粕汁に酔ふてゐる間や月代る
1月31日。。雨もなく寒旱と鋸歯状波の寒暖が続く。気が付けば今日は1月31日。旧正元旦。毎日が休みの身にも月日の速さを感じる。相変わらずの異常気象に合わせるかに、この1カ月の国内外の政治経済も近辺生活も慌ただしかった。間もなく節分に続くー立春だ。
寒ひでり白バイ潜む街外れ
1月30日。・。凡人には関係ない別世界の事がまゝ起こるから楽しい。。ホーツ!と驚きながら快挙の後を追う。田中将大のNYとの162億円契約もそうだし、30才の小保方晴子理化研ユニットリーダーの「刺激だけで新万能細胞(STAP細胞)」発見ニュースもそうだ。1個の新細胞から一人が生まれるかもそうだ。寒旱が続く今日の午前中は、校庭や公園には細塵が立ち込め運動中の子供や老人を包み込んでしまった。午后からのお湿り予報が当たらないと風邪が蔓延しそうだ。そのさなかに己も迷い込んだようだ。”くわばら・クワバラ”
蝋梅を活き返したる厨窓
1月29日。。寒旱が続いて蕾のまま終わる花枝が多い。我が家の蝋梅もその1つ。もう色を喪い、かさかさに渇ききったのを剪定した。捨てる間際に、侭よと思いながら台所の日あたる窓辺に活けてみた。それが2日後の今日の10時ごろに花をつけたのだ。
老老の着せては脱がす湯婆(たんぽ)かな
1月28日。。最低が昨日より4度低いー4度で最高は5℃高い14度の予報。こんな繰返しの昨日今日。紅梅便りを聞きながらも湯たんぽが離せない。夕食後の片付けがが終わると湯たんぽ用の湯を沸かす。2重にくるんでおいても明け方は裸が多い。時には蹴り出して寒さの倍返しを受けたり洗顔に使ったりする。我が恋人よ!
初場所や儚き夢の国技館
1月27日。。「白鵬28回目の優勝」。昨日終わった初場所は、本帯に犯人の名が出ている推理小説”だった。せめてもの救いは、本割で鶴竜が勝っての決勝戦と、ざんぎりの日本人力士遠藤の11勝だった。相撲フアンには寂しい場所が際限なく続く。
白鷺のついついつとと日脚のぶ
1月26日。。「市長選」日。市の歩け歩け初日参加は止めて体調回復に努める。妻を駅に送った帰りに投票をし、近くの沼近くに寄って暫く日向ぼこして帰る。沼にいた1匹の白鷺は近くを通る人蔭を察知しながら前後左右にツイツイと居場所を変えてやり過ごしていた。
枯蔦やそこのみ細き大欅
1月25日。。半世紀余年住みついた二の郷を新発見したTV画面を先ほど観た。8チャンの「ぶらサタ路線バスでの深谷ねぎ鍋SP]。タカトシ温水トリオ案内番組。コースは籠原駅ー日赤ー市役所ー江原の高橋農場。日赤近所の中山道巻き画の編集現場。高橋家紹介の葱味噌・葱の醤油付け・葱鍋‥など。郷土勉強の足りなさを反省したのは生粋の深谷つ子の多くも同じだろう。街興し活性化に役立つ番組だった。
凍月や昨日と同じ通夜の席
1月24日。。一息ついたかの寒さでも油断が出来ない1月下旬である。己が健康状態が悪い中、同じ年頃の知り合いの通夜が続いた。今日は昨日の血痰が心配で主治医に駆け込む。”悪性の風邪ではない...”と言いながら胸部レントゲンやCT検査をする医師。結果は未定だが幸いにも症状は治まった。暫くは安静と自重が肝心だ。琴欧州が10勝目の遠藤に敗れて大関残存が消えた。横綱を賭けながら未だ勝ち越ししていない大関稀勢の里は白鵬に屈した。生存競争は彼方此方で色々な形で展開中だ。
初場所は初の遠藤むすび前
1月23日。。初場所も今日が12日目。話題の力士は遠藤関。10勝目は大関位死守のの琴奨菊関に気合負けしてしまった。始めて一本背負い技を見た。60キロ差の栃乃若関を軽業まがいに背負い投げたのは里山関。田中将大がNYジャイアンツ入り決定。東京都知事選と当F市長選が開幕した。風邪気味だ!
蝋梅の仰ぐや打たる香りかな
1月22日。。我が家の蔭庭に1本だけの蝋梅がある。毎年程々の高さに剪定して身近に咲いた下向きの花と香りを愛でている。今年は去年の異常気象のせいか花数が少ない。それを狙った野鳥が枝上から覗き込んでは啄んで行く。思い立って長瀞の観光協会に宝登山の蝋梅の咲き具合を問う。未だ三部咲きとのことだった。