アンダンテ ~私の歩幅で~

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「こどもの情景」から ③

2007年10月13日 | ピアノ全般
シューマン作曲「こどもの情景」。
13曲からなる小品集。
タイトルは、シューマン自身がつけました。

それぞれの小品には、
ひとつずつタイトルがついています。
やはり、シューマン自身がつけたものです。

ただ、楽譜によりけりで、
日本語訳には違いもあるようです。

あの有名な「トロイメライ」が、この曲集7番目の曲です。
「夢」という邦題がつけられている楽譜もあります。

「演奏技巧上から見ると、決して高度なものではない」
と、よく言われています。

ある程度ピアノの勉強をなさった方から見ると、
「決して高度なものではない」のかもしれませんが、
一筋縄では弾けない知恵の輪のような印象が、
私にはあります。

この曲集1番目の曲。
私の持っている楽譜では「異国から」というタイトル。
(ぴあのピアでは、「知らない国々」でした。)

繰り返しはあるものの、1ページという小品なので、
ちょっとした時間の合間であっても、
わりと気軽に奏でたくなります。

この曲は、手をあまり動かさずに弾くことができます。
最近、私は、この奏法にハマっています。

でも、手をあまり動かさずに弾くことができるのは、
ある程度以上の手の大きさの人か、
手指がそれなりに開く人に限られるような気もします。

私も今だからこそ楽しんで弾いておりますが、
ピアノを始めて間もない頃だったら、
手指が充分開かず、苦痛になっていたことでしょう。

次のレッスンまで、もう1曲譜読みをしようと考えています。
さて、何番がいいかしら~~?


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