白きものおまけにに付けて2月尽く
2月29日。。閏日。小学生が登校時の7時半頃はまだ白くなり出した銀世界が11時過ぎには9センチ近い積雪になっている。今日は4年毎の閏日。遅き春を1日遅らせた感はあるが大震の逢った一年前を拒む人心を察しての春雪とも思う。
白きものおまけにに付けて2月尽く
2月29日。。閏日。小学生が登校時の7時半頃はまだ白くなり出した銀世界が11時過ぎには9センチ近い積雪になっている。今日は4年毎の閏日。遅き春を1日遅らせた感はあるが大震の逢った一年前を拒む人心を察しての春雪とも思う。
宇宙カレー喰ふて出かける受験の子
2月28日。。晴れ上がった分冷え込んだ今朝。温水用の水道管の氷結はなかったが、バケツに1センチほどの薄氷が出来ていた。国公立の大学入試試験は大方終わりかけているようだ。元気づけに過日筑波宇宙センターで、仲間達と土産に買って居たSPACECURRY(スペイスカレー=宇宙日本食レトルトカレー)を食った子達の結果が気になる。無重力で喰う場合は、お湯で温めずに専用の過熱トレーで暖めるそうだ。我が家でも昨日試食してみた。スパイシーで濃めの味付けされていて結構美味であった。
マラソンで重き春呼ぶ市民かな
2月27日。。変わらぬ寒暖変化に今朝にいたっても体調が戻らない。こんな苛々を癒してくれた昨日の東京マラソンだった。五輪を目指す無職ランナー藤原新は2位で切符を手中にしたが、公務員ランナー川内優輝は14位で五輪の道のりは厳しくなった。共に異色のランナーに拍手を惜しまない。それをよそ目に4万人近い市民ランナーは、お祭り気分で本当の春を呼び込んでいた。
班長も知らぬ隣人春かなし
2月26日。。寒戻りで今日も鬱陶しい季節の変わり目。本当の春は未だで、今日は日中10度を越えそうにない。生活苦で電気も切られた老人と幼の死体が2ヶ月ぶりで発見された記事を見た。仲間が”都心に近い町にも似たような環境が進行中”と言い出した。一夜明けたらもぬけの殻や、越してきても隣組の人に顔を見せないまま一年以上経った家etc。遅れている春への憂いがつのる。
春雨や確定申に溢る農
2月25日。。1日おいての夜来の2度目の春雨だ。大人も子供もそれなりの戸外の計画を持っていて、がっかりであろう週末。これもチョイ長の時雨模様で夕方には止み、明日の日曜日は晴天の予報に”ホッ”のため息。旬耕予定だった農民は、今日は休みの、確定申告所の公民館に溢れていた。今日はも孫娘の国公立大の入試日。過日ロシアの3万年前の凍土で発見された「なでしこ」のごとく見事に咲いて欲しいと願う。
春雨の終るや疾きし畑の声
2月24日。。”芽吹き雨”と土地の老人が言っている春雨が来た昨日。止むや家庭菜園の仲間達が飛び出していた。乾き切って、消えなかった公園の自転車の轍も平らになって週末に集まる子供達を待っている。一雨ごとに春色は濃さを増してる。
ピクニックいつか宇宙をめざす子ら
2月23日。。こぬかだった夜来の雨が明け方から本降りになり、昼過ぎにはやんでしまった。登校の子供達が3月の遠足の話をしながら通りすぎた。今日は月例Gゴルフコンペの日だったが中止の知らせ。幸いと言うか体調を崩してあれこれの検査中だったので、過日の<筑波宇宙センターのアルバム>を見直しながら呟く。”今の子供達が老いた時の思い出話は「宇宙旅行」の体験話しになるんだろうと!”
句帳手に一期一会の梅見かな
2月22日。。平年並みの気温に戻り一気に梅が開きそうな昨今である。有名な梅園に行かずとも近くの寺や神社で事足りる。時には句帳らしきものを手にした御仁に会う。目礼でやり過ごすことが多いがが、これがご縁の始めになった利する。句仲間やブログ仲間に会うと立ち話が始まる。華やかな櫻と違って、梅の醸す出す雰囲気には何かグレーが潜んでいるようだ。
麦踏みを忘れし老となりゐたり
2月21日。。パソコンの眼休めの為に北方向に自転車を漕いで見る。昨日までは逆風だったのに南風に背を押される今日である。休耕地の多い中に点在する麦畑が麦踏を待つほどに育っていた。あらためて終戦前後を思い出す。学校帰りの子も学徒動員の学生も一斉に麦畑に狩り出されての麦踏だった。近年は農機のローラーが主体であるが、中には家族分の小作付けもあるから、時には懐かしい麦踏む姿も見られる。
早春や術後の君に添える御手
2月20日。。例年に倣って春のフラワーまつりの行事計画が次々に発表されているが自然は、今のところ20日ほどの送れで泰然自若。看板倒れにがっかりの客が多くなりそうだ。勢い、そんなのに関係ない小人数の花散策の春になりそうだ。天皇陛下の循環器の手術が無事終わり経過も良好とのこと。美智子皇后との夫婦愛に溢れるニュウすなど、最近の何より嬉しい出来事だ。