最近、様々なところで中小企業支援が実施されています。
補助金などは最たるもので、対象者が中小企業であったり小規模企業であったりと、何かの取り組みに対して
補助金で弾みをつけようと施策が次々に打たれています。
特徴的なのは「小規模企業支援法」なるものが制定され、創業だけでなく「持続的」に取り組む事にも軸足が
向いているという事です。
今日は「小規模企業」を支援する担当者の会議があり、参加をしてきましたが、渡された資料をご紹介いたします。
まずこちら。
(独)中小企業基盤整備機構が事務局を担当する「よろず支援拠点」は中小企業の経営相談所として全国47都道府県
に設置されており、そこの取組事例を紹介しているものです。
次は平成24年から中小企業庁が認定経営革新等支援機関として認定した「認定支援機関」制度があり、
これらの認定支援機関による中小企業、小規模事業者の支援を行った結果と、具体的な有料事例・活用
事例として紹介しているものです。
最後に、中小企業庁がまとめた中小企業の様々な施策を利用する手引きとして毎年4月ごろに発行している
「中小企業施策利用ガイドブック」です。
これには補助金や助成金などを含む経営・金融・財務・商業などのサポートや相談や情報提供などを行って
いる窓口を紹介しているものです。
いずれも商工会議所や商工会、中小企業振興センターや中小企業基盤整備機構などの公的な支援機関に
置いてある事が多いので、必要な方は窓口でお聞きになられてください。
中小企業だから何もできないのではなく、中小企業だから方向転換や柔軟な対応ができる事が多々あります。
何かのヒントを見つけるには、日々の情報アンテナを高く持つ事や、これらの事例研究によって自社に合った
取組のヒントにしていく事が必要ですね。