御嶽山が噴火してから5日。
戦後最悪の犠牲者となってしまった。
必死の救出活動が続いているが、少しでも生存者が増えることを祈りたいです。
今日の新聞に「被害全容いまだ見えず」の記事が載っていた。
噴火時に山に登っていた入山者数が把握出来ないからだ。
登山口には通常登山届を提出するポストが設置されている。
でも、登山届を提出するのはごく少数の人だろうと思う。
俺も登山を始めた頃はまめに記入して入山していたが、最近ではほとんど書いていない。
御嶽山が噴火した当日に登山届を出していたのが333人だという。
団体登山をするときには代表が提出するだろうが、個人で登山する方のほとんどが提出していないと思う。
提出義務のない登山届を提出する人は全体の1~2割程度というから、
実際の入山者は3000人程度のあったことになる。
紅葉シーズンで3000m級の手軽に登れる山だったらそれくらいの入山者はあったかもしれない。
ほとんどの登山者は山頂で昼を迎えたいだろう。
とすると山頂付近にはすごい数の登山者がいたことになる。
そこで突然山が噴火したら・・・・・!?
俺も一人で登山を続けているが、家族には「あの山に行ってくる」しか伝えていない。
いざ山でトラブルが起こったらと考えると、
家族や知り合いに登山先を伝えて登山届を提出した方がいいだろうと考えさせられた。
自己責任だから山でトラブルが起きて自分がどうなっても仕方がない。
しかし、自分の不手際のために家族や遭難救助してくれる方々に迷惑がかかってしまうことは避けなければならないと思う。
自然災害はいつどこで襲ってくるかわからない。
自分の身体は大丈夫と思っても突然変調をきたすこともある。
そうなった時のことを考えての準備は確実にしておくべきだろう。
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