７月２６日 かにかくにウーマンパワー夏祭
７月２７日 漢等の出番まだまだ神輿かな
７月２８日 少年のハンド解禁踊かな
７月２９日 デジカメの多撮多捨する祭かな
７月３０日 祭かな下駄音高き若夫婦
７月３１日 事件記事斜め読みする七月尽
祭本番の到来だ。天地の異常現象と災害、凶悪犯罪の続く中だから殊更弾み立つ。２５日から我が市は祭一色だ。駅前通りの「深谷祭・八坂祭」とと「全国高校総校」のバスケット試合。イチロウが日米通算３千本安打達成し、４千本目挑戦のスタートを記録した。隅田川の花火大会は終わったが、近隣の市町村の祭や花火大会は８月が本番だ。
７月２１日 海の日やけふこそ揚げむ国の旗
７月２２日 風鈴の加齢にじます鳴きっぷり
７月２３日 ３本のゴーヤ簾や数え歌
７月２４日 源内にお見立て願ふ鰻かな
７月２５日 大暑かな一勝のみの星取表
２１日の「海の日」に憂ありである。こじつけの祭日？とは言え、我も又、慌てて日の丸を揚げた。揚げながら猛暑に狂った脳裏が自問自答している。世界２位の先進国と囃されながら、事ある毎に支援を当てにされる。一方、食料調達率減少。石油価に絡む諸物価高騰。それに国防諸問題。北方４島、竹島、尖閣諸島。漁業権・地下石油採掘権と国防諸件は、地球温暖化と相まって萎縮の道をひた走っている。頑張れ 
7月16日 足湯して帰る庭師や苔の花
7月17日 玫瑰（はまなす）や海無し人を寄せつけず
7月18日 源泉の入口出口七変化
7月19日 ガレージや足腰残す凌霄花
7月20日 すつぴんの妻若返る古代蓮
作１9日。日本列島の一斉梅雨明け。3連休入り日。小・中・高の夏休み開始。土用の入り。朝刊に３７℃を越えた故郷の記事が載っていた。子供達に公園を返した老人達の在宅時間が増える。手作りのカレーに挑戦すべく朝から張り切っている。合間にパソコンのオサライもして身を処する。その耳に風鈴の音が心もとなく響く。 
7月11日 雷鳴の素通りしたるライブショー
7月12日 店頭を貸して七夕祭りかな
7月13日 お上にも孫にも振られ星祭
7月14日 姉が寄せ弟掬う金魚なり
7月15日 片蔭や左回りの遊歩道
実感の真夏日と熱帯夜の続いている最中の七夕祭だった。織女と牽牛は年に一度の会瀬を叶えたようだ。が？。暑さ負け老化の脳が、「7月7日＝七夕」を自問自答していた。？七夕の季語は秋である。？これからが梅雨明けの多い列島。？夏祭も花火大会もこれからだ。？ 後期高齢に括られたブロがーが、チョイの間走った中仙道街の17字印象記である。
７月６日 傘寿女の習うパソコン千日草
７月７日 サミットの衆に着せたき浴衣かな
７月８日 落人の住い暴くや栗の花
７月９日 トビウオも後期高齢川開
７月10日 人絶えぬ着付け教室夾竹桃
洞爺湖サミットが昨日終わった。世界規模の課題は一応確認されたが、国毎の損得が浮き出て、実現の手立てや数値はきわめて頼りない。最大焦点の「地球温暖化対策」が如実に語る。会議は浴衣でしたら中味の濃いものになったのかも？！ オリンピック出場選手名が決まり出した。トビウオの古橋・橋爪は後期高齢で健在。知り合いが”80歳を機にパソコンを始めたと言う。頑張ろう！ 
７月１日 傘寿待つ雄一郎や山開
７月２日 青蔦やフリーサイズのポスト口
７月３日 孵化そむや待つ目待つた目めだかの目
７月４日 たをやかや比丘尼掻き寄す沙羅の花
７月５日 味自慢そこねる百合でありにけり
今日も、昨日に続く真夏日の気配。１日の山開きに我等も挑戦。傘寿で最高齢のエベレスト挑戦を公言した三浦さん。同輩の、小学６年で富士山登頂果たした仲間と傘寿に再挑戦の、夢の計画着手である。孵化直前の 目高の卵を宿した水草１根を頂いてから生活のリズムが変ったようだ。気をもませつつ次々生まれる小さな生命。余生の身には感慨一入である。
