若いころは、無限の可能性があったように思える。
だが年齢を重ねると、もう自分のできることと、できないことがはっきりとしてくる。
それが分別がつくことだと思っていたら、それはとんでもない誤りのようだ。
今日は、17世紀オランダの哲学者バールーフ・デ・スピノザの言葉だ。
おいらはあまりよくは知らない存在なのだが、実はあのデカルトと並ぶ哲学界の巨人らしい。
◆自分にはできないという思うたいていの出来事は、できないのではなく、本当はやりたくないだけなのだ
これは、脳天に鉄槌を受けたような衝撃だ。
年齢を理由にもうできないとおいらが勝手に決めつけていたことの数々は、
実は本当はやりたくないからそう思い込んでいただけのようだ。
そうか、真剣に取り組めば今からでも遅くはない、なんだってできるはずだ。
もしかすると、志半ばで死期を迎えるかもしれない、それでもそれまではなんだってできるのだ。
年齢を理由に、言い訳をするのはやめなくちゃいけないなぁ・・