築地市場ができて７５年

７５年前の今日から業務を開始したとの新聞記事を見た。

東京に住みはじめた頃は、「美味しい魚が食べられるらしい」とかなりアバウトな知識しかなく、周辺のお店事情なんて何も知らなかった。

ある日、自転車で地図を片手に築地市場の近くまで行ってみたものの、その時既に午前１１時になろうかとしている時間で、市場の活気はとうの昔に終わっていた。
ちなみに築地市場周辺の店でも、ほとんど午前中までには閉まってしまうのだ。
当然、朝早くの現地入りが望まれる。

その日、たまたま遅く行動する観光客向けのサービスとして昆布の無料配布があり、長蛇の列に並ぶおばちゃん達に交じって、絶対昆布を使いそうにない（と見えているはずの）私も並んで昆布を頂いたのだ。

確かに私は昆布を使わなかったが、自宅に持ち帰り妻に渡しておいたので何かの料理に使われた事だと思う。

そのあと、やっぱり観光客目当ての、だし巻きの店や回転ずしの店や魚屋さんを見て、鉄火丼を食べて帰ったと記憶している。


市場の移転の話がどうなったのかわからんが、７５年も続いた場所からの移転が難しい事は容易に想像がつくし、移転したとして投資回収は問題ないのかも気になる所。


私がいろいろ考えても仕方がないが、安くて美味しい鉄火丼やねぎとろ丼が食べられる環境だけは確保して頂きたい。

食べたくなってしまった。ねぎとろ丼よ～！