おいらは年齢を重ねてきて、一般的な人と同様に不健康な状態になってきた。
それは、体重超過によるメタボ、高脂血症、高血圧等だ。
だが、医師の和田秀樹先生がこんなデータを披露してくれた。
◆エビデンス(証拠・根拠)はない
一般的にはこう言われている。
太り過ぎは成人病の原因となる。
高脂血症・高血圧についても三大疾患の原因となる。
本当にそうなのだろうか。
フィンランド政府保険局が15年間にわたって行った調査研究があるそうだ。
心臓疾患系の危険因子を抱え、生活習慣が似ている40~55歳の男性の調査だ。
被験者を2群に分け、一方には高血圧対策の投薬や、手厚い生活指導を行った。
他方には、なにもせずに見守ったのだ。
その結果は、投薬や生活指導を受けた方が、死亡率や自殺率が高かったそうだ。
もう一例は、北海道の夕張市の事例だ。
夕張市は財政破綻で総合病院がなくなってしまった。
当然に地域住民は、手厚い支援や検査・投薬が得られなくなってしまった。
その後十数年を経て、市民の調査を行うと、かえって三大疾患の死亡率は下がっていたのだ。
なので、先生の主張は、血圧や血糖値を薬で下げても、寿命は延びないということらしい。
→おお、これはおいらにとって都合のいいデータだ。
無茶な生活や暴飲暴食は論外として、
食べたいものを食べて、やりたいことをやりながら生活する方が結果的に長生きできるらしい。