84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

参院選

2007年07月31日 | Weblog

 

 7月26日 鳳仙花ばばの話に出す両手
 7月27日 送迎のプールで交わす野菜かな
 7月28日 故郷がつるり現る牡丹杏
 7月29日 梅雨明けの定まらぬ朝参院選
 7月30日 逡巡の土用鰻でありにけり
 7月31日 天地人捻れ和したる七月尽

 七月が往く。自然の怖さと人間の愚かさの教訓を残して。今朝方まで間欠に降り続いていた空に蒼が湧き出している。人々は参院選で当然な審判を下した。そもそも、金に不潔な個人と団体に信頼は無い。公金流用、年金問題、待ったなしの増税etc「命長ければ恥多し」町内会自冶とて同じである。責任政党になった民主党の真価や如何に?! ラベルを確かめ店員に正して買った昨日の鰻。悪かろう・安かろうの中国産品。品質で再建の余地多き日本がある 


大暑

2007年07月25日 | Weblog

 

 7月21日 夏夕(なつゆうべ)ライブの浜は煉瓦色
 7月22日 団扇祭り律儀にあがる水銀柱
 7月23日 ミステリー列車が突込む雲の峰
 7月24日 雲ひとつ探してをりぬ梅雨晴間
 7月25日 グラジオラス ルンバで踊る剣舞

 23日は「大暑」だった。暦上では<暑さが最も厳しい時>とあるが、関東地方の「梅雨明け宣言」はまだない。21日に横浜の、ランドマークタワー70階で昼食をしつつ眼下の港街を楽しんだ。
観光ポイントの1つの「赤煉瓦倉庫」を案内したら、炎天下の戸外のライブショウに若者が群がっていた。帰途は「熊谷うちわ祭り」をチョイ覗く。23日の句会席題は「入道雲・雲の峰」だった。 


新潟中越沖地震

2007年07月20日 | Weblog

 

 7月16日 又まさかナヰに這いでる蛞蝓(なめくぢり)
 7月17日 山の子の抜き手巧みにプールかな
 7月18日 うじうじの雨に痩せたる孔雀草
 7月19日 チャボヒバの棚田の如し蜘蛛の網
 7月20日 鹿の子百合ひょっこり覗く部活の子

 16日10時過ぎ、4号台風一過の遊歩道での異様な体感地震だった。湿気を好むなめくじだって驚いてしまう?{メモ;ナヰ(地震)}「新潟中越沖地震」。度重なる天災に心からお気の毒に思いだ。 プールを覗いたら米寿前後と思しき方が、懐かしい「抜き手泳法」をしていた。 今日は2学期終業日?。部活の孫が久しぶりに立ち寄った。庭のあちこちが蜘蛛の巣だらけである。 


台風4号

2007年07月15日 | Weblog

 

 7月11日 活けられて虫を吐き出すグラジオラス
 7月12日 鬼灯虫(ほおずきむし)庭一村を食潰す
 7月13日 雨靴の長さをくねるミミズかな
 7月14日 笹百合や天女が御在す朝の庭
 7月15日 台風来(く)ダイナマイトを引き摺つて

 台風4号。14日に九州に上陸し東上中。”今年最初で巨大”と言う。テレビの気象図の台風の目を包むボールがダイナマイトに見える。太平洋沿岸を荒しつつ、午後からは、関東一帯を席捲しそうだが、これも埼北は遠慮気味である。それでも、長身のグラジオラスや向日葵が倒れいるので慌てて支柱を添え、鉢物を避難させ一息ついたところである。      


七夕

2007年07月10日 | Weblog

 

 7月06日 入り口に最敬礼の目玉瓜
 7月07日 七夕や祈事(ねぎごと)見えぬ飾付
 7月08日 甲虫かぼそき脚の力かな
 7月09日 下駄音のゆっくり通る遠花火
 7月10日 裏白のチラシ無き朝梅雨本番
 

 ”列島の梅雨本番”を告げる今朝の予報と厚い曇天。どうやら本気らしい!? 切り出した竹、手作りの短冊、自筆の願事を書き込んだ七夕飾りを見つけるとほっとする。樹脂紙の文字のない大判短冊飾りになれてしまって久しい。今年もブログの写真を求め韋駄天姿で出た旧街道は、7時頃には身動きが出来ない人出だった。昨日の句会の席題は「花火」だった。間もなく祭りの夏が来る。


山開きの思い出

2007年07月05日 | Weblog

 

 7月1日 小6の自慢いまだに山開
 7月2日 採血の間あい短き半夏雨
 7月3日 新築の家の賑わいツバメの子
 7月4日 送り梅雨期限間近のパスポート
 7月5日 サクランボ古希の頭のヘアカーラ

 梅雨らしいお湿りの空が、今朝は晴れ上がり真夏日の気配だ。1日の山開きには60余年続く自慢話がある。12才.小6の10余人が担任先生の引率で、往復徒歩で富士登山した事である。吉田口浅間神社から登り、須走り口を駆け下りた1昼夜。寒かった御来光」だった。不調気味の体に喝を入れる思いから、パスポートの更新手続きをした。又、根切虫にアスターがやられてしまった。