<12月21日の誕生花>
コルチカム
・百合(ゆり)科
・学名 : Colchicum autumnale
Colchicum = コルチカム属
autumnale = 秋の、秋咲きの
・原産地 : ヨーロッパ、北アフリカ
・別名 : 犬サフラン、コルキカム
・英名 : Colchicum, Autumn crocus
<花言葉>
華美、私の最良の日は過ぎた、美徳、
愛情の衰え、回顧、もっと良き日を
今日の誕生花、コルチカムの
花色は、白、桃、藤、藤紫です。
開花時期は、9月頃~11月頃です。
藤色のサフランに似た花が咲きます。
サフランに似ていますが、サフランではありません。
そのことから「犬サフラン」という名前がつけられました。
「犬」は、「本物でないこと」を意味します。
ちょっと出てきたかな、と思ったら、
葉をつけずに、いきなり花が咲くことから、
「裸の貴婦人」とも呼ばれているようです。
とても強い植物で、球根そのものを放っておいても、
球根から花が咲き始めるくらいです。
さすがに、花が咲いた後は、
土に植えないと、その後は成長しないようです。
小学生の頃、ヒアシンスを水栽培して観察し、
植物の生命力に感激したことがあります。
このコルチカムは、水栽培よりも手間がかからない上に、
ものすごい生命力を感じます。
キッチンで、大きなダンボール箱に入ったじゃがいもが、
底の方で芽を出しているのを目にするのと、
ちょっと似た印象かも!?(笑)
コルチカムには、コルヒチンという毒性の強い化学物質が
多く含まれています。
このコルヒチンは、
動物から自分の身を守るための自衛手段のようです。
自分で自分の身を守り、
自分だけでも花を咲かせることができる、
ものすごく自立した植物ですね。
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