長らく食べてみたいと思っていた蕨もちを、やっと食べて来ました♪
かつて実家のあった文京区本郷。
昔はチェーン店なんてマックとサンチェーン(コンビニ)とラーメン店くらいしかなく、
自営業の飲食店が軒を連ねていた本郷通りも今やチェーン店ばかりのカラフルな町並に。
あの頃と変わらぬ姿を探しに、年に何度か散策に訪れているものの東大の中のカフェへはなかなか行けませんでした。
廚菓子くろぎ(くりやかしくろぎ)
春日通りにある春日門入ってすぐ。
杉の木で覆われた、ひときわ異彩を放つ「ダイワユビキタス学術研究館」1階にあります。
新国立競技場の設計を手掛ける隈研吾氏によるデザイン。
客席の大半がテラス席!
到着は10時半過ぎ。先客は2~3組だったので室内の席に座れました。
ナチュラルテイストで、オーガニックカフェのようなぬくもりのあるインテリアです。
寒くなかったら庭園を眺めながらのテラス席も良さそう。
お店のマーク。
こちらは2014年オープンで、湯島にある有名和食料理店「くろぎ」の姉妹店です。
くろぎさんについては色々な方が書いてらっしゃるので割愛します。
着席前にオーダーしてお会計も済ませるシステム。
高級な和カフェでは、なかなか珍しい。
蕨もちセット(抹茶)2,500円。
当初よりかなり値上がりしています。
わらびの根10kgから100gしかとれない稀少な蕨粉を、オーダー後に練り上げて提供して下さるそう。
一般的な大量生産のわらび餅は澱粉で作られることが多いので、こちらが本物の蕨もち。
作りたてが一番美味しいため、消費期限は30分!
30分以内にお召し上がり下さい、
とは言われませんでしたが(笑)おしゃべりしながらいただくので気を付けました。
お好みで抹茶かきな粉をつけて。黒蜜も付いています。
氷水に浸かっているのでキラキラしています。
箸でつまむとその弾力に驚かされます。
ぷるんとして一瞬とろけそうって思うけど食感はコシがある。
本当の蕨もちとはこういうことかと思いました。
オーダー後ににぎるおはぎやあんころもち、塩アイスなど他にも惹かれる甘味がたくさん。
また来ないといけない笑。
11月半ば。東大構内の銀杏も色づき始めていました。
もうそろそろ見頃かな?