2008年03月06日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、アルマンド

アルマンドって、アーモンドの仲間???。。σ(^◇^;;

アルマンド (allemande) は、フランス語です。

言葉の意味は・・・
ドイツの、ドイツ風舞踏、ドイツ風舞踏曲、振り上げ(体操)、白ソース
・・・です。

中世ドイツにおいて、ゆるやかな2拍子の舞曲が、
農民の間で流行したようです。

そして、その舞曲は、フランスにも伝わりました。
フランスで、この舞曲は、テンポがやや自由になり、
拍子も4拍子になるなどして、浸透していったようです。

しかし、バッハの頃には、ほとんど踊られることがなくなり、
舞曲だけが残ったのだそうです。

アルマンド は、古典組曲の 第1曲 に用いられるようになりました。
バッハの6曲ある「フランス組曲」それぞれの第1曲目が、
素敵なアルマンドですね。

でも、バッハの「イギリス組曲」では、
アルマンドが第2曲目なんですケド…?

それは、アルマンドの前に、プレリュード(前奏曲)があるためです。
プレリュードについては、また、改めて記事を書きますね。


ちなみに、フランス語では、
ドイツのことを Allemagne (アレマーニュ) と言います。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
麻由子から (→南瓜西瓜さんへ)
2008-03-08 00:08:36
南瓜西瓜さん へ

さすがですね~!
いろいろ教えてくださり、アドバイスもくださり、
ありがとうございます。
私は、音楽のことは何もわからないので、ただ今勉強中です。
このブログは、私のノートみたいなところもあるんです。
返信する
プレリュード (南瓜西瓜)
2008-03-07 21:21:22
バッハの舞曲と言えば、パルティータ(ドイツ舞曲)、フランス組曲、イギリス組曲、さらには管弦楽の組曲がありまして、何故イギリス組曲はプレリュードを先頭に置くかというと、挨拶代わりの踊りみたいなもの…と聞いたような、聞かない様な…

それで、楽語なんていうのは音校受験とかじゃ無い限りは、やっていく曲の中で分からない楽語を調べながら少しずつ覚えていけばいいのでは無いかと思います。言ってみれば、社会や理科の勉強法みたいな感じです。
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