この世を生活していく上で、お金は必要で大事なものだ。
だがそうだと言って、お金が全てだというわけではない。
そのことを真言宗のご住職名取芳彦師が、こう分かりやすく教えてくれた。
◆金銭を使い捨てるはたわけ者、食わずにためるはバカ者なり
お金は、何かをするための「道具」なのです。
なかなか自分の所にとどまってはくれませんが、しょせん道具ですからそれでいいのです。
お金に執着する人は、それが減ることばかりが気になります。
そうではなく、お金を支払うとはそれと何か(物とかサービスとか)を交換しているのです。
だから、働く等でお金を得たときに嬉しく感じるのと同様に、
支払ったときにもそれで交換した物を喜べばいいのです。
そしてできれば、なるべく価値が長続きするものを選ぶのが望ましいでしょう。
お金は、喜んで上手に使うものです。
→おお~ そういうことだったんですね。
生活に困らない範囲で、どんどんと交換していきたいものです。