泥付きの11月を送るかな
11月30日。。昨日に変わらぬ小春のままの11月も今日が晦日。異変の多き年も残り1ヶ月になった。11月の最後の話題人は、県・市W選挙で変化を求めた浪速っ子と沖縄基地問題に失言した防衛局長か? 月が変わるとネギの地方への出荷が忙しくなる。
泥付きの11月を送るかな
11月30日。。昨日に変わらぬ小春のままの11月も今日が晦日。異変の多き年も残り1ヶ月になった。11月の最後の話題人は、県・市W選挙で変化を求めた浪速っ子と沖縄基地問題に失言した防衛局長か? 月が変わるとネギの地方への出荷が忙しくなる。
シャンソンを奏でる吾や落葉踏む
11月29日。。小春日和の日は落葉最中か落葉が終った路をあてどなく歩く。自然に落ちながら立てる音色や、落葉の路に風に転がる音色。その中を己が歩足が立てる音色に「枯葉」の世界が甦る。現役時代フランスで聞いたィブモンタン。日本人のシャンソン歌手には淡谷のりこや越路吹雪やあしのひろしなども居るが「高ひでお」のが特に好きである。
くさめ聴き旅の終りをを知りにけり
11月28日。。世間の関心を集めた、大阪市長と知事選は橋本維新の会がダブル圧勝した。知事から市長になった橋本氏は42才、知事になった松井氏は47才。既存正統派は恐れ、変化を期待した市民は万歳をした。外野は驚きと奇異の眼で行方を見守ることになった。八百長事件などで衰退傾向の九州場所が終った。こちらは稀勢の里を大関に昇進させて人気回復の構図が固まったようだ。東日本大震災の復旧・復興政策も現状腹の脱出劇を期待する国民は多いだろう。
冬支度けふはゴミゼロ運動日
11月28日。。今日は当F市の恒例の「秋のゴミゼロ運動日」だった。市民は前もって配布された「ゴミゼロ袋」をもって町内を巡回して道端や植え込みのゴミを回収すして自冶会館に持込んで来る。待受けた衛生担当役員が仕分けたゴミは明日市の回収車が持ち去る。当町は団地の為に平常から清掃は行き届いているから回収量も少なく、早々と終ってしまった。
花やつで校歌の作者住みし家
11月26日。。 約半世紀前、F市の工業団地導入に伴って設立したT小学校。そこの校歌を作詞した方が近所に住んでいた。逝かれてから数年経つがお住いはそのままである。奥さんに先立つれてから俳句の手ほどきを受けたり、男の料理教室にご一緒したり親しくしくお付き合いをさせて頂いたので、八手の花が塀から零れる頃になると「地平線」の石碑お墓参りをしている。 九州場所14日目の昨日、白鵬が21回目の優勝を果たした。微かな期待をしていた新大関の琴奨菊も、大関狙いの稀勢の里も駄目な成績。国技館に飾れる最近優勝した30余人の写真から日本人力士が消える。寂しいことよ!
避難地に息づく子らや竜の玉
11月25日。。忘年会のシーズンが訪れている。時期を逸すると目当ての場所は埋まってしまうから、幹事さんは、大まかな参加者見込みをつけて予約をする。わたしの所属クラブの大方は午前中が例会で昼食を兼ねた忘年会が多い。今年も玄関前の小庭にひそやかに竜の玉がなりだした。時あたかも来年の辰年だから殊更に関心を寄せる。玉は、固さを増しながら独特の濃青色を放つ。復興を夢見つ各地で頑張っている子供らに重ね合わせていた。
湯豆腐と即答したる日なりけり
11月24日。。「落語家の立川談志師匠逝去・75歳」が昨日からニュースのトップを占めている。談志師匠は型破りな芸風で古典落語に新風を吹き込んだ。奇知に富んだ毒舌の社会批評は多くのん視聴者の同感を得た。、政治家も経験、多くの弟子を残した功績は、後世に長くそのなを刻むだろう。黙祷! 波状寒波のこの頃からは鍋物に限る。”今夜は何にする?なて聞かれた作日は、即座に”湯豆腐”と答えていた。実際は ちり鍋 だった。
皿洗い慣れて勤労感謝の日
11月23日。。勤労感謝の日。昨日は初氷と初霜を見た冬日だったがで今日は少し弛んだ小春日。晩秋の寒暖が続く。草花も未だ進退に迷って居るのがある。昨日の外出先で、陽だまりの良い庭先に盛りを少し過ぎた昼顔を見つけたのだった。お蔭さまで医者通いを続けながらも夫婦して別別の趣味の日時がかぶる日は、それなりの家事の分担をしている。時には夕飯の支度もする。昨日は布団干しを請け負った。奥さんのビハビリを助ける知人が増えているからである。
枯はちす残して終るオーム裁
11月22日。。16年の長期にわたったオーム心理教の裁判が結審した。死者29人・重軽傷者6千人の犠牲者。朝刊の一面に地下鉄サリン事件の後遺症視力も体の自由も利かずぬ闘病生活者の写真に沈黙する。有罪者1888人で死刑者13の結審に思う。”16年の裁判の長さ、しゃべらないままの首班の松本教祖、懺悔のない高学歴の犯罪者の動機などの未解のままの真相。
キャンバスに余生録りこむ小春かな
11月21日。。プロ野球ソフトバンクが8年ぶりに日本一になった昨晩だった。11月もこの頃になると貴重になる「小春日和」である。家に居ると、つい炬燵に座りこんでしまうが、外気を恐れず出かけると少しの動作で温かくなる。街中の池傍で写生を始めた晩学の氏達。デッサンが終る頃になると、傍らに着込んでいた防寒着をおき色づけの筆遣いが忙しいくなってくる。”明日から寒さが戻る”との今朝の予報であった。