ブラジルの友の声する蝉の穴
8月31日。。続猛暑日。9時頃サンパウロのクラスメイトから帰国日程の電話があった。この時間は彼の地では午後の9時頃らしい。今は冬の時期でも20度前後で、時にコートを使う程度と言う。話は変わるが、わがの蝉のお好みの木は1本の紫木蓮である。樹下には色々な四季の花があり草取りの今朝は蝉穴が覗けた。先ほどの電話は此処からだんたんだろう。
復活の猛暑日連れや八月尽
8月30日。。猛暑日。昼前には30度を超え、3時過ぎには37度前後の関東甲信地。Gゴルフの月末コンペは10時過ぎには終える。島根・江津の局地豪雨被害を昼のニュースで見ながらエアコンの部屋で午睡する。5時過ぎの空に雨気を孕む不気味な風が吹き出した。異常な天候は9月に続きそうだ。
イプシロン上がらぬ夜や蚯蚓(みみず)鳴く
8月29日。。続真夏日。子供達の夏休みが終わりだした。今年なら切りのいい月曜の9月2日が2学期開校日なのに今年は週始めからバラバラに始まっている。学力低下対策など理由があるらしい。27日新型ロケット・イプシロンの打ち上げが失敗して来月以降になった。事前の宣伝で夏休みの自由研究にこれを選んだ子供は事のほかがっかりしたり困っただろう。夜になると、ジージーと沈む声で螻蛄(おけら)が鳴き始めた。(季語では鳴かないミミズとして趣を添う)
パソコンで昨りし一つ秋団扇
8月28日。。猛暑日。涼風の日陰を避けると体感的には35℃を超えそうな今日。パソコンで作った小物には愛着がある。根付けやTシャツやハンカチに気に入りの写真を焼き付けたものはめったに失くさない。例外は自作の団扇である。何処かに忘れてもきっと探し出す。
花束のごと四五本の新生姜
8月27日。。猛暑復活。「イプシロン」打ち上げ失敗。国産初の新型の個体燃料ロケットは世界的な関心の中で、今日午後1時過ぎに打ち上げるべく秒読みの途中に異常を自動検出して発射しなかった。残念! 昨日は全国927ケ所の気象観測所で53日ぶりに「猛暑地ゼロ」の記録だった。明ける今日は忽ち猛暑復活の天気だった。今日の俳句会の席題は「生姜」だった。
法師蝉ばかり鳴く日でありにけり
8月26日。。真夏日。「気象予報士の日」。予報士も今年の異常天候には降参したことだろう?。それでも今日は秋の気配を秘めた風が一日中あった。あちこちへの外出が多かったが何処でも”最近鳴く蝉はつくつく法師ばかりだね…”が話題の1つだった。視野に入る油蝉は鳴かず、ミンミン蝉は姿も声も無い。???。
片づけを待たぬ小雨や秋祭り
8月25日。×。昨日の町内祭りは前後の雨の中の、たった一日の好天気に恵まれて行われた。関係者の皆さん”お疲れ様でした”。昨夜のうちに片づけも終わった公園では、昨日は神輿を担いだ子供達が小雨交じりの中で元気に球を追っていた。
いちにちを貫通したり処暑の雨
8月23日。。「処暑」二十四節気の一つで立秋から一五日目で暑さが止む…(広辞苑)ボチボチと降ってはいたが早朝に始めたGゴルフの途中で雷鳴を伴う雨にずぶ濡れになってしまった。気温も今夏最低の25℃以下の一日。干上がった水源にも処暑サマサマの雨となろう。
夏一つ終はる球児の甲子園
8月22日。。続猛暑・熱帯夜。「イチロウが4千本安打達成」(日本球界で初、メジャー3人目の大記録)。「前橋育英高校(群馬)が優勝」(全国高校野球選手権記念大会)。前橋育英は初出場出初優勝の22年ぶりの記録で頂上決戦を制したのだ。最終回まで迄1点差の攻防に一服の清涼剤をもらった。2つの記録に己の1つの夏が終わったのだ。