つぶやき、遊び・仕事・日常

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八風吹不動天辺月

2024-01-21 06:49:18 | 日記

本業はイラストレーター兼文筆家の田中ひろみさんが、独学で学んだ禅語を解説してくれた。

修行経験などはない凡夫にとって分かりやすいものだった。

 

◆八風吹不動天辺月(はっぷうふけどもどうせずてんぺんのつき)

 日々の生活である身の回りには、悲風や大嵐が吹き荒れることがある。

 自然界・人間界を問わず不幸をもたらす風が来ることもある。

 しかし、天にある月は変わらずにそこに存在している。

 

 「八風」とは、欲に捉われたり、褒められたり、けなされたり、享楽を求めたり等の、

 総じて人生の苦難にさらされることをいうようだ。

 人生にはそういったいろいろな風が吹いている。

 心が動揺したり、周囲の他人を気にしすぎているのかもしれない。

 だが天にある月は、どんなに風が吹こうとも動きはしない。

 月のように微動だにしない心を持って、人からどう思われようと、

 どんな出来事があっても冷静に受け止めるべきだそう。

 →必要以上に恐れず、流れに身をまかせるのも禅ということなんでしょうね。