2022年追記:こちらはおそらく大分前に、閉店しておりました(たまたまストビューで確認)。
グラタンスパ食べたかったなぁ
以下は2016年訪問時の記事になります。
とある休日、病院へ行ったついでにJR南武線沿線に喫茶店を探す散歩へ出掛けました。
武蔵新城の商店街、以前から気になっていた喫茶店で食事をとり(後日紹介します!)、立川行き下り電車に乗り
降りたことのない駅をいくつか降りてみる。
しかし喫茶店はおろかカフェすら見付からず。
(コーヒーチェーンはある)
もうここで終わりにしようと最後に降りた府中本町駅。
何口だったかな、ラウンドワンがある方面に降りて、少し歩くと大きな神社があり、盛大なお祭りで賑やかでした。
神社の前にシンプルでオシャレなカフェがありましたが、クールな雰囲気にあまり惹かれず駅に戻り反対側の出口へ。
ここで、最初の失敗に気づく。
こっち側の方が寂れた感がある!(失礼極まりない)
こういう雰囲気の方が喫茶店はある。
階段を降りると小さなお店がポツポツとあり、個人的にはこっちの方が好き!と思いました。
路地を曲がると、、、
レトロポップなかわいらしい看板を発見!
先程までの徒労感は消え、心は高まる一方(笑。
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珍しい造りの建物です!
何故この形!?
右側には謎のドームケース。
このドームが出っ張っているため、建物が右側だけ引っ込んでいるのかな?(違うと思う・笑)
外からも、店内の琥珀色な雰囲気が見えたので入店。
奥の席に落ち着きました。
もう素敵な店内に私もワクワクを隠せなかったのでしょう、ママさんが気さくに話しかけてくれます。
この8月末で44年を迎えたそうです。おめでとうございます!
(訪問は8月下旬・もうすぐ44年とおっしゃっていた)
撮影OKかうかがうと、2階もあるのよ~と。
快くあがらせてもらえました!
このステンドグラスの向こうがドーム状のサンプルケース。
2階あがったところ。同じステンドグラスが。そして、、、
わーーー!
想像より素敵!
スモーキーなミントグリーンのソファーに純喫茶ならではの小さなテーブル、ロッジ風ライト、鏡の形にも手を抜かない。
アール型の窓、木の板に紙粘土風文字。
そしてこのベランダは先ほど外から見えた、こちらから見て右が広めの変形型バルコニー。
こちらはレジ周り。
ここにレジ空間を作るために、建物があの形!?(それも違うような気がする)
1階ももちろん素敵です。
壁の模様も珍しい。レンガ風と銅板を打ち付けたような模様が、交互に。
椅子の背もたれの形が、2階の鏡の形と同じなのは偶然かな。それとも意識してのことか。
座った席からの景色。やっぱりこの壁いいな~♪
入口付近も凝ったデザイン。
シナモントーストとウインナーコーヒーをいただきました。
生クリームを泡立てる音がしたので、オーダーを受けてから泡立てるのかもしれません。
フレッシュですね^^
しばらく貸切でしたが、17時を過ぎると常連さんらしき方々で席は埋まって行きました。
平日は市役所の職員さんがお昼を食べに来たり、お茶を飲みに来たりするそうです。
帰りがけにマッチをいただきました!
表の看板と同じように、ブラジルの形にサイフォンの絵柄。
表の看板もそうでしたがアルコールランプも表現してあります。芸が細かい!
最後にいい喫茶店に出会えて、本当によかった。
出会えなくてモヤモヤで終わることもあるけど、こういう出会いがあるからやっぱり街歩き・喫茶店探しはやめられない。
また思い立ったら探しに行こう。