インドは、2023年に人口で中国を抜き、世界一になったとのニュースがあった。
さらに、緩やかに減速している中国経済に対し、インドは成長率でも中国を逆転しているそうだ。
そんなこんなを、ホイチョイプロダクションズのマンガが詳しく説明してくれた。
◆インド経済はまだまだ伸びしろが大きい
国の豊かさを測るわかりやすい指標の国民一人当たりのGDP。
・日本:34,000ドル
・中国:13,000ドル
・インド:2、400ドル
なぜこんなにも中国に差をつけられたのかというと、
インドは民主国家といってもかなり規制が強く社会主義国家の体だったからだ。
反対に中国は、共産主義でありながら経済では資本主義国家並みの運営だったからだ。
インフラ(道路・電力)は未整備だし、カースト制の弊害も残る。
それでもなおインドが期待されるのは、「リープ・フロッグ:蛙跳び現象」があるからだ。
これは、既存の社会インフラがなくても、新しいデジタル技術で先進国を逆転してしまうこと。
例えて言えば、固定電話が普及していなかったがために、スマホは先進国よりも早く普及した。
今では、路上の小汚い屋台のじいさんでも、スマホで行政の営業許可を得ている。
農村でも、天候情報や栽培ノウハウが簡単に得られて、生産性が飛躍的に上がっている。
モディ政権は、豊富な補助金で先進国の工場誘致も進めている。
それに、近々来るであろう家電やクルマの国内需要爆発があれば、インドには素晴らしい成長があることだろう。
→ほうほう、来年から始まる新NISAで、インドファンドを買いたくなりました。