yuyuの日々

yuyuの日々の出来事です

女峰山より楽しい赤薙山(たち)・その2

2019-12-16 18:14:35 | yoyoの日々
知らなかったけど。

今回登ったルートは登山道でした。

内ノ外山というらしいです。

てっきり、このルートはアカナ沢上流の大鹿落としにつながっていると思っていたのですが。
(ま、確かにつながっています・・・ただ行けないだけです)

この山は、標高1983mです。


他の方の画像を拝借してご説明します。




「登山道ではありません。1603m峰までは地図読みができる人なら問題はありませんが稜線を目指すなら高度なアルパインクライミングの技術が必須です。
基本、笹薮で膝から胸の高さ。踏み跡は、稲荷側沿いで少しある程度。
下部では熊・イノシシなど危険な動物もいます。
初心者はもちろん、中級クラスの人でも単独入山は控えるべきでしょう。パーティでも1603Mあたりまでにしてください。」

「内ノ外山の最終100m弱はザイル必須。
プロテクションは頼りなく落ちてはならない。
ピッチいっぱいで1ピッチ目が切れる。そこは小さな広場。
2ピッチ目が特に危ない。
落ちたら雲竜の滝まで真っ逆さま。」


・・・ということらしいです。

実は、私!
ここで滑落しかけました。

たしかに!
落ちると谷底まで一直線でした。
落ちるかどうかって、5cmの差でしかなかったのです。

ま、そんなお話しをシリーズで

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女峰山よりも楽しい赤薙山(たち)

2019-12-16 08:54:50 | yoyoの日々
東照温泉から毎日見ている女峰山の姿です。

一言で女峰山と呼びますが、実際は連山です。

当初は、麓から見て中央にある「誰も登らない尾根」を登るつもりでいました。
この時点では、この尾根は稲荷川左岸の尾根だと思っていたのです。
しかし違いました。

東照宮のある稲荷川と大谷川の合流する地点から眺めた風景です。

まったく異なる印象です。

まず赤薙山って2010mのかなり低い山だったのです。
ここから見て赤薙山がどれなのかわかりにくいです。
むしろ地図には名前がない連山の2203mの赤薙山(たち)の方が綺麗に見えます。

山を見ていて山の名前を間違えることがあります。
その原因は遠近法によって近い山が高く見えるからです。
東照宮から見ると、女峰山はほとんど見えなくて、前女峰山のレッドバンドがよく見えます。

今回は、矢印のルートで登りましたが、この尾根は稲荷川と水の流れていないヒネリギ沢に挟まれています。

この沢の向こう側(ヒネリギ沢左岸)が最初に登ろうと思った尾根です。

麓から眺めていたのと、実際に山に登ってみると景色は異なります。

この山の中でどれが赤薙山だか分かりますか?

実は赤薙山は、右手の木の枝に隠れていて見えていません。
私も赤薙山がどれだか分からなくて、下山途中に地図を見て確認しました。

黒岩方面から赤薙山(たち)を見ると、また異なった印象です。

今回登った1983mのピークは画像の右端にわずかに見えています。
そのピークは雲の上に飛び出ていますので分かりにくいかと思います。

画面右の白い雲の中に、わずかに1983mのピークが飛び出ているのが分かると思います。

ギリギリ赤薙山が画像の右端に写っています。

同じ山なのですが、今回登った方向から見るとこのように見えます。

見る方向でまったく違う印象です。

黒岩へと続くバカ尾根から見た画像です。

肝心の赤薙山は、右上部の尾根線が崩れている場所の右側の小さい丘のように見える山です。
その崩れている部分はヒネレギ沢となりますが、沢の手前のまっすぐに伸びている尾根線が今回登ったコースです。

稲荷川から見ると尾根道がよくわかります。


さらに上流の雲竜渓谷から尾根道を見上げると雲に霞んでいます。


拡大するとこの崖の上が尾根道となります。


砂防堤の展望台からの画像ですが、画像の中央の三角形が、今回登った1983mのピークです。

5つのピークが連続した尾根道と比較すると赤薙山(たち)は低く見えています。

逆に、今回の尾根道から砂防堤の展望台を見るとこうなります。

展望台は中腹部の道路脇にかすかに見えています。

そして上から見た砂防堤です。


さて、この画像に今回登った1983mのピークとともに赤薙山と赤薙山(たち)が写っています。


まったく山の区別がつかないと言うあなた!

女峰山よりも楽しい赤薙山(たち)を間近で見てきたお話しをこれからのシリーズでお届けする予定です。

お楽しみに

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女峰山って何て楽しい山なんだろう・その2

2019-12-15 18:22:18 | yoyoの日々
本日、女峰山から流れ出す稲荷川の左岸の尾根を登り、赤薙山の麓まで行きました。


その行程をこれからのブログでシリーズ化させます。

お楽しみに〜〜〜








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女峰山、誰も登れない超難易ルートをどこまで行けるのか?

2019-12-15 06:35:41 | yoyoの日々
女峰山への登山ルートには、左の東照宮からバカ尾根経由で黒岩に出るコースと右のキスゲ平から赤薙山に出るコースが主流です。

そして、その中央にもう一つのバカ尾根コースがありそうに思えます。

よし!
ここを登ってみよう。
・・・と思って地図でのルートを検討していたのですが、どうも写真の尾根と合致しません。

そこで少し西側から女峰山を眺めてみました。

そうするともう一本の低い尾根が裏に隠れていることが分かりました。

このことを確かめるために上空からの画像を探してきました。


地図と一致します。


その尾根は稲荷川の左岸にあり、まっすぐに続いているように見えます。


黒岩から眺めると、最初はなだらかな尾根です。


しかし標高1600mの地点を直進して雲竜瀑の上側からアカナ沢には出ることができません。


アカナ沢上部との間には、すごいがれ場があります。


そこで標高1600mの地点から赤薙山方面へと向かうと、このような光景を目にするはずです。

その先はカモシカも登れません。
その名も「大鹿落とし」だもんね。

さて、前人未到の誰も登れない超難易ルートはどこまで行けるのでしょうか?


と言うことで。
本日12月15日、これから出発します。
とりあえず1600mのピークまで行って、その先を考えます。

行ってきま〜す。

つづく


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にわとり山の林道をチャリで行く

2019-12-14 17:28:42 | yoyoの日々
にわとり山という山があります。

正確には「鶏岳」であり栃木100名山の一つらしいです。

鶏が鳴いたというのが伝承ですが、単純に鶏のトサカの形をしていると思っていいのでは?


この林道コースを「にわとり山専用チャリ」で走ります。


温泉を出て、鬼怒川を渡ると女峰山が見えます。


こちら、同じように山頂部が崩落して複数の山頂を持つ高原山です。


林道を左回りで登るので、トサカの裏側から進みます。


綺麗な清流が流れています。


岩盤が青い石でできています。

にわとりでなく、鳩に見えます。

にわとり山の山頂が見えてきました。

快適な舗装の林道を、一切足付き無しで立ち漕ぎをしないというルールで走り切ります。

にわとり山専用チャリは、ブリジストン製・シマノ7段ギアのクロスバイクです。

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女峰山って何て楽しい山なんだろう!

2019-12-14 04:04:19 | yoyoの日々
晩秋から初冬にかけて雪が舞う中を女峰山へと続く登山道を3つ歩きました。

最初にキスゲ平から赤薙山まで、そしてその反対側の東照宮から黒岩まで、さらにその中程にある雲竜渓谷にも行ってみました。

ここは赤薙山ですが、お昼を食べていたらガスに包まれて視界がなくなり引き返しました。


続いて黒岩まで登り、そちら側から見た赤薙山です。


薙刀で崩したような地形は大鹿落としと称され、アカナ沢に大量の崩落物を供給し続けています。

このアカナ沢にはいくつもの滝がありますが、その滝を登り大鹿落としをトラバースしてから女峰山まで行くことができるらしいです。

一方でY字をアカナ沢に行かず七滝に進むと、そこから前女峰山にも登れちゃうようです。

これらのルートはかなりリスクを伴うので一般向けではありません。
とくにアカナ沢では絶えず崩落が続いているので、体力・技量とともに生還するには運も必要だと思います。
上級者は、単に女峰山に登るのではなく、難易度を上げて楽しんでいるようです。

前回のブログ、ようこそ「雲竜渓谷」氷の世界に・その4で書きましたが、私も雲竜渓谷から黒岩までくらいは登ってみたいのです。
このコースでは崩落物は大丈夫そうですが、雲竜渓谷から直線距離500mで700mほどの高さを登るので、リスクは滑落となります。
したがって、今季はすでに斜面の凍結が始まっているので無理しないほうが良いでしょう。

それまでは、せめて赤い石のコレクター


これも綺麗な赤がでています。


きれいだけど、こんなに大きな岩はお土産にならない。


これでも大きすぎる。


だから、この崖の崩落物を拾いました。


それがこの破片ですが、鉄分を含んでいるように見えます。


そして、これもお気に入りです。


女峰山そのものには登っていないのですが・・・

まだまだ女峰山の手前を楽しめそうです。

そう!
地図を見ていて未踏のルートを見つけました。
どんな上級者も登れないコースです。
ルンルン

つづく

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コールドムーン

2019-12-13 18:14:53 | yoyoの日々
12月12日は満月


12月13日も満月に見えるけど


12月の満月をコールドムーンというそうな・・・






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ようこそ「雲竜渓谷」氷の世界に・その4

2019-12-13 08:47:51 | yoyoの日々
雲竜渓谷は、この滝の上流になります。


流れに沿って氷柱ができ始めています。


長いものは、ゆうに3mを超えています。


滝の奥は赤薙山方面が見えています。


渓谷の壁が続きます。


渓谷には、無数の滝が凍りついていますが、渓谷の少し先で渡渉ができなくなりました。


しかし誰かのブログで、高巻きしている画像があったことを思い出しました。

なんだ!
あの山を越えればいいんだろう。

ということで稲荷川の右岸を高巻きすることにしました。


けっこう歩きやすい道です。

滑らなければ・・・

やがて雲竜瀑が見えてきました。


この崖の下を進みます。


かなりハッキリと滝が見えてきました。


しかし、ここからが問題です。


斜面が凍り始めています。


でも頑張って雲竜瀑が見えるところまで来ました。


さらに進むとガスってきて、谷が見えなくなりました。

斜面にも氷雪が増えてきました。

しかたないから帰ろっと。


この氷を滑ったら谷底まで一直線だし。

アイゼン持ってきてないし。

なんか、鹿の墓場らしいし・・・


そんな帰り道、この滝は全面凍結していました。


全面凍結の時期には、高巻きなんて絶対にできないから、このルートでの景観は今季は最後だと思います。


でも!
雲竜渓谷の地図を眺めていたら・・・

いくつかのルートで黒岩まで登れるんだよね〜

渓谷から黒岩までの標高差が700m以上あるのに、直線距離では500m程度なので、単純に平均斜度は50度を超える?
これくらいになると、垂直に立って肘を伸ばすと肘が斜面に付くくらいの斜面になります。
おそらく、樹木の根っこを探してそこに指をかけて身体を引っ張り上げることの連続になるでしょう。

でも!
行ってみたい。




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ようこそ「雲竜渓谷」氷の世界に・その3

2019-12-13 07:25:12 | yoyoの日々
せっかく来た雲竜渓谷、ここから先は川が凍ってからでないと渡れません。


う〜ん、どこか渡れそうなところを探そうと。


渡れるところを見つけましたが、向こうに渡れても岩の形状から逆方向にはどう考えても無理だと判断しました。


帰りのことを考えて、流れを埋めることにしました。


最後に足場を作って渡りました。


これならば帰りもなんとかなりそうです。


さて、これからが氷の世界の始まりです。


この辺りはまだ凍っていません。


氷柱の成長はこれからです。


さらに渓谷は続きます。


奥の方に上部から垂れ下がる氷柱が見えてきました。


と、ここでまたもや難関がありました。

アイゼンなしの登山靴でも、うまくすれば渡れるかも?
でもね!
往復の行程で、もしも滑って川に落ちる可能性を考えると・・・・

仕方なく、ここの氷柱を撮って帰ろうかな?

と思ったのですが、誰かのブログの画像を思いましました。

多分、まだ上流に行けるはず!

雲竜瀑まであと少し。

つづく


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ようこそ「雲竜渓谷」氷の世界に・その2

2019-12-12 06:30:13 | yoyoの日々
いよいよ雲竜渓谷に近づいてきました。


稲荷川には、いろいろな堰があります。


その堰を超えて、あの岩山の向こう側が雲竜渓谷です。


赤那岐国有林と読めますが、赤薙山の「赤薙」ではなく、「赤那岐」はアカナ沢に分岐しているという意味でしょか?


この辺りは、薙刀岩のような岩があります。


雲竜渓谷は、この滝の上流から始まります。


すでに滝の両側は凍りついています。


サア渓谷に続く階段を下りましょう。


渓谷が見えました。


ここから氷の世界が始まります。


まだ出来かけの氷柱です。


土石流を感知するため設置してあるワイヤーをくぐります。


が、ここから先に行くことができません。


どのルートを考えても、滑りそうで登山靴のままでは渡れません。

私はあくまでも「山歩き」に徹しているので、登山とか山岳とかいうスタイルではありません。
他の方のブログを見ていても、アイゼンなどで冬山装備したグループたちが、ここから先のとも知らず(友のことも気にかけられない)あたりから、その先を断念して引き返しているという記載がありました。

対岸の成長しつつある氷のカーテンを眺めて、帰ろうかな?

いやいや、せっかくここまで来たのだから渡渉できる場所を探そうっと!

女峰山には雲がかかり始めました。

ガスが出る前に雲竜瀑まで行きたいです。

つづく


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