南相馬市協会太田会長の活動報告が配布されました。
太田会長は福島県議会議員で、選挙区が南相馬市と飯舘村になっていますので、震災当初よりひじょうに苦労しています。5月に一度お話したときには、なかなか思うように事が運ばない悔しさ、もどかしさに涙を流していました。でも、地元の我々が安心して生活が送れるように、今も頑張って行動しています。
南相馬から離れている方もいますので、太田会長のあいさつを書き込みます。
愛する地域の復興のため、子供達の笑顔と未来のために全力で活動します。
この度の東日本大震災により亡くなられた皆様方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。最愛の肉親を失われたご遺族の深い悲しみに思いを致しますと、誠に痛恨の極みであり、心よりお悔やみ申し上げます。全ての被災者の方々に心よりお見舞い申し上げるものであります。
震災より5ヶ月が過ぎましたが、未だ原発事故の影響により様々な活動が立ち遅れております。国と事業者には一日も早い収束が第一でありますし、被災地や被災者の現状をしっかりと把握し、迅速に対応するように訴えてきておりますが、課題は解決するどころか大きくなってきております。
県議会において3月14日に全議員で災害対策本部を設置し、国・政府に対して福島県の被災地の窮状を繰り返し繰り返し訴えてまいりました。残念ながら国にはこの窮状を実感として受け止めた迅速な対応は図られていただけなかった5ヶ月だったのではないでしょうか。国は様々な区域設定についても解除や見直しの方向性を示していますが、詳細なモニタリングの公表や除染の計画を示し実行することをまず行うべきと考えます。
私は機会あるごとに国や県への質問や要望等、私なりに一生懸命地域の実情を訴えてまいりました。緊急時避難準備区域の借り上げ住宅許可、ホールボディカウンター設置、サテライト校通学費支援、病院の病床数の増加等、地域課題に対して実現することが出来たこともありますが、様々な壁は大きく、ご期待に添えられないもどかしさを悔しく思っております。
私は、どんなに大きな課題であっても故郷をこよなく愛する地域の方々と心を一つにし、愛する地域復興のため、子供達の笑顔と未来のため全力で活動することをお誓いいたします。皆様方のご指導をお願い申し上げあいさつとします。
以上の内容でした。
太田会長も長期間、連日の激務で少しやつれているように感じました。これからも問題が山積みですので、身体に気をつけて頑張っていただきたいと思います。
今度、会長の激励も含めて飲み会でも盛大にやりましょう!!
がんばれ~! おおた!!