東大内の廚菓子くろぎさんで蕨もちを楽しんだあとは、
キャンパス内をぐるりと歩き廻り、歴史ある近代建築をあちこち撮影しながら正門を出て「こころ」さんへ向かいました。
かつて実家がこちらの並びにあり、私の父が「ボンナ」さんの次に通いつめていた喫茶店。
ご主人も奥様も、私のことは覚えていてくれました。
それどころか「変わらないよね~」と。
いやいや、ありがたいけれど著しく変わっております笑。
ご主人が足を痛めてからは、2階は普段は使ってないそうです。
(東大の学生さんが何人かで勉強したり、団体さんには解放するそう)
なので、久し振りに1階席で過ごしました!
1階も素敵なんです。
ブルーとグリーンの革張りの椅子、鏡を使った壁の装飾に、棚?の間接照明の部分の模様など、どれもレトロで素敵。
解放はされていませんが、お願いすると2階も見せてもらえます。
今回一緒の職場の後輩が初訪問なので、行かせてもらいました。
本郷通りの銀杏並木に面しているので、煉瓦に銀杏にと眺めは最高です。
今迄気付かなかったけど古い非常ベル!
安田講堂と銀杏並木の絵。
これも以前は気付かなかった。
さて、朝から蕨もちしか食べてないのでこちらでお昼を。
ミックスサンドとたまごサンド。もれなくお約束のエリーゼ笑。
クリームソーダとミルクセーキ。
こころさんの雰囲気に似合い過ぎる組み合わせ。
向かい側から撮影した外観。
左は昔と変わらず「棚沢書店」さんですが、右隣はかつて「おかめや」さんという雑貨店でした。
よくティッシュペーパーやトイレットペーパー、母の化粧品などを買いに行っていましたが、いつのまにかキレイなマンションになっていました。
私の元実家はかろうじて残っています。
いつ解体されるかわかりませんが、可能な限り様子を見に来たいです。
※今回の画像のほとんどは、同行者の職場の後輩がめっちゃいいカメラで撮影したものです。
長らく食べてみたいと思っていた蕨もちを、やっと食べて来ました♪
かつて実家のあった文京区本郷。
昔はチェーン店なんてマックとサンチェーン(コンビニ)とラーメン店くらいしかなく、
自営業の飲食店が軒を連ねていた本郷通りも今やチェーン店ばかりのカラフルな町並に。
あの頃と変わらぬ姿を探しに、年に何度か散策に訪れているものの東大の中のカフェへはなかなか行けませんでした。
廚菓子くろぎ(くりやかしくろぎ)
春日通りにある春日門入ってすぐ。
杉の木で覆われた、ひときわ異彩を放つ「ダイワユビキタス学術研究館」1階にあります。
新国立競技場の設計を手掛ける隈研吾氏によるデザイン。
客席の大半がテラス席!
到着は10時半過ぎ。先客は2~3組だったので室内の席に座れました。
ナチュラルテイストで、オーガニックカフェのようなぬくもりのあるインテリアです。
寒くなかったら庭園を眺めながらのテラス席も良さそう。
お店のマーク。
こちらは2014年オープンで、湯島にある有名和食料理店「くろぎ」の姉妹店です。
くろぎさんについては色々な方が書いてらっしゃるので割愛します。
着席前にオーダーしてお会計も済ませるシステム。
高級な和カフェでは、なかなか珍しい。
蕨もちセット(抹茶)2,500円。
当初よりかなり値上がりしています。
わらびの根10kgから100gしかとれない稀少な蕨粉を、オーダー後に練り上げて提供して下さるそう。
一般的な大量生産のわらび餅は澱粉で作られることが多いので、こちらが本物の蕨もち。
作りたてが一番美味しいため、消費期限は30分!
30分以内にお召し上がり下さい、
とは言われませんでしたが(笑)おしゃべりしながらいただくので気を付けました。
お好みで抹茶かきな粉をつけて。黒蜜も付いています。
氷水に浸かっているのでキラキラしています。
箸でつまむとその弾力に驚かされます。
ぷるんとして一瞬とろけそうって思うけど食感はコシがある。
本当の蕨もちとはこういうことかと思いました。
オーダー後ににぎるおはぎやあんころもち、塩アイスなど他にも惹かれる甘味がたくさん。
また来ないといけない笑。
11月半ば。東大構内の銀杏も色づき始めていました。
もうそろそろ見頃かな?
9月のお彼岸の頃、伊東の母宅からの帰り道。
駅からちょっとはずれた通りに喫茶店があったなと思い出し、立ち寄ろうと思いました。
しかし、、、
閉まっている・・・><(閉店ではなさそう)
でもね、ふと振り返ると、
反対側にもう1店ありました。
※この時初めて知った。よかった・・
ヤマモトコーヒー 一番館
写していませんが、やたらと彫像が多いお店!笑
お掃除が大変そう・・といらぬ心配。
店内はL字型で奥まであり、思ったより広いです。
奥の席は団体客にも使えそう。
「醬油カルボナーラ」をオーダーしたつもりでしたが
「カルボナーラお待たせしました」と、普通のカルボナーラが来ました^^;
作り直しますと言って下さいましたが、カルボナーラも美味しそうだったのでそれは辞退。
うんうん、炒り玉子が入っていて美味しい・・でも、
これいわゆる「カルボナーラ」じゃないなぁ(笑)。卵は使っているけど使い方がちょっと違う・・
そもそも生クリーム使ってないし。
オーダー間違ってなくて、「醬油カルボナーラ」で合っているのでは?それとも独自路線か。
美味しいのでまぁどっちでもいいか。
サラダと珈琲も。
濃い目だけど飲むとすぐに苦味が去る。
スッキリ飲める美味しさでした。
伊東には喫茶店がわりとありますが、ここは駅からは離れていてちょっとわかりにくいかもしれません。
でもメニューも豊富だし入りやすい雰囲気・お店の方も皆さん感じよく・入ったら数々の芸術作品を楽しめるし、地元の人々に愛されながら長く続けているお店なのだろうと思います。
先月、車で四国へ旅行した帰り大阪で1泊したので、翌朝念願の丸福珈琲本店でモーニングしました!
(そのためにホテルは素泊まり笑)
昨年の大阪純喫茶めぐりの時は寄れなかったので、未練があったのでした。
丸福珈琲店 千日前本店
大阪ミナミのど真ん中。
パーキング代が東京並みなのは想定内。
朝から人通りの多い、飲み屋が連なる路地にありました。
周囲とは存在感が違います。
昭和9年創業。
思ったより新しめの外観にちょっと意外な気がしましたが、そりゃ改装してますよね・・
L字型の店内はモーニングを楽しむお客さんでいっぱい!
さすが老舗人気店。
二階もあるようでしたが、一階の奥に案内されました。
通り道にあったガラスケースには、素敵なカップがたくさん並んでいました。
アンティークの調度品などもゆっくり見たかったな。
私達はモーニングメニューではなく、
サンドイッチとトーストサンドにしました。
ひと口サイズで食べやすく、美味しかったです。
目が覚める濃いめのブレンド。
大倉陶園のカップ&ソーサーがピッタリな美味しい珈琲です。
天然ゼラチンを使用しているという珈琲ゼリーやミックスジュースも気になったけど、
旅行最終日につきあまり時間がなかったので、
それは関東でのお楽しみに。
とりあえず丸福さんの中では一番レトロな本店へ行けてよかった^^
こちらのお店は閉店しました。
以下は訪問時の記事になります。
振られること2回。
2回とも同じ同僚が一緒で、2回とも季節的につらい時期だった(真冬)。
しかし同僚が「もう入れるまで行ってみましょう」と。
ということで、まだまだ暑かった9月初め、田原町のペリカンカフェに来たついでに立ち寄りました。
ニューフロンテ
こちらは、この店名のまま何かのドラマに出ていたのを見て、調べてみると浅草で。
かれこれ1年。
(ちなみに劇中では地方の喫茶店の設定でした)
いろいろなところに店名が。
外だけで数えてみたら7ヶ所!
帰り際に許可をいただいて、店内を撮影させていただきました。
テーブルクロスやゲームテーブルなど昭和そのもの。
天井もシンプルではあるけど、店内の雰囲気との統一感を意識した造り。
床・天井、そしてこちらの壁の装飾。
オーナーさんは升目模様がお好きなのかな?^^
同僚はクリームソーダ、私はコーヒーフロートを。
ペリカンカフェから歩いて来て暑かったので、早々と飲みほしました。
三度目の正直。
開いててよかった入れてよかった。
浅草寺の周囲にも老舗喫茶店がたくさんありますが、この裏浅草も喫茶店集中エリアです。
合わせて巡るのもおススメです。