おいらの知人というか遠縁の方に、合気道の達人が居る。
達人というものは不思議なもので、ただ立っているだけで押しても引いても何にも影響されず、
びくともせずに立ち続けている稀有な存在だ。
そんな氏が、今回病魔に襲われたのだ。
◆鼠径ヘルニアだそうだ
平たく言えば、「脱肛」らしい。
ただ立ち続けていても、実はしっかりとフンバカ(肛門)に力を入れ続けていたのかもしれません。
氏は合気道八段で、日本のトップではないが、海外にもその門下生は数多くいる。
韓国・英国・米国・オーストラリア等々・・・
全地球を網羅した活動だ、だがそれでも病魔は襲ってくる。
なぜこの私がこんなことに・・・
そんな達人には、気軽なアドバイスはできません。
それでも、おいらの思うところはあります。
あるがままを受け入れて、それに対処するしかないんじゃないかな、ということです。
達人であればあるほど、負けを認めるのは困難なのかもしれませんが、
それを認めるのもまた達人の身の処し方なのかもしれませんね。
→達人でも老いるということ、おいらが老いるのはまあ当然だわな。