六月の慶弔印す陸奥のくに
6月30日。。東京が昨日に続く真夏日になりそうな今日。昨日は真夏日の県が今年で一番多かった。今日は天地人の荒れ模様をそのまま六月が行く。原発事故の収束や荒れる政権の中で、平泉が世界遺産に登録されたのがせめてもの復興の糧になった。復旧と復興を世界にアッピールする夏でありたい。
六月の慶弔印す陸奥のくに
6月30日。。東京が昨日に続く真夏日になりそうな今日。昨日は真夏日の県が今年で一番多かった。今日は天地人の荒れ模様をそのまま六月が行く。原発事故の収束や荒れる政権の中で、平泉が世界遺産に登録されたのがせめてもの復興の糧になった。復旧と復興を世界にアッピールする夏でありたい。
節電を競ふグラフや夏期講座
6月29日。。朝7時には既に30℃・湿度は70%昨日より早い出足である。昨日は甲府が36.8℃と全国最高温度。梅雨明けの九州を含めて真夏日が一番多い列島だった。過日のFSPC(F市シニアPCクラブ)で「節電ダービー」を習った。早速手法・実例・グラフ化のおさらいをしながら挑戦開始した。
降るほどにゐたよ昭和の雨蛙
6月28日。。近年雨蛙(青蛙)がめっきり少なくなった。水田が減り農薬など住みにくい環境は分かるが、背伸びして手に余る庭木が茂る我が古団地でもめったに泣き声を聞くことはない。一昔前は、選挙の看板の候補者の顔にもいたほどだった。同時に少なくなったのに蛇がいる。多くなったのは蝉である。樹下に残る孔の大方は蝉が残したものらしい。3日続いた梅雨間が終って今日は34℃まで上がル戸の予報。
余生なる色を重ぬや額の花
6月27日。。一頃台所の窓を覗いていた垣根薔薇に変わって「額紫陽花」が盛りを告げている。3.4年前は「紫陽花」だったのが何時の間にか「額の花」に変わってしまった。中心部の粒粒が濃紫色に輝いてから徐々に光を失っていく。人生の折り返し点に見える。台風の余波を受けた九州地方のや、震災地に続く雨と被害が心配だ。
一番殻摘むを観る老い菖蒲園
6月26日。。近くの菖蒲園は、今が1番目の花殻を摘みとる時期である。2番花を美しく咲かせる為の大切な作業と聴く。その路に並ぶ車椅子。パリ時間24日に「小笠原諸島」が25日(日本時間の今朝)に「平泉中尊寺など」が「世界遺産」に登録された。災害復興に力強い糧を得た陸奥の人たちの笑顔が嬉しい。今日は平年並の天気だというが、一昨日は39.8度、昨日は29度、今日は26度の最高気温に戸惑いは続く日曜日である。
撫子や疾(と)くに園児の消えし寺
6月25日。。”埼玉の熊谷;39.8℃。6月の国内の20年ぶりの最高気温。近郊の鳩山・寄居・久喜・秩父も39℃を超過して、熱中症150余人…”の昨日だった。街並みの気温は気象庁より数度高いのが普通だからたまらない。自宅にいたらクーラー漬でないと身が持たない。幸いサークル例会日だったから良かった。花に4季が無くなったと思う一つに、秋の季題の撫子(ナデシコ)がある。4月の市の「花フェスタ」には咲いていた。家の庭のも、1ヶ月以上も前から咲だしたのが暑さで色を失い始めた。肝心の撫子寺に秋に行ってもあった験しは無い。折りしも、女子サッカーW杯が26日からドイツで開幕する。日本の最強ナデシコチームへの期待は大きい。
仰ぎつつ自転車置く子椎の花
6月24日。。今朝5時半のラジオが熊谷は38℃と予報していた。通常体温より高いのだから、通風しても間にあわない。既に28℃の寒暖計をみながら思案にくれる。方や、続く大雨で被害拡大の各地からのニュース。上高地では、土砂崩れで観光バス21台・700人が閉じ込められ、東北は震災後始めての記録的大雨で、浸水・崩壊被害の追い討ちを受けている。
郭公がスカイツリーで啼いてゐた
6月23日。。昨日の36度に続いて今日もそれに近い真夏日である。実際の気温はこれより遥かに高いから身に堪る。正午から、「沖縄全戦没者追悼式」のTV中継を視聴した。66年経ったこの日にも、沖縄基地問題は解決いていず、世界の何処かで煙硝の匂いが絶えない。「戦争が廊下の奥に立ってゐた」の名句を思い出す。原発事故の早期収束の見通しのつかない震災地は、昨日は真夏日で今日は豪雨だと昼のTV。郭公をスカイツリーで啼かせた昨晩の夢であった。
夏至の日の午後に始まる碁大会
9月22日。。昨日に続く真夏日の当地は35℃、昨日梅雨入りしたばかりの東北も早速の梅雨間になり日射病注意の予報が出た。所属囲碁クラブの夏の大会が今日から始まる。日照りの最中を行くことと、震災後エコーの奨励・実践中の会場の冷房・照明規制を考えると億劫になる。朝から全窓を網戸にして置く。
踏ん張るてふ気配も無くてあめんぼう
6月21日。。金曜日から日曜日にかけて賑わっていた、別府沼公園・菖蒲園もいつもどうりを取戻している。Gゴルフの3組。菖蒲園見物の車椅子の老人連など。釣り人の投げ込む浮き輪に揺れる雲を追う”あめんぼう”に暫し心を置くのも至福の一時か。