激しい揺れに見舞われ、その後に発生した津波で甚大な被害をもたらした東日本大震災。
あの日から今日で丸4年を迎えた。
今日も会社で朝を迎えた。
昨夜からの強風は収まってきたが雪が吹き付ける寒さが厳しい朝となった。
あの日も津波でぬれた身体に雪が吹き付けて寒さに震えていたのを思い出した。
あの経験をしたみんなにとっても今日は特別の日。
決して忘れることのない、忘れてはいけない特別な日なんです。
東日本大震災で被災し亡くなられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます。
会社の帰りは友人の自宅跡に立つ慰霊碑にお参りした。
友人の父親はいまだに行方不明。
自宅があった跡に父親が大切にしていた庭石が置かれそこに塔婆と花が手向けられていた。
友人も今年、別な所に住宅を新築し、この地域と決別した。
昨年の今頃はまだ津波で壊れた防波堤は手つかずのままだったが、
その後に大規模に工事が開始され今では状況が一変している。
一気に復興が進んでいるような気にさせられる。
昨年まで生きていたケヤキの木はどうやら枯れてしまったらしい。
大津波から生き延びたケヤキとモミの木。
仲間が1本欠けようとしている。
さびしい気もするが仕方のない事なんだろう。
枯れたケヤキの木の下には水仙が花を咲かせていた。
今日の朝は厳しい寒さとなったがここにも春は確実に来ている。
巨大地震と大津波、東京電力第一原発事故の複合災害はいまだに我々を苦しめている。
一方ではふるさとの再生に向けた動きは遅れながらも着実に進んでいる。
福島県民は巨大災害に屈することなく一人一人が懸命に力を合わせ歩みを進めているからだろう。
ふるさとを震災前より輝くものにするためには、
みんなで手を携え肩を組んで前向きに取り組んで行かなければならないと思う。
そう、前向きに進んで行くしかない!!
あれから4年。
南相馬市ディスクゴルフ協会も馬事公苑コースが再開しやっと復興のスタートラインに着いたばかり。
これから先、難関が山積みしている。
それをみんなの力でクリアしていき、来年には復興を遂げた姿をお見せできればと思う。
頑張らねば!!