おいらはマンガが好きだ。
そしてマンガと言えども、綿密な取材に裏打ちされたものからは、新たな知見を得ることもできる。
そんな中でも、ホイチョイ・プロダクションズのマンガからは、多くのことを教えられる。
まあ、多少の私見は含まれているのかもしれないが・・・
◆世界は(米国は)なぜ「ESG指数」を強く推すのか
「ESG指数」とは、Environment Social Governance の略で、環境・社会・ガバナンスの意味だ。
それ自体はすべて大事なことで、誰しも反対はしにくいものだろう。
だがそこには、隠された意味合いがあるようだ。
まず、この指数を算出している企業そのものが、米国が中心だ。
そして、世界の機関投資家は、この指数をにらみながら、投資活動を行う。
実はこの「ESG指数」の高い企業とは、GAFAMをはじめとする米国籍が圧倒的なのだ。
さらには、ESGへの対応が遅れている中国籍の企業を封じ込める一面もある。
「脱炭素」という耳障りの良い目標に対しても、こういった国際関係の暗闘があるということらしい。
物事は、表面だけを見ていてはいけないということのようだ。