東京へ出かけた際に、どうしても買ってきたいお土産があった。
それは銀座にある木村屋の「あんぱん」だ。
数年前に銀座で食べた木村屋の「あんぱん」がとても美味しかったのだ。
その記憶が忘れられず少しの時間を割いて、銀座までわざわざ「あんぱん」を買いに行ってきた。
でも、店内はごった返し、入口に近いショーケースに入った小ぶりの「あんぱん」には近付けず、
その間にも、他のパンも買って帰ろうと店内を物色していた。
すると、あるお客さんがまっしぐらに店奥の棚に向かっていくのが見え、「あったー!」と喜びの声をあげていた。
ジワリとその声のする棚に近づいて行くと、その棚には「一番人気!」と書かれた札があり、「あんバター」と書いてあった。
「そうか、一番人気か。これも買っていこう!」という訳で、目的の「あんぱん」とは別に買う事にしたのだ。
袋を開けると中身のパンは、柔らかいフランスパンのように見える。
中央部には、バターがはみ出ていて、具がたっぷりなのが予想される。
そして開けてみた。
具のメインは「あん」なのだが、控えめにバターもたっぷり入っている。
まあ、なんと絶妙なバランスな事か。
甘いけれども、意外にバターがさっぱりと存在感を醸し出している。
うまい!
ちなみに、1個210円なり。