山形県上山市にある「こんにゃく番所」に行ってみたいというので行ってみました。
上山温泉から15分位ですかね?
楢下宿 こんにゃく番所
楢下宿は、江戸時代江戸への交通路として繁栄し、
参勤交代の大名行列が通った宿場として今でも当時の面影を残すようです。
その頃の人々は荒野や山林を切り開き、
楢の木で炭を焼き生活の糧としていたといいます。
多くの農民が深い雪の中で炭焼きをしており、
その間の酒の肴としてこんにゃくを煮たものを食べていたという。
ここから楢下宿のこんにゃく造りへの挑戦が始まったそうです。
建物は楢下宿にふさわしい雰囲気を醸し出しています。
名水 楢下宿益栄の水
この水は古くは江戸中期ごろ秋田佐竹藩の殿様がこよなく愛した「うめもとぎの水」に由来しており、
この水を飲んだ人々の益々栄運を授かるようにと願いを込めて命名いたしました。
二百数十メートルの地下より自噴する「益栄の水」はカルシウム分を豊富に含んで、
こんにゃくを作るのに最適であるそうです。
店内にはこんにゃく製品が豊富に販売されてます。
餅こんや焼き鳥風のこんにゃくが美味しそうです。
店の奥ではこんにゃく料理が味わえます。
ちょうど昼食時なので「こんにゃく料理?」と思いながらも食べてみることに。
こんにゃく懐石料理は大きく分けて3コース。
今回は「おすすめコース2,420円」を注文。
高い方のコースは「もつ煮込み風こんにゃく」が付くそうです。
料理は出来立てを運んできます。
先ずはデザートの梨ゼリー風こんにゃく。
梨ゼリーでこんにゃくとは思えません。
先付
海苔刺身蒟蒻汲み豆腐
前菜
黒豆蒟蒻、山菜巻蒟蒻、松風と蒟蒻の木の芽焼き、いくら見立蒟蒻
造り
海苔刺身蒟蒻、烏賊刺風蒟蒻、鳴門巻蒟蒻、甘海老蒟蒻、混布〆蒟蒻の薄造り、妻一式
煮物
豆腐蒟蒻袋詰め、山菜あん掛け
酢の物
水雲蒟蒻
揚げ物
帆立貝柱蒟蒻、春雨風蒟蒻の春巻き
蒸し物
湯葉風蒟蒻、新じゃが芋、ささげ
お椀
筍蒟蒻、味噌粕仕立て、青味
食事
蒟蒻蕎麦、薬味は山形だし
一つ一つの料理がこんにゃくとは思えない。
美味しさを伝えられなくてごめんなさい<m(__)m>
いつも食べているこんにゃくとは思えない驚きと美味しさがありました。
あのこんにゃくからこんなにも料理の世界が広がるなんて、
日本の和食文化って素晴らしいんですね。
こんにゃくの常識を覆す料理を味わえますのでお勧めです。
売店で食後の「デザートにどうぞ」と玉こんにゃく1串ずついただけます。
追いこんにゃくです(^-^)
こんにゃく料理なのに腹いっぱいになりました。
美味しい料理ごちそうさまでした。
腹いっぱいになったらカフェでお茶でしょう!!
こんにゃくで腹いっぱいというのに
同じ敷地内にある「CAFE 日々蒟蒻」へ。
こんにゃくソフトやこんにゃくパイがおすすめだそうです。
大きなガラス窓越しに見える竹林が雰囲気いいです。
腹いっぱいだというのに
おすすめの「こんにゃく抹茶ソフト黒豆こんにゃくかけ」を注文しちゃいました。
黒豆だと言われれば黒豆です。
食事から食後のデザートまでこんにゃくをたっぷり堪能しました。
初めての経験で大満足です。