自転車で買い物に出かけていたら、このキツネさんに出会った。
東大和のよもやま話から、「きつねの嫁どり」をイメージした作品だそうだ。
以下原文のまま
「昔、村々に電灯のつかなかった頃のことです。
遠くの東京の空に、ネオンが明るく見えると、とても珍しく「あれが東京だべ」と空を眺めていたそうです。
その頃、「きつねの火が通るで見ろや見ろや」と言われて狭山丘陵の方向を見ると丘陵の尾根をボーッっと赤い火がついたり消えたりし、いくつもいくつも並んで動いている事があったそうです。まるで嫁どりの時のちょうちん行列が歩いてくるかのように、見えたそうです。そしてふっと消えてしまうのだそうです。このような現象を村の人々は「きつねの嫁どり」といっていました。当時は山の尾根や原などでよく見られたそうです。
との事だ。
よもやま話も、こうやってオブジェと一緒に残していくといいな。