アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

シュトレン

2009年12月24日 | 
 
写真は、Stollen (シュトレン)と呼ばれ、
ドイツでクリスマスの朝に食べられるパンです。

あれれ?
シュトレンだったら、
表面に、粉砂糖やシュガーアイシングがついているハズ?

そうですね。
たぶん、ちょっとケーキっぽいシュトレンのほうが、
私も含めて、おなじみだと思います。

このシュトレンンは、天然酵母のパン屋さんが、
バイエルン地方の家庭製酵母の味を生かして作ったもの。

全粒粉100パーセントなので、最初から茶色です。
その生地にドライフルーツやナッツが混ぜ込まれて、
焼き上げられます。

焼成したシュトレンは、ひとつずつ、
上質のラム酒に浸された布で包まれます。

味と香りが落ち着くまで、
布に包まれたまま、しばらく静かに寝かされます。

このようなシュトレンは、今でも、
ドイツの昔風の食文化を守る家庭や、
フランスのアルザス地方などで、食べられているそうです。

素材の甘みだけで、素朴な味わいのシュトレン。
(ラム酒が利いています。)

日本のお雑煮のように、
各家庭それぞれの味がするパンなのかもしれません。

オレンジ・ジェード

2009年12月23日 | 誕生石
秋から冬にかけて、ミカンの季節ですね。

9~10月に出回る極早生(ごくわせ)に始まり、
10~11月には早生(わせ)。

そして、11月下旬からお正月頃まで出回るのが、
一番おなじみのミカン。
これは、中手(なかて)と呼ばれています。

松がとれる頃から春先まで出回るのが、奥手(おくて)。

ほぼ半年くらいは、ミカンの季節ですね。
今では、夏場にハウスミカンも出回るので、
一年中、ミカンが楽しめます。


私が子どもだったころ、お正月が近づいてくると、
箱でミカンを買うのが、とっても楽しみでした。

あのころは、お正月の雰囲気がなくなると同時くらいに、
ミカンの季節も終わっていたように記憶しています。

ほかの地域では、また違うのかな?


日本人の生活に、とってもなじんでいるミカン。
その起源は、3万年以上も前のインドにさかのぼります。

そして、日本でおなじみの温州蜜柑(うんしゅうみかん)は、
400年ほど前、中国から伝わってきたもの。


こちらは、「アジアの宝石」という位置づけの、
ミカン色した石・・・


■12月23日の誕生石

   オレンジ・ジェード (orange jade)
     ストレートな告白

 ・英 名orange jade
 ・和 名硬玉(こうぎょく)、翡翠(ひすい)
 ・モース硬度6.5 - 7
 ・産 地ミャンマーなど

オレンジ・ジェード。
はちみつ色からオレンジ色したヒスイ。

さまざまな色をしたヒスイの中でも、
希少価値があります。

かつて、ミャンマー原産の石が、中国で加工されて、
日本に入ってきたといわれています。

権力の象徴として、
高貴な身分の人だけが身につけることができた
“まがたま”でもありました。

ヒスイは、中国の石というイメージがあるようですが、
実際に石が産出されるのは、ミャンマーのみらしい。

日本にも、ヒスイが取れる産地があるのですが、
産地が天然記念物に指定されているため、
残念ながら、採掘はできません。


太陽の光のような、神々しい色をした
オレンジ・ジェードには、
自然と一目置きたくなるのでしょうね。


★パワーストーン効果★
ヒスイは、人生の成功と繁栄を守護するといわれています。
ビジネス成功のお守りとしても効果があるようです。
オレンジ・ジェードは、金運と健康運アップに効果あり。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■12月23日の誕生花 : カトレア (紫)、他
■12月23日の誕生色 : 菖蒲色
■12月23日の誕生果 : シルバーベル

ひいてきました♪

2009年12月23日 | 雑記
私がよく行くスーパーで、
先日、くじ引きがありました。
ガラガラ回すアレです。

くじ引き会場は、ものすごい長蛇の列。
「こちらが、列の一番後ろです」
と書かれたプラカードを持つ係員がいるくらい。

私の権利は、2本分。
買い物した金額に応じて、引く本数が決まります。

「どーしよーかなー?」
でも、せっかくだから。。。と、最後尾に並びました。

私の前の人が、見事に商品券を当てました!

直前で、当たりが出てしまったので、
何の期待もなく、ガラジャラ~ンと回したところ・・・

「きゃ~~♪」
私にも、商品券が、当たりました!
(もう一本は、ハズレでしたが。)

うれしいっ!

商品券と、ハズレのお菓子を受け取り、
るんるん気分で、帰宅しました。



スーパーとは別に、
地元の商店会のくじ引きもありました。

毎年、くじ引きにタイミングを合わせて、
近所の美容院へ行き、福引券を入手する私。

2日間あるので、
2日目に、くじ引きすることにしました。

ここでも、私の直前の人が、2等を当てました!

そして、私の番。
最初に出てきたのは、赤い玉。。。ハズレです。
2つ目も、赤い玉。

「何でもいいから、違う色よ、出てっ!」
そう念じて、ガラジャラ~ンと回したところ・・・

白っぽい色の玉が出てきました。
「あ~、ハズレじゃなくて、よかった!」

係は2人。
出た玉をジッと見て、係の人どうしで顔を見合わせてから、

  1等でぇ~す!

と叫ぶと同時に、カランカランという鐘の音。

「へっ!? 1等? うそっ!」

信じられない気持ちで、私まで思わず、
出た玉を確認してしまいました!

大きく書かれた「当たりくじ一覧」を見ると、
たしかに、1等、です。

まだ、くじ引きの途中だったので、続けると、
今度は3等の玉が、ころ~ん。

「ひゃあ~、信じられない~!」

スタッフの方々や、周囲に居合わせた方々から、
「おめでとう!」という言葉をかけられ、拍手をされた私は、
お辞儀をしながら、その場を立ち去ったのでした。

ちょっと恥ずかしかったデス。



たかがくじ引き、されどくじ引き。

なんだか、とっても、うれしいな~♪

ファイアー・クォーツ

2009年12月22日 | 誕生石
「炎」から、あなたは何を連想しますか?


今の季節なら、
キャンドルや松明(たいまつ)、暖炉やペチカでしょうか。

クリスマスのキャンドル。
ケーキの上のロウソク。

西洋風の暖炉や、ロシアのペチカ。

スキー場の松明。

教会での、キャンドルサービス。


どの炎も、
見つめていると、心まで、あたたかくなります。

この季節の炎は、
どうして、こんなに、やさしいの?


■12月22日の誕生石

   ファイアー・クォーツ (fire quartz)
     強力な潜在力

 ・英 名fire quartz
 ・和 名石英(せきえい)
 ・モース硬度
 ・産 地ブラジル、ロシアなど

ファイアー・クォーツ。
レピドクロサイト入りクォーツ。

クォーツの内側に、レピドクロサイトが入っており、
まるで、ゆらめく炎を閉じこめてしまったかのよう。


ファイアー・クォーツは、大きく分類すると、
ストロベリー・クォーツとも呼ばれることもあるようです。

内包物別に分けると、
 ・ゲーサイトが含まれると、ストロベリー・クォーツ
 ・レピドクロサイトが含まれると、ファイアー・クォーツ
 ・ヘマタイトが含まれると、赤水晶
です。

レピドクロサイトは、ギリシャ語で、
うろこを意味する lepidos と、繊維を意味する kroke
に由来します。

クォーツの内側に、
きらめくように入っているレピドクロサイト。


炎には、ゆらめきがあり、
きらめきと、やさしさをも感じられます。

炎は、一見、ゆらめいているのですが、
ゆらぎのない芯があるからこそ、やさしさも感じられるのですね。


★パワーストーン効果★
レピドクロサイトも、クォーツも、強い霊力を持っています。
相乗効果により、両方の石の持ち味が、強化されます。
持ち主の、内面に秘めた能力が引き出されるようです。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■12月22日の誕生花 : ヒャクニチソウ、他
■12月22日の誕生色 : ヘリオトロープ
■12月22日の誕生果 : 犬薔薇

冬 至

2009年12月22日 | 季節の風景
2009年12月22日 午前9時15分 撮影


きょう12月22日は 冬至 (とうじ)です。

二十四節気の一つで、
北半球では太陽が最も低く、夜が最も長くなる日
とされています。

冬至の日に、ゆず湯に入り、
小豆粥(あずきがゆ)や、南瓜(かぼちゃ)を食べると、
風邪をひかないと言われています。

私は、小さい頃から、ゆず湯と南瓜でした。
冬至の日に、小豆粥は、食べたことがないような?
(自分でも作らないし……。)

きょうから半年間、夏至の日まで、
毎日少しずつ少しずつ、日が長くなりますね。

それだけで、ちょっと嬉しくなったりします♪

ただ、寒さは、これからが本番ですし、
風邪やインフルエンザにも、気をつけなくては!

南瓜を食べて、カロテンとビタミン、たっぷり摂取。
ゆず湯に入って、全身あたたか、リラックス。

年末年始と、この冬を、
元気に乗り切りましょう!

細い月

2009年12月19日 | 季節の風景
2009年12月19日 午後4時53分 撮影


細い月の前を、雲が来ては、通り過ぎていきます。


カメラを手に持ったまま、シャッターを押すので、
なるべく腕や手を固定するのですが、
ブレちゃうことも、多いです。

今まで、三日月を撮ったことはありますが、
たいてい、月が二重に写っているんですぅ……。(^^;

ようやく、少しマトモに見える写真が、撮れました!
夕暮れ時の独特な色も、自分では気に入っています。


お粗末さまでした。

2009年12月19日 | 季節の風景
2009年12月19日 午前10時44分 撮影


こちらは、きょうも、とってもいいお天気!


青さが広がる空を見ていると、
心の内側まで、広くなっていくみたい。

光とのコラボレーション。
雲のアクセント。

空は、刻々と、表情を変えていくのに、
不思議な安心感がある。

いつ、どこにいても、見上げると、
空は、いつも、すぐそばにある。

手が届くことはないのに、
とても身近に感じられる。


地球に、空があって、よかった。

のだめ、フィナーレへ

2009年12月18日 | 本・コミック
のだめ・・・

11月27日発売の23巻で、
コミック『のだめカンタービレ』が完結しました。

ずっと楽しませてもらっていただけに、
とても寂しく、また残念な気持ちもあります。


のだめ・・・

2006年秋には、連続ドラマ化(フジテレビ系)されて、
一大センセーションを巻き起こしましたね。

「のだめ」を見て、
クラシック音楽が身近に感じられるようになったり。

「のだめ」を見て、
楽器を習い始めた人も、かなり多いとか?


のだめ・・・

2008年には、連続ドラマの続編が、
二夜連続のスペシャルドラマで登場。

そして今回は、映画化!

   12 月 19 日 (土)

       いよいよ公開です!

1本には収まりきれず、2本になったとか!?
2本目の公開は、来年4月の予定。


連続ドラマ → スペシャルドラマ → 映画

と、ストーリーは、どんどん進んでいきます。


のだめ・・・

映画公開に先立ち、
もう一度、スペシャルドラマがオンエアされることに!

それも、単なる再放送ではなく、
新撮部分が追加されて、装いも新たに、なのだとか。


ドラマ『のだめカンタービレ in ヨーロッパ』
新装版の放送は、フジテレビ系列で・・・

12 月18 日(金) 22 : 00 ~ 23 : 52
12 月19 日(土) 21 : 00 ~ 23 : 30

楽しみですね♪


【 ご参考まで 】
  ♪ フジテレビ 「金曜プレステージ
  ♪ のだめ王国

日 没

2009年12月17日 | 季節の風景
2009年12月17日 午後4時5分 撮影


きょうも、また、太陽が沈んでいく。
夕日が、きれいだと思う。

明日の朝になれば、
また太陽が昇ることを、信じて疑わない。



伯父が亡くなりました。
私の父方の、です。

自宅で、家族と話をしていたら、
途中から、返事をしなくなったのだそうです。

しあわせな最期で、よかった……。