米国の詩人・小説家のジェームス・オッペンハイムはこう言う。
「愚か者ははるか遠いところに幸福を探し求め、賢い者は足元で幸福を育てる。」
この言葉には、ふたつの示唆がある。
一つ目は、幸福とは遠いところにあるものではなく足元にあるということ。
今一つは、探し求めるものではなく、育てるものだということ。
◆探しものはどこか
「幸せ探し」といったりする、が「探す」ということは、現在の場所にはなく、
どこか別の場所にあるという思いが前提だ。
だが、自分の日々の暮らしが愛や喜びにあふれることを幸福ととらえれば、
それは自分の足元にあるということではないのか。
どんなに遠く感じる夢であっても、必ず今立っている足元からスタートせねばならない。
だから、「今、ここ」の足元に幸福を感じて育てていくべきなのだろう。
→そうですね、年齢を重ねて少しずつ分かってきたような気がします。
現在の自分の「幸福」に感謝です。