小高商業高校の子供たちが「だいこんかりんとう」に取り組んでいる動画がありました。
若い力に励まされますね。
道の駅南相馬へおいしいつまみがあるか探しに行ったら珍しいものがあった。
小高だいこんかりんとう
震災前に小高商業高校の生徒たちが考案し、宮城県の企業に製造者として協力頂いていたそうです。
収穫され過ぎて廃棄処分になってしまう大根を有効活用できないかと開発に取り組んだお菓子。
原発事故が起こる前は小高区の金房大根を使っていましたが、大根の栽培さえ出来なくなってしまいました。
小高商業高校の生徒たちも原発事故により避難や転校を余儀なくされ、製造協力して頂いていた企業も津波で被災してしまったようです。
それでもあえて福島県産の大根を使い、震災後鳥取県で営業を再開した製造業者の協力を得て復活したそうです。
小高商業高校の商業研究部の部員が頑張りましたね!!
小高だいこんかりんとうは2種類です。
プルーン味
生地に国産小麦とおからが使用されています。
やさしい味がしますね。
おいしいですよ!!
甘ったるくないのでビールのつまみにも合いそうです。
販売者の小高商業高校の住所は仮設校舎のある原町高校の住所になっています。
早く小高区の本校に戻れるといいですね。
胡麻味
胡麻の香りがいいですね~!!
あえて福島県産の大根を鳥取県まで運んで製造し、鳥取県から南相馬市に送られてきています。
もの凄い製造コストがかかっていると思いますが1袋280円ですよ。
大変さを思いながら食べると復興の味がします。
福島県産農産物の復興と復活の思いが込められているような気がします。
小高だいこんかりんとうは、大根が収穫される冬限定で、道の駅みなみそうまでしか販売していないようです。
現在、道の駅南相馬で販売してますよ~!!