84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

八月逝く

2014年08月31日 | Weblog

    八月を弔ふ民やしどろ雨

今年の八月は、気象異常続きだった。集中豪雨あり旱あり。中でも広島の豪雨災害は顕著で復旧作業がしどろ雨の中で続く八月末の今日「避難勧告・指示」が解除された。


蝉むくろ

2014年08月29日 | Weblog

 天空や足掻き止めたる蝉ひとつ

短命を終えた蝉は腹を上にして転がりながら地に戻る。中には蜘蛛の井に捕まって早死にする不運のもある。風に吹かれながらも腹部を大地に向けたのを見るといとど哀れである。


2学期始まる

2014年08月28日 | Weblog

  二学期の声通りゆく古団地

朝方の学校近くの古団地街に夏休みが終わった子供たちの声が蘇った。通学路になっている古団地は、7時は頃に小学生の8寺頃には中学生の登校音で1日が始まる。

 


枝垂れ凌霄花

2014年08月27日 | Weblog

凌霄花(のうぜん)の枝垂れば通ふ登校児

天空を目指して伸び止まった凌霄花は止まらぬ勢いを地上に求めて垂れ下がる。艶ある燈赤色の大花は人目を引く。子供に人気だ。1列の登校児が傘をふり揚げながら過ぎ去った。


鈴虫の世話

2014年08月26日 | Weblog

  鈴虫に飼ひ馴らされてをりにけり

座り続けた猛暑も息切れの昨日今日。今夏は鈴虫の世話に気遣いしたが思えば鈴虫にケアーされている老い2人である。玄関・寝間寝室・厨・居間と移動させて癒しを貰っている。


枝豆の青

2014年08月25日 | Weblog

 枝豆の入れ歯に生る青さかな

夕食の定番の自作の枝豆も終わりに近く、莢(さや)一杯に堅めの実をつけ出した。茹でたのを噛むとコキコキと入れ歯を鳴らす。ゆっくりと実だししながら独特の青色を楽しんでいる。


町祭り

2014年08月24日 | Weblog

   プログラム熟(こな)してからの夏祭り

新古旧団地合同のお祭りがあった。酷暑の中、7時に祭行事を滞りなく済ませた役員諸氏に感謝あるのみ。企業指向の住宅地跡は古団地と新団地に変貌。住民意識は多様化を爆進中。踊りの輪も閑散。企画の革新も必要か? 慰労会で祭り気分に浸る役員諸氏であろう。


酷残暑

2014年08月22日 | Weblog

   暴言の許され許す残暑かな

広島のゲリラ豪雨の被害処理に自衛隊が動員されて居る最中なのに関東甲信は今日も猛暑日。堪え切れずに些細なことで当り散らては反省する自分である。