3月26日 蓬餅一つつまんで腰湯かな
3月27日 引く鴨の何にいらだつきのふけふ
3月28日 木久翁の出世の色やいたちぐさ
3月29日 崑さんを偲ぶ人々花の冷え
3月30日 老犬の鼻活きてゐる花見かな
3月31日 2冊目の今年の句帳3月尽
咲き出して瞬く間に満開になった桜。散るのを惜しむ人々に応えた冷雨。自然と人のやりとりの1駒か?。明日は天気になるが冷え込みそうだ。春休み中の子との世代交流会が叶いそうだ。荒川の白鳥は170羽と増加気味なのに鴨は1/3に減っていた。旅立ちが近づくと鴨は、神経質になるそうだ。今年2冊目の句帳は、冷たい1ページになった。