84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

稲の花

2011年08月31日 | Weblog

      復旧に励むみちのく稲の花

 8月31日。。震災復旧・復興・政経の様々の課題を残して8月が往く。大型台風12号は予報より1日はずれて、関東地方への風雨は今夜半になり、、スーパーには開店を待つ客が多い。昨日は民主党3代目の総裁野田佳彦さんが第95代首相に指名された。民主党は挙党一致を唱えて、腐心の人事が決まったが吉凶を唱える国民は多い。組閣も同じ。政権争いはやめて復旧・復興・景気回復へ直走れる人事であって欲しい。って欲しい。当地は今が 稲の花 の盛り。津波と原発事故汚染で田植もできなかった、みちのくの人々を思う。


2学期

2011年08月30日 | Weblog

    宿題の話しゆく路夏果てる

 8月30日。。”行ってらしゃい” ”行ってきます” ”おはよう…” ”おはようございます” 今日は近所の小学校の2学期が始まる日らしい。夫々の子が宿題の一杯詰まった鞄や袋を肩に両手にぶら下げて通りぬけて行く。猛暑の夏や初秋行事の都合で震災禍のなかったこの地でも夏休みの終る日にずれがあっるんだとの立ち話が聞こえる。台風11号が小笠原諸島に接近中で今日辺りから2,3日は関東地方も雨の予報。家々の干し物が眩しい。

 


鳳仙花

2011年08月29日 | Weblog

    古井戸の動くや弾く鳳仙花

 8月29日。。薄曇りながらも真夏日の暑さが戻り、開放した、部屋の湿度も70%台になった。ひととき花をなくした朝顔が、緑のカーテンの上部で咲出す中で、木蓮の黄ばみが始まった。朝と昼の温度差が増しながら秋への誘いが進んでいる。真昼を過ぎると、何かのきっかけを得て鳳仙花が弾き始め、何故か動かなかった手押し井戸が動きだした。


墨田川花火

2011年08月28日 | Weblog

     妖怪も繰出す空や花火船

 8月28日。。震災を考慮して1ヶ月遅らせた 墨田川花火大会 が昨夜あっりTV映像で楽しんだ。震災地からも現場に招かれ、震災地では各所に配置された超大型スクリーンで、慰霊と復興の糧を得た。私ことで残念なのは、近頃は体調を考慮して地域の花火大会にも出かけず間近での撮影が出来ないことだ。


法師蝉

2011年08月27日 | Weblog

      病窓に聞き耳たてる法師蝉

8月27日。。予想外に不安定な日が続く。昨日は、暑さだけで滅多に雨気のなっかった当地に、ワイパー2を2段にするほどの俄か雨があった。湿度80%・気温25度が今日に続く。夏休みが明日で終る学校に部活の声が響いている。折りしも希望の特例国債法案の成立合意を得た菅総理が退陣を表明し、後継首相の内乱が始まった。民意の”震災からの復旧・復興優先”の政治は何時の日か?。


白粉花

2011年08月26日 | Weblog

      夕鐘に父待つおさな白粉花

 8月26日。。荒れ模様で湿度が多い真夏日になりそうだ。今頃、日没前から元気になる花に”おしろいばな”がある。一本に多くの枝を出し,可憐で沢山の花をつける。うっかり足などを引っ掛けると”ぽきり”と折れてしまう。昼間は虫暑さに泣くことの多い近所の児が表に出て父を迎える光景が微笑ましい。


秋の雨

2011年08月25日 | Weblog

  いちじくや祖母は名うての疣(いぼ)殺し

 8月25日。。予報では”曇りから真夏日に戻る”であったが昨夜来からの雨が続いていて、鬱陶しい午前中である。今日は地域仲間のGゴルフ会例会コンペ。グラウンドの水溜りは増えるばかりだが、元気な老人愛好者も集まり実施した。体もスコアーカードも濡れて散々だった。模様替えした狭庭がこの雨が幸いして根付くことだろう。


囚われの蝉

2011年08月24日 | Weblog

      草蔓に捕へられたろ夜の蝉
 

 8月24日。。今日から厳しい残暑が戻りそうだ。朝方は昨夜来の24℃と同じだったが徐々に上温しつつある。明け方「朝顔に釣瓶取られてもらい水」ごとき異変が軒下であった。軒下に仕立てたゴーヤ・風船蔓・朝顔の みどりのカーテン の裏側に油蝉がバタついていた。見ると風船蔓のつるに絡みつかれてもがいている。慌てて助けたら逃げていった。酷暑の時も雨のときも彼等の仲間は軒下の葉陰が避難場所らしい。寿命の来た蝉が夜中に伸びたつるに身を任せたのか?辺りにうろついていた蟷螂が共犯だったのか?


処暑

2011年08月23日 | Weblog

   処暑の日や装い変へる己が庭

 8月23日。。今朝見た暦で「処暑」の日であることに気付いた。広辞苑を開くと「太陽の黄経が150度の時で、暑さが止み、新涼が間近い日」と出る。19日頃からの秋冷雨が今朝に続く。雨の間合いをはかって、外見の悪くなった、夏茄子やミニ向日葵などを根こそぎしたり、開花の終った朝顔の鉢を集結し始めた。跡地には、未だ生気のある鉢植えのマリーゴールドやサルビアを移植して、背後にある小菊の季節を待つつもり。


福島産の桃

2011年08月22日 | Weblog

     福島の桃なれば食む皮までも

 8月22日。。今朝方の気温はほぼ20℃。一時雨が止んだ昼過ぎにも25℃と過ごしやすい昼下がりである。気がつくと雨の間は姿を消した蝉が1匹・2匹と庭先に戻り始めている。天候に拘らず鳴かないないから目視で観察するしかない。涼しいから採るのを控えて居たゴーヤが黄色になり弾け弾け出した。暫く行方の判らなかった福島に田舎を持つ知人が突然桃や南瓜など土産に訪ねてきた。外国に嫁いだ娘の家庭に滞在していて、やっと帰国が出来福島の実家を見舞ったよし。原発とは70キロ、海からは50キロも離れてた果樹の産地が幸いして被害は少なかったようだ。明日から残暑が戻りそうだ。